少し遅れ気味ではありますが、2022年の予想と目標を語っていきたいと思います。
全世界の株式市場の予想
2022年の前半は上下に激しく乱高下し、中盤から後半にかけてゆるやかに下落します。
願望としては「暴落してくれ!」と思っていますが、暴落ではなくゆるやかに下降していくと考えています。
『下落』も願望かもしれませんがw
いまの株式市場は、明らかに『割高』な状態にあると言えます。
そして、直近2年のVT(全世界株式)の推移を見ると、コロナショック後に急速な上昇を見せたものの、ここ数か月は停滞しているような状況にあります。
※2020年1月時点を起点とした変化率
この状況は
- 「上げすぎ」と考え、売り抜けている人々
- 「まだ上がる」と考え、値が下がると買いに走る人々
が拮抗している状態にあるように見えます。
つまり、「まだ上がる」と考えている人々が心変わりするようなちょっとしたイベントでもあれば、下降トレンドとなりうるわけです。
巷では「インフレが~」とか「利上げが~」等々が叫ばれており、これらによって株価が左右されるような言い方をされることが多々ありますが、私としては
「これだけ財政出動していたら、インフレになることも、近いうちに利上げされることも、誰だって分かっていたろ」
と考えているので、こんな読みやすい現象(インフレ、利上げ)が株価の値動きを左右するとは思いません。
よって、シンプルに株価と割高感だけを見て予想してみました。
また、過去のバブル崩壊の事例を見ると
- 暴騰→乱高下→暴落
といったパターンが多々見受けられるわけですが、今回は
- まぁまぁな上昇→横ばい
と落ち着いた動きをしているので、「暴落ではなく、ゆるやかに下落していく」と予想させてもらいました。
とはいえ、米ハイテク銘柄は暴落すると予想しています。
ハイテク銘柄の予想
近ごろ人気の、NASDAQ100=米ハイテクETF:QQQの2年の推移を見てみましょう。
※2020年1月時点を起点とした変化率
比べてみると
- 全世界株式は、ここ2年で31%増
- 米ハイテクは、ここ2年で78%増
ということで、恐ろしいほどの暴騰をしています。
つまり、先ほど書いた過去の暴落事例でよくある
- 暴騰→乱高下→暴落
に当てはまる可能性があるというわけです。
この暴落は、レバレッジを掛けて投資をしていれば、さらに大きな値動きとなります。
レバナスは大暴落
というわけで、NASDAQ100にレバレッジを掛け投資する『通称レバナス』の1種でもあるETF『TQQQ』を見ていきましょう。
比べてみると、
- 全世界株式は、ここ2年で31%増
- 米ハイテクは、ここ2年で78%増
- レバナスは、ここ2年で232%増
と圧倒的です。
グラフをまとめると、
と、VTだけでなくQQQですら横ばいに見えてしまうほどのリターンです。
これは、暴落しないとおかしいでしょう!!!
…はい、嫉妬からくる願望ですね。
とはいえ、
- レバレッジ投資は『右片上がり期』にのみ有利な投資法
であり、『右肩下がり期』だけでなく『横ばい期』にも弱い投資法です。
また、長期投資で勝つための鉄則は『市場から退場しないこと』ですが、
- レバレッジ投資は、市場からの強制退場がありうる投資法
です。
実際に、一時期は世界中で賞賛されていたレベルの投資家達でさえ、レバレッジ投資によって破綻しています。
参考記事:レジェンド投資家の大失敗に学ぶ『ビッグミステイク』
よって、
よって…、
嫉妬ではありません。
さて、嫉妬つながり(?)で、暗号資産(元仮想通貨)についても予想していきましょう。
暗号資産(元仮想通貨)は投機対象として生き残る
いまや『通貨』と名乗るコトすら許されなくなった暗号資産(元仮想通貨)は、いまのまま投機の対象として生き残るでしょう。
こちらの記事などから、暗号資産の歴史やら現状やらを学んだことで
- 暗号資産が『通貨』として生き残る可能性は皆無
だと強く感じています。
つまり
- 『通貨』としての実用面から見た暗号資産の価値はほぼゼロ
だというコトです。
そして、それは多くの投資家が理解していはずです。
実際に「暗号資産を『通貨』として使うために持っている」と言う人はほとんどいないでしょう。
で、あるのにも関わらず、わりとまともな価格をキープできているのは、『過去に価格を爆上げしてきた』という実績につられ、「爆上げをもう一度」という『夢』を追いかけて投資している人々が多くいるためだと考えられます。
世界中の政府が暗号資産を検討・検証しており、暗号資産に『通貨としての将来性=価値』がないことは明白になりつつあります。
