最終更新日:2020/3/24
今こそサラリーマン投資家が活きるタイミングです。
新型コロナウィルスによって株価が大荒れの日々が続いています。
しかし、ひょしおんぬは「毎日ドルコスト平均法」での投資によって、心の平穏を保ちながらも将来の資産を大きくする準備が進んでいます。
新型コロナウィルスには感謝できませんが、パニック状態になっている市場には感謝です。
本記事では、現在のように「荒れた相場」にある時にドルコスト平均法がどのような役割を果たすのか解説していきます。
本記事を読み終わった頃にはドルコスト信者になっていることでしょう。
大荒れ相場はサラリーマン投資家の活きる道【ドルコスト平均法の効果】
ドルコスト平均法は大荒れ相場との相性が最高です。
ドルコスト平均法での投資は、株価に関わらず一定金額を積み立てることから、
- 株価が下がっていれば株を買う量が増加する
- 株価が上がっていれば株を買う量が減少する
という、地で「安値で(多めに)買って、高値では(あまり)買わない」という
投資で利益を上げるための基本行動がとれます。
よって、現在のようなパニック相場にこそドルコスト平均法による強みが発揮されます。
とはいえ、株価が右肩下がりである以上、ドルコスト平均法であろうとなかろうか、資産価値は減少していきます。
しかし次章で解説する通り、ドルコスト平均法で投資をしていると、資産額以外でも思いもよらないメリットを受けられます。
ドルコスト平均法は心穏やかに投資できる効果がある
毎日積立のドルコスト平均法で投資をしていると「株価暴落というチャンス」を逃がすことなく購入できます。
暴落により資産が減少しながらも、「安値で買ってやったぜ!」という満足感が得られ、投資に対する不安が薄れることで落ち着いたメンタルを手に入れることが可能となります。
これとは逆に「購入タイミングを計った投資」では、
「今が買いか!?」
「明日の方がもっと下げるはず!?」
「と思ってたら今日は爆上げかいっ!」
のように、常に気を張りながら市場と戦うこととなりますが、頑張ったからといって「安値で買える保証」はどこにもありません。
特に新型コロナウィルスのように、専門家でも今後の状況を読むことが容易ではない相場では、先を読んで投資することは”不可能”と言わざるを得ません。
そうして努力した結果、安値による買いのチャンスを逃がしてしまうことで、精神的ダメージを負うこととなり、人生のクオリティそのもの下げる要因となります。
中にはそうしたダメージから、損失を抱えたまま「投資家引退」という道を選択する方もいるでしょう。
実際にリーマンショック時に数えきれないほどの投資家が引退していきました。投資を継続していれば大きな資産を築けたのに…。
これを「ドルコスト平均法による投資の意外なメリット」として実際に体感しています。
とはいえ、ドルコスト平均法は決して万能な投資方法ではなく、次で解説する通り”一括投資”に劣る可能性の高い投資方法でもあります。
一括投資はドルコスト平均法とは反対の効果がある
分かりやすい例として、積立NISAのように「年間40万円まで」という制約のある中で投資する場合、「年の始めに40万円一括投資する」ことが、最も大きな利益を得られる可能性が高いです。
というのも、株式市場は基本的には右肩上がりで成長を続けているため「可能な限り早く買う」ことがもっとも大きな利益を得られるためです。
とはいえ、株価は直線的に右肩上がりをするわけではなく、大きく上下を繰り返しながら推移していきます。
よって、新型コロナウィルスによる暴落を例にとってみると、2020年1月初日に40万円投資した場合は30%の損失となっていますが、毎日積立のドルコスト平均法であれば25%の損失で済んでいます。
※毎日ドルコスト平均法では1/6~3/20で合計40万円投資したケースを想定
そのため、確率的には「一括投資の方が大きな利益が得られる可能性が高い」ながらも、大きな損失が出る可能性も高くなります。
株式投資で勝利する為の鉄則の一つは「株式市場から退場しない」ことです。
しかし、一括投資を採用すると「暴落による精神的ショックにより市場から退場してしまう」ということが、初心者投資家にはありがちです。
(「儲からないじゃん!」と逆切れして退場していきます)
とはいえ、多くのサラリーマンは「一括投資をするだけの資金」を持ち合わせてはおらず、代わりに「安定した定期収入がある」ため、「一括投資」よりも「ドルコスト平均法」を選ぶことが自然な流れとなります。
ドルコスト平均法による効果を得ることが自然な投資方法
「余剰資金(生活防衛資金を以外)があれば投資する」と考えると、「サラリーマンに余剰資金が生まれるタイミング」は毎月の給料日となりますので、自然と毎月投資をする「ドルコスト平均法」になります。
これはある意味、「大きな利益を得られる可能性の高い一括投資を毎月している」のと同義です。
すなわちサラリーマンが可能な限り高いリターンを得ようとしたら、自然と「ドルコスト平均法」で投資をすることになるわけです。
(「宝くじに当選した」とか「遺産相続をした」とかで、大金を急に手に入れない限り)
よって荒れた相場の今、サラリーマン投資家は気づかぬ間に大きなメリットを得られている状況にあります。
やったぜ!
まとめ:荒れている相場でこそドルコスト平均法の効果が高い
ここまで記事にさせてもらった通り、新型コロナウィルスによって荒れた相場となっている今は、「サラリーマン投資家によるドルコスト平均法での投資に追い風が吹いている」状況です。
また、ドルコスト平均法の中でも「毎日積立投資」を活用すると、より安定したメンタルでの投資が可能となります。
新型コロナウィルスによる暴落を「危機的状況」と受け取るのではなく「チャンス」と捉えて、たんたんと投資を継続することが、将来の資産を大きくするためのポイントだと理解しておきましょう。
でも、新型コロナウィルスの感染対策は万全にしておきましょう。
まずは免疫力向上じゃ!
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その気にさえなれば誰にでもセミリタイアできることが理解頂けるはずです。
それではまた