本ブログの筆者であるスパコンSEの、
2022年2月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。
※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。
「全然減ってない！」
というのが、今月の感想です。
SNSなどから
- 暴落した！
- もう退場します
といったネガティブな声が多く届いていたので、「今月は大きく資産が減ってそうだなぁ…」と何となく思っていましたが、実際はそんなことありませんでした。
むしろ順調すぎるくらいで「見えない落とし穴が待っているんじゃないか…」と不安になるくらいです。
＜目次＞
セミリタイアに向けての資産・評価損益推移
というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。
■グラフの説明
・総金融資産：オレンジ色棒グラフ：投資信託や株の合計金額：左目盛（住宅ローン・不動産を除く）
・目標（105%複利）：黒色直線：毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。：左目盛
・投資損益：青色線グラフ：投資によって得られた損益：右目盛
目標のラインは「2024年末（筆者41歳）に約4500万円を保有」が到着点として設定しており、それだけの資産（と、ちょっとした収入）があれば夫婦＋子一人は生きていけると考えています。
（セミリタイア後にも投資を継続し、年利5%程度のリターンを期待しています）
参考記事：子持ち夫婦のセミリタイア後の生活費をシミュレーション【微収入有り版】
2024年末に夫婦ともに退職した場合、年間270万円の資産を取り崩しながら生活（462万円支出・192万円の収入）すると、65歳時点で2300万円の資産が残っている予定です。
なお、セミリタイア後には『自分の好きなことで稼ぐ』予定なので、それによる収入額に応じて支出額を臨機応変に変更することになります。
参考記事：筆者が41歳4500万円でセミリタイアした後の生活について
とはいえ、しょせん『目標』なので、場合によっては「仕事を継続する」など、その時の状況に合わせて計画を変更する必要性が出てくる可能性は十分あると考えています（逆にもっと早く引退できる可能性もありますが）
現在の資産状況
2022年1月初旬時点での総資産は3686万円となりました。
状況を簡単に整理すると
- 目標金額（2559万円）を1080万円ほど上回っている
- トータルの投資損益はプラス1038万円
- 総資産は先月よりマイナス94万円
となりました。
総資産が94万円ほど減りましたが、相変わらず『セミリタイア計画で目標としていた資産額』よりも1000万円以上資産が多い状態となっています。
毎年440万円分を追加投資する計画となっているので、
- およそ2年ほど計画が前倒しされている
とも言える状況にあります。
順調すぎまする…。
セミリタイア達成に向けた今後の戦略
2022年1月を振り返ってみると、
- 金利の上昇によって、株価が乱高下した
- 乱高下によって『売り』『買い』のタイミングを誤った人が大損した
- また、NASDAQに代表されるハイテク銘柄が大きく値を下げた
- とくに、最近人気を集めていたレバレッジ商品を買っている人は大ダメージを受けた
た事態が起きていました。
これによって、冒頭でも書いた通りSNS上で、
「引退します」
と宣言する人が出てくるほどでした。
しかし、インデックス投資家である私にとって先月は『なんの動きもないタダの一ヵ月』でしかありませんでした。
それは、
- 広く分散したインデックス投資信託を
- （定期購入を除く）『買い』も『売り』もすることなく
- いままで通りボーっと買い続けていたから
に他ありません。
言い方を変えると、
- 暴落する前に逃げ出そう！
- 集中投資で一発当ててやろう！
- レバレッジを掛けて効率よく資産を増やそう！
といった、
- 『投資パフォーマンスを上げようとする努力』を放棄していたので、ダメージを回避することができた。
とも言えます。
まさに『株式市場は敗者のゲーム』という言葉がピッタリですね。
とはいえ、『努力』を放棄しているので、
- 一発当てて大金持ちになる
- 短期間で大儲けする
といった成功をすることはできませんが、
- テキトーに4年半投資してきただけで、『3600万円以上の資産』と『1000万円を超えるリターン』が手に入った
という実績に、私は満足しています。
よって、これからも投資スタンスを変えるつもりはありません。
まとめ ：セミリタイアに向けて資産は順調に推移している
といった感じで、現状を報告させてもらいました。
過去を振り返ると『順調』しかなく、「予定よりも早くセミリタイアできるんじゃね？」と油断したくなる気持ちも出てきます。
しかし『株価は収斂する』ことが過去の推移から明らかで、
- 株価が大きく上がり続けると、いつか大きく下げる時がくる
と考えています。
よって、今後発生するであろう暴落時に、あせって資産を売ることがないよう、以下のように心構えだけはしておきます。
「（過去最高値は）3780万円を保有していたので、暴落時には資産額が1890万円（半分）になるかもしれないが恐れる必要はない。
予想通りだ。むしろ買い増しするチャンスだ。」
これは、今まさに必要な心構えとなってきています。
何度でも、繰り返し自分に言い聞かせていきたいと思います。
セミリタイア予定日まで残り2年11か月！（残り1059日、1681日経過）
筆者は、この調子でたんたんと投資&節約を続けていくことで、同世代の人たちよりも『20年以上は先にセミリタイア』させてもらいます。
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