長期投資に関する統計モデルを解説されているつくだに博士がいいものを提供してくれました。
「ゾーン別取り崩し戦略」FIREシミュレーター公開🔥
— つくだに (@golden_inago) 2025年11月22日
モデルケース作成にご協力くださった皆様 @manbou1717 @pokepoke_coints @pan_duk @k_invest @_teeeeest @hyoshionnu (+匿名の方々)、ありがとうございました!
詳細noteはこちら。https://t.co/n819LkB9Oc
使ったら感想ください〜🙇
それがこちら(FIRE Simulation)で、FIRE後の資産の推移をシミュレーションしてくれるモノです。
FIRE後の計画としては『4%ルール』が定番ではありますが、これは毎年一定額を取り崩すことになるため、
- 株価が暴落したら「こんなに崩しても大丈夫かいな…」と思いながら取り崩す
- 株価が順調でも「こんなに資産があるのに、こんだけしか使わないの…?」と思いながら取り崩す
と、現実とはかけ離れた計画となっています。
しかし、つくだに博士のシミュレーションでは、投資リターンを(事前に設定した値に基づいて)ランダムに計算しつつ
- 平時の取り崩し額
- 想定より資産が減った状況での取り崩し額
- 想定より資産が増えた状況での取り崩し額
を設定しておくことで、よりリアルな資産の推移をシミュレーションしてくれます。
なお、私の考える条件で一度だけ実行したシミュレーション結果は、

のように推移し、50回計算した結果を重ね合わせると、

となります。
グラフ上の黄色エリアは『ちょっと危ないから支出を減らそう!ゾーン』で、
グラフ上の桃色エリアは『かなり危険だからFIRE卒業だ!ゾーン』となっております。
見ての通り、黄色エリアにはしょっちゅう滞在しますし、5000回シミュレーションした結果からは、『38.8%は桃色エリアに入る=FIRE卒業が必要』こととなりました。
うん。
「FIREした!」なんて言えませんなw
『セミリタイア』とうたっておいてセーフ!
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なお、私は、
- 期待リターン:5%
- リスク:15%
と定義してシミュレーションしましたが、期待リターンを10%にまであげてしまうと『FIRE卒業する可能性は2.4%』にまで減少しました。
さらに、S&P500の直近5年間のリターンである24%を採用してしまうと『FIRE卒業する可能性は0%』となります。
将来のリスク・リターンを知ることはできないわけなので、致し方ないことではありますが、
- 楽観的な人はシミュレーション結果が良くでる
- 悲観的な人はシミュレーション結果が悪くでる
ことになります。
ここら辺はシミュレーターの難しいところですが、楽観的な人は厳しい結果が出たところで楽観視するでしょうから、どうしようもないトコロですし、どうにかしようとするべきトコロでもないかもしれません。
が、ここら辺『過去の実質リターンからランダムで値を抽出してシミュレーションに使う』なんてことをすると、お調子者もより精度の高いシミュレーション結果が得られるかもしれませんね。
その『過去のリターン』に何を採用するかが、また難しいところですが…。
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そんなわけで、つくだに博士の提供してくれている素晴らしいシミュレーションを紹介させてもらいました。
ここまでリアルなシミュレーションができるモノを他に知りません。
未来のことは分かりませんが、『どれくらいの確率でどうなりそうか?』をある程度知っておくことはできます。
この結果を見て、「もう少し資産を貯めよう」や「これ以上働く必要はない」と感じた内容は、今後の行動の指針の一つとなるでしょう。
というわけで、FIREを検討されている方は是非ともトライしてみてくださいませ。
ちなみにこれ、取り崩し額をマイナスにすると『収入のある方の貯蓄シミュレータ』にもなりそうですし、
以下画像の例のように入力すると、『〇年後にFIREしたケースのシミュレーション』もできそうです。

よかったらお試しくださいませ。
最後に、素晴らしいシミュレータを提供してくれたつくだに博士に感謝!!
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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