最終更新日:2020/3/20
ウォーレン・バフェットは「航空関連株は売らない」と明言しています。
「新型コロナウィルスによる経済的ダメージは一時的なもので、企業価値そのものを下げるものではない」との考えの元です。
2月の末頃から新型コロナウィルスの影響で、株式市場がパニック状態となっています。
こういった時は、自身の経験や考えだけに頼るのではなく、「過去の歴史」や「信頼のおける投資家の声」に耳を傾けるのが重要です。
本記事では90歳近い年齢ながらも、いまだに第一線で投資家として活躍し続ける、ウォーレン・バフェットの発言を見ながら、新型コロナウィルスの今後について考えていきたいと思います。
ウォーレン・バフェットの発言に耳を傾ける【新型コロナウィルス】
新型コロナウィルスによる影響が、特に航空業界へ大ダメージを与えています。
ウォーレン・バフェットも「新型コロナウィルスにより多大なダメージが発生しており、今後どれほどの事態になるかは分からない」と、現時点で発生している問題の大きさは認めています。
しかし「世界・人類とは問題が発生しながらも進歩を続けてきており、これからもそれは変わらない」との発言もしており、今後の世界経済発展に自信を見せています。
また、バフェット率いるバークシャー・ハザウェイが大量に保有している航空会社株について「売らない」と、はっきりと明言しています。
そして実際にデルタ航空株を買い増ししていることも判明しています。
また、過去100年の歴史を振り返り
「過去に世界大戦や恐慌、オイルショック、パンデミック等が発生しているが、NYダウ平均は66ドルから11,497ドル(なんと174倍!!)になっている」
と、幾度となく発生してきた世界的問題を乗り越えながらも大きな発展を続けていることを強調しました。
バークシャー・ハザウェイは過去最大の手元資金を保有
2020年2月の中旬ごろに、ウォーレン・バフェットは「株価の水準が高くなりすぎていて投資先がない」との発言をしつつ「手元資金が14兆円」と、過去最大の金額になっていたことを公表しています。
手元に資金を残していた理由として、「 新型コロナウィルスによる暴落」を予想していたわけではないと思いますが、「株価が暴騰しているので、何かをきっかけに暴落する危険性がある」と考えていたのだと想像できます。
「さすがウォーレン・バフェット!」と言いたくなる判断力で、「もう、バフェットの真似だけしてたらいいんじゃないの?」とすら考えてしまいます。
というわけで前述した通り、バークシャー・ハザウェイは膨大な余剰資金で航空株を追加購入しています。
- 株価高騰時には余剰資金を多めにする
- 株価暴落時に下落した株を購入する
という、タイミング投資をする投資家にとってお手本のような行動です。
が、ひょしおんぬはドルコスト平均法による積立投資家であるため、「株価が高騰中かどうか」を判断することなく、無条件でタンタンと定期購入を続けていきます。
何故なら「株価が高騰中かどうか」を判断する能力がないからだっっ!!
まとめ:世界一の投資家ウォーレン・バフェットは悲観していない
ここまで、ウォーレン・バフェットの発言を整理させて頂きました。
新型コロナウィルスにより株価は暴落していますが、ウォーレン・バフェットは全く悲観しておらず、「世界はこういった危機を何度も乗り越えてきている」といった発言をしています。
よって、一般投資家も過度に悲観することなく「よくあるコトだ」程度に考えながら、冷静に投資を続ける ことが将来の資産を大きくするための術だと心得ましょう。
ただし、現時点が底かどうかを判断することは容易ではありませんので、「今が買いだ!」と無理をして追加購入することがないよう、少額ずつタンタンと買い増ししていきましょう。
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それではまた