最近資産総額が7000万円を超え『机上ではFIREしても問題ないと言える状況』になりました。
しかし、たった7000万円ではFIREできない でも書いた通り、この程度でFIREすることはありません。
それどころか、長らく目標としてあげていた『2024年いっぱいでセミリタイア』すら実行しないかもしれません。
「じゃあ、いくらあったらFIREするのかね、君は?」
と自分に問いを投げかけてみると、
「うーん…、一億円?」
と、
おぼろげながら浮かんできたんです。
1億という数字が。
が、
なんなの?一億円って。
わたしに限らず、FIREやセミリタイアを目指している人の中にも『1億円』を目標としている人は多くいるように見受けられます。
しかし、
生活スタイル、支出額、年齢、投資スタイルなどは人によって違うためため、人によって『FIREするために必要な金額』はマチマチです。
であるのにも関わらず、多くの人が『一億円』という切りのいい金額を目標としています。
この要因の一つは、
- 将来のことは予想できないから、「○○円持っていたら問題なくFIREできる」と言うことができない
ことにありそうです。
私も机上では『7000万円あればFIREできる』と算出していますが、おぼろげながら1億円が浮かんできたことの理由の一つはこれでしょう。
しかし、それ以上にあるのが『見栄』じゃないかとも思っています。
1億円あれば、『富裕層(野村総合研究所の定義)』といわれるグループに入りますし、『億りびと』なんて表現の対象にもなります。
これは、9999万円の資産があったとしても達成することはできません。
もし仮に、9999万円しか資産がないのにも関わらず『ほぼ富裕層』『ほぼ億りびと』と自称していたら、笑われてしまうでしょう。
実質的には9999万円と1億円と差なんてほぼないのにも関わらず、です。
これを『見栄』と言わずなんと言うのでしょうか。
先に書いた通り、『先のことを読むことができないので、ゆとりをもった資産を形成しておきたい』というのはごもっともですが、
『ゆとりを持った資産額』がちょうど一億円となる必要性はありません。
それでも
- キリのいい一億円
- 見栄を張れる一億円
を目指しているということは、『いくらあればFIREできるのか、試算することを諦めている』ことにほかなりません。
これではいけません。
場合によっては自分の一生を左右する金額になるわけですから、確固たる論理をもって必要額を算出する必要があります。
仕事柄『必要となるサーバスペック』を算出することがあります。
もちろん、用途やデータ量、同時接続ユーザ数などによってある程度の計算はするわけですが、それによって将来まで安心なスペックを出せるはずもなく、最終的には「えいやっ!」と決めてしまう他ありません。
そのうえで、利用状況に応じて補強をしていきます。
結局のところ『FIREに必要な額』も同じように、
- ある程度は思い切ってきめる
- それで100%安心ではないので、状況に応じて対応する
しかないのでしょう。
というわけで、
いくらあればFIREできるのか試算することを諦めて、ぼんやりと1億円を目指そうと思いま~す
いや、待てよ…。
そもそもFIREを目指してなったわw
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