それでも価格が下落していないということは、『通貨』ではなく『夢』を追い求めている人が集まっているということなのではないでしょうか。
「そんな人いないよ」
と思う方もいるでしょうが、パチンコやカジノ、宝くじでのように『やればやるほど損する』と分かり切っているギャンブルにさえ多くの人が惹かれている現状を踏まえると、暗号資産に対しても『夢』を追い求める人が集まり続けそうな気はしています。
よって、
- これからも暗号資産は『ギャンブル』のひとつとして残り続ける
と想像しています。
さて、最後に個人的目標を少しだけ書いておきます…。
2022年のスパコンSE的目標
セミリタイアに向けて440万円を追加投資する
これは今までと同じ目標ですね。
セミリタイアのために、労働収入によって手に入れたお金のうち440万円を投資にまわします。
『総資産額』は、投資リターンによって大きく左右され、投資リターンは自分の努力によってどうにかなるモノではないので、『投入する金額』を目標とします。
まぁ、余裕で達成できる目標でしょう。
生活をラクにするモノを見つける
このブログではあまり語っていませんが、私は結構ガジェット好きで『便利家電』や『生産性が向上するサプリ』『家事をラクにするツール』などを常に求めています。
しかし、よくあげられる
- 洗濯乾燥機
- ロボット掃除機
- 食洗器
といった定番の品は当然そろっているので、『あまり知られていないモノ』を探しています。
例えば、
- レーザー脱毛器
- ナイトレスト(安眠サプリ)
- HIITトレーニング
みたいなものです。
セミリタイアを目指しているのは『豊かな人生を送るため』なので、『人生が豊かになるモノ』は積極的に取り入れていきたいと思います。
ちなみに、この『モノ』の中には、『健康法』や『運動法』も入ります。
セミリタイアできたとしても、病気がちだったり、体力がなかったりしたら意味ありませんからね。
今年も何か一つは見つけたいなぁ…。
全身脱毛する
上で『レーザー脱毛器』と書いて思い出しましたが、2022年には全身脱毛します!!
(正確には『全身』ではありませんが、詳しく書くのはひかえます)
1年半ほど前に家庭用のレーザー脱毛器を買って、『ヒゲ』や『ワキ』『指』といった気になる箇所は完璧と言っていいほどなくなりましたが、もっと広範囲を攻めていくこととします。
本当はもっと早くから手を付けたかったわけですが、あまりにも痛いので去年までは逃げてしまっていました。
しかし、2022年こそはやるぞ!!
ツルツルになって快適ライフを送るのだー!!
ベンチプレスの最大重量を『体重×1.8』にあげる
これもこのブログで語ることはほとんどありませんが、私の趣味の一つに『筋トレ』があり、その中でも『ベンチプレス』には力を入れています。
自宅にベンチ台があるほどです。
で、いまのMAX挙上重量が『体重×1.67倍(体重60kgの人であれば、ベンチプレスで100.2kgあげられる)』なので、これを1.8倍にまで持っていきたいと思います。
MAX重要(kg)を目標にしてしまうと、ガンガン体重を増やすことで達成できてしまうので、あくまで『体重×1.8倍』とします。
なお、ベンチ台の置いてある部屋は『将来の子ども部屋』なので、子ども(現5歳)が「自分の部屋が欲しい~」と言いだして部屋を奪われる前に『体重×2倍』までもっていくのが最終目標です。
38歳のスパコンSEには厳しい目標かもしれませんが、在宅勤務を利用して(?)目標を達成したいと思います!!
まとめ
といった感じで、予想と目標を書かせてもらいました。
予想をまとめると、
- 全世界の株式市場は、2022年中盤からゆるやかに下落する
- ハイテク銘柄は、暴落する
- レバナスは、大暴落する
- 暗号資産(元仮想通貨)は投機対象として生き残る
といった感じになります。
『予想』と言いつつ、ほぼ『願望』のような気もしなくはありませんがw
このブログで何度も書いている通り、
- ほとんどの個人投資家にとって、インデックス投資が最適解
だということは理解しているつもりですが、それでも大儲けしている人々を見ると、正直に言って
「いいなぁ…」
「そっちに乗り換えようかなぁ…」
なんて『邪念』が出てきてしまうこともあります。
しかし、この記事を本音で書くことによってそのような『邪念』が昇華できたようで、非常にスッキリしました。
これで、2022年も落ち着いてインデックス投資を継続することができそうです。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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