最終更新日:2020/12/28
三菱UFJ国際投信が、主にネット証券で販売されている投資信託について調査したところ、
- 2019年10月から14か月連続で資金の流入超が続いている
- ネット証券の口座数が9月までの6か月間で100万口座増
- 11月末時点の投信残高は2.5兆円と、2年で倍増
とポジティブな結果が目白押しでした。
「素晴らしい!」の一言です。
会員限定記事ですが、ネット証券 投信販売急増: 日本経済新聞という記事があったので、そこも参考にしつつ考察していきたいと思います。
紹介記事では、『コロナによる暴落』『在宅勤務による自由時間増』がきっかけで、投資家、投資額が増えていると分析しています。
また、投資先は
- 先進国:50%弱
- 国内 :10%程
となっており、ひと昔前の『株式投資といえば、日本の株』というよろしくない考えが消えており、(アメリカ率が高いのでしょうが)広く先進国に分散されているのも素晴らしいポイントの一つです。
さらに、以下記事で書いた通り、日本には『逆張り思考』を持っている個人投資家が多く、『評価額が上がったから売る』というケースが多かったのですが、
NISA、積立NISAといった『途中で売ったらもったいない制度』が広がりつつある影響で、その傾向が少なくなってきました。
個人向け投資信託残高が過去最高に【投資成績を上げる為のヒントがチラ見え】
素晴らしい!
日本は少子高齢化によって、経済が縮小していく可能性が高いです。
しかし、日本には『大量の個人資産@現金』が存在しているため、これが海外投資に回されることになれば、海外からの収益が大きくふくらむことになり、ひいては日本全体が豊かになっていくことが期待できます。
参考記事:日銀が個人の金融資産を発表【投資比率の低さは日本の伸びしろでもある】
実際に2019年時点の日本は
- 貿易黒字 :0.55兆円
- 証券投資黒字:9.51兆円
と、圧倒的に証券投資による収益が大きくなっており、『輸出で稼いでいる国』と言われていた日本は変化しつつあります。
(ついでに観光業でも2.64兆円の黒字となっており、観光立国としても成功しつつあります)
日本にある、およそ1000兆円の個人資産(現金)の半分が海外投資に回されるようになり、年利5%のリターンが得られれば
- 25兆円の投資黒字 = 500兆円 × 5%
が毎年のように得られるようになるわけです。
この調子で投資が広がっていけば、日本の未来は明るいと言えそうです。
というわけで、筆者(ひょしおんぬ)は、自ら投資することは当然として、微力ながらも投資を広げる活動を続けていき、日本が豊かになることに期待したいと思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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