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【当たり前】人気の銘柄、投資信託を買ってはいけない理由、について考察

最終更新日:2020/10/14

 

GAFAMに代表される、米ハイテク株への人気が過熱していますが、人気銘柄への投資については慎重になる必要があります。

 

と、そんなことを書き始めたのはよく考えれば当然…「人気の投資信託」を買ってはいけないワケ という、(一部は)非常に賛同できる記事が見かけたからです。

というわけで、その記事を紹介しつつ考察していこうと思います。

 

<目次>

 

人気の銘柄、投資信託を買ってはいけない理由

人気の銘柄、投資信託を買ってはいけない理由

タイトルの通りですