つい先日、下のツイートを読んでハッとさせられました。
他であまり見ない切り口かと思うけど、運用・証券会社別の保有資産。
— とある庶民のインデさん (@Toaru_shomin) 2022年12月24日
シンプルがベストなのはわかるけど、1つの証券会社・1つの商品全ツッパは、僕には怖くてできない。
オルカンって、いつ設定されたかご存じ?
2018年の10月だったかな。まだ4年とちょっと。
全財産を預けるには心もとない。 pic.twitter.com/Q561nbDRVi
私は楽天証券の口座しか持っておらず、投資している商品も『eMAXIS Slimeシリーズの商品(三菱UFJ国際投信の商品)』ばかりと、かなり集中しています。
投資信託は、関連する機関が破綻してしまったとしても『投資家の資産が守られる制度』が作られています。
例えば、
- 利用している楽天証券が破綻したとしても、投資家の資産は信託銀行(eMAXIS Slimeであれば三菱UFJ信託銀行株式会社)が管理しているので、ダメージを受けることはない
- eMAXIS Slimeシリーズの運用会社(三菱UFJ国際投信)が破綻したとしても、(上と同じく)信託銀行にある私の資産への影響はない
- 信託銀行が破綻したとしても、『”投資家のお金”は”信託銀行の資産”と別に管理しなければならない』というルール(分別管理)があるため、私の資産がなくなるわけではない
などなど、『なにかあっても投資家の資産は守られる』ような制度になっています。
実際に、去年話題となったFTXの破綻の際には、アメリカで「FTXの資産は分別管理されていないため、投資家の元に資産がもどってくる可能性は低い」といった騒ぎになりましたが、
日本には『分別管理』のルールがあったおかげで、『FTX ”Japan”』の口座にあった暗号資産は、2023年2月ごろには投資家のもとに返還される見込みとなっています。
しかし、『分別管理をしていない(ルールを破っている)信託銀行の破綻』が絶対にない、とは言えません。
世の中のすべての人がルール(法律)を守るのであればその心配はいりませんが、残念ながらそうではありません。
そこで、日本投資者保護基金によって、
- ルールを破って分別管理をしていなかった信託銀行が破綻したケースでも、投資家の資産を1000万円までは保証する
という仕組みが準備されています。
しかし、1000万円しか保証されないため『数千万円を貯めて、セミリタイアしようとしている私』にとっては、致命的なダメージとなってしまいます。
そこで、
口座、商品を分けることにしました!
まだしっかりと検討したわけではありませんが、
- 『投信マイレージ(投信を保有しているだけでポイントがもらえる)』のあるSBI証券への一部資産の移管
を考えています。
以前は楽天証券でも『投資信託の保有額に応じたポイント還元』があったのですが、それがなくなったために楽天証券に多くの資産を預けておく必要がなくなりました。
「楽天のメリットが減ったから、いつかどっかに移管したいな~」
とは思っていたものの、
「いつかやろう」
と先延ばしし続けてきました。
しかし!
今回とある庶民のインデさんから良い機会を頂いたので、
今月中には移管作業に取り掛かるコトをここに宣言します!
今回の件と言い、リバランスはしないでも書いた「為替を軽く見ていた件」と言い、
「まだまだ勉強が足りないな~」
と反省しております。
『インデックス投資そのもの』はカンタンなモノで悩む余地はさほどありませんが、『資産運用』という広い行為については、しっかりと情報収集しなければならないようですね。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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