先日書いた通り、SpaceX株を4株ほど持っています。
現在SpaceXの株価は192ドルほどで、上場時の135ドルから42%ほど上昇しているため、私の含み益は日本円にすると3.6万円ほどになりました。
少額であることもあってこれを当面売る予定はないのですが、各所から
「SpaceXは割高である」
との声が聞こえてきているので、少しばかり気にしています。
そんな中、
「SpaceXは63ドルが適正な株価である」
とする、モーニングスターの記事がありました。
Why We Think the SpaceX IPO Is Overvalued
これには安堵。
SpaceX株は長期保有する覚悟でいるわけですが、これに向けて
「株価が10分の一になってもいい。最悪消滅してもいい」
と思っていたので、モーニングスターのような『IPOへの熱狂に対して否定的なスタンスをとっている組織』が「現在の株価は、適正価格のたった3倍にしかなっていない」と評してくれているわけですから、とても心強いです。
しかも、
「もっとも楽観的なシナリオでは154ドルまで上昇する」
と予想しているわけですから、もう小躍りものですよ。
ちなみに、モーニングスターは以下のように株価を予想しており、

もっとも楽観的なムーンショットシナリオ(一番右)では、「AIも宇宙産業もスターリンクも大成功したら154ドルの価値になる!」とし、
悲観的なシナリオ(一番右)では「AIが失敗し宇宙産業等もイマイチだったら40ドルの価値しかない!」としています。
なお、『大成功』とは、
- 2035年までに、1日1回程度の再利用可能なスターシップ打ち上げを実施できるようになる
- 軌道上AIプラットフォームが機能し、地上コンピューティングよりも運用コスト面で優位性を獲得する
を指しています。
また、SpaceXには惑星間植民地化や月面工場といったプロジェクト(野望?)も持っていますが、モーニングスターは
- これらプロジェクトには莫大な予算が必要であり、場合によっては新株発行による株式価値を棄損するリスクもあるため評価しない(株価予想に含めない)
としております。
つまり、これらにも成功すれば、もっと株価も上昇するわけか…!
と、短絡的に受け取りましたので、夢を見ながら長期保有を続けようと思うのでした。
最後に
といった感じでモーニングスターの記事を見ながらあーだこーだ言ってまいりました。
SpaceXの壮大なプロジェクトが成功するか否かは、モーニングスターどころかイーロン・マスクですら予想しきれないでしょうから、雰囲気だけでIPOに参加した私ごとにきには微塵も分かりません。
まったく分かりません。
それでも、現時点では売る予定はありません。
というのも、ある意味で『宝くじ』だと思って保有しているからです。
あるものに賭ける時、期待値が低かったところでそれを穴埋めできるだけの興奮や喜びが手に入るのであれば、悪い賭けではありません。
『投資で儲けたお金で娯楽を楽しむ』のと『投資そのものを娯楽とする』とに効用の差はないと考えるからです。
そう考えると、
「4株当選はちょうど良い金額でよかったなぁ…」
と思います。
これが「50株当選!」となっていたら、宝くじ感覚ではいられず、売り時を必死に考えるような事態になっていたでしょうから。
と、必死になって長期保有を正当化しようとしているあたり、
「”選択支持バイアス(自分の選択を実体以上に高評価する。自分の選択を正当化しようとする。)”って、むちゃくちゃ強いんだな…!」
「こんな自分が個別株投資に力を入れたら大変なことになるわ…!」
という恐怖を覚えています。
そのうえで、「恐怖を覚えるぜ…」と言いながらもSpaceXを売らない私にも恐怖を覚えます。
インデックス投資(ほぼ)一本でやってきた私が、「割高だ」と言われているIPOにチャレンジし、しかも長期ホールドを宣言するようなことになっているわけですから…。
株式投資、おそるべし。
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