
世の中には『証券担保ローン』なるものが存在しており、
- お金持ちが株式などの証券を担保にお金を借りて、そのお金で投資することでよりお金持ちになっていく
なんてことが起きております。
うーん、魅力的。
例えば楽天証券の証券担保ローンは、
| 借入金額 | 金利(年) |
|---|---|
| 1,000万円超 | 1.875% |
| 100万円超〜1,000万円以下 | 2.875% |
| 100万円以下 | 3.875% |
となっており、そこらへんの消費者金融やカードローンより低い金利で借りられるのはもちろんのこと、そこらへんのカーローンや、場合によっては事業用のローンよりも安い金利でお金が借りられます。
仮に、投資リターンを5%とするのであれば、証券担保ローンでお金を借りて、そのお金で投資した方が賢いということになります。
え~
借りちゃう?
なお担保にできるものは、楽天では、
- 国内上場株式
- 国内ETF
- 国内REIT
の3つで、SBI証券では
- 株券
- 協同組織金融機関(例:信金中央金庫)の優先出資証券
- 投資証券(例:REIT)
- 投資信託の受益証券(例:ETF) ※非上場の投資信託は対象外
- 受益証券発行信託の受益証券(例:ETN)
となっております。
私のメインの投資先であるオルカンは非上場の投資信託ですから、楽天・SBIどちらでも担保とすることができません。
しかし、ETFは担保とすることが可能なわけですから、オルカンから『近しい性質をもったETF』に乗り換えることで、これを担保にお金を借りることができます。
借りれちゃいます。
か、借りちゃう…?
楽天証券の借り入れ上限は担保額の60%なので、1億円を担保とすれば6000万円まで借りられます。
仮に、暴落によって担保が5000万円にまで値下がりしたとしても、3000万円以内の借り入れであれば、追証を求められることもありません。
よって、1000万円、2000万円くらいであればリスクは小さく、金利も痛くないし、借りちゃうのもありかもしれない…。
デメリット
と、正直思わないでもありませんが、デメリットも考えておきたいと思います。
当然ですが、
- 株式市場が不調であれば、資産が減ったうえに借金の金利がのしかかる
ことになります。
とはいえ、この『不調期』を耐えられるのであれば、
- 2%という低金利で借りたお金で、5%のリターンが手に入る
わけなので、とても割りのよい賭けであると言えるのかもしれません。
もちろん、『市場の不調に耐え続けたことで、ダメージがどんどん大きくなる』となる可能性も大いにありますが、そもそも株式投資とは『必ずしも儲かるわけではないが、儲かる可能性の高い方に賭ける行為』であるため、『低い金利で借金して投資』はそれほどおかしな考え方ではありません。
しかし、いざ不調な市場に出会ったとき、本当に耐え続けられるかどうかに不安が残ります。その時に自分のメンタルがどうなっているのか分からないためです。
株式投資はただでさえリスクが高く、時には50%を超えるような暴落も発生します。
『株式投資は長期投資をしていれば高い可能性でリターンが手に入る』と言われているわけなので、みながそれを信じ切り「なにがあっても売らない!」と強い意志で耐えることができれば、そもそも暴落が発生することすらありません。
しかし、暴落するということは、多くの人が「このまま持ち続けると危険だ!」と考えていることに他なりません(もちろん、投機売りも多いでしょうが)
おそらく、SNS上も阿鼻叫喚といった様相になることでしょう。
そんな中、「みんなが売り逃げているけど、自分は売らない!」とするのは想像よりも難しいでしょう。
さらに、借金して投資しているのであればなおさらです。
目を閉じてみると、
- 株価下落
- いつまでも上昇しない株価
- ビビッて株式を売っ払って借金を返済
- その後、市場がすぐに回復
という悲惨なケースが思い浮かびます。
あかん。
耐える自信はある
とはいえ、現時点では『例え暴落に遭遇しても、回復するまで持ちこたえる自信』があります。
現時点では。
私は比較的に辛抱強いタイプだと自負しています。
また、いつも『悲惨な未来』を想像しながら生きているため、暴落に対する心構えもできているつもりです。
しかし、いざ暴落に出会ったときにどうなるのかは分かりません。
リーマンショックに遭遇した時には「買い時だ」と思いました。
コロナショックに遭遇した時には「買い時だ」と思いました。
しかし、当時とは環境も年齢も異なり、自分の考え方すら変わっている可能性が高いです。
さらに、その『分からないリスク』を織り込んで借金したとて、たった1000万円、2000万円の借金から手に入るリターンは大きくありません。利払いもあるわけですから、なおさらです。
そう考えると、
- 『借金することで手に入るであろうリターン』よりも『借金することのリスク』の方が大きい
となります。
よって、私は証券担保ローンを利用してまで投資資金を増やそうとは思いません。
とはいえ、これはわたしの考えでしかなく、人によっては、金額によっては良い選択となるのだろうとは言えるでしょうから
「借金して投資するなんて怖い!」
と頭から否定することなく、検討してみても良いかもしれませんね。
私には必要のないものでしたが。
しかし!
とか言っておいてなんなんですけど、私は現時点で住宅ローン&カーローンで2000万円くらい借りていながらも全力で投資しているので、すでに『借金してオルカンを買う』を実践しているんですけどねw
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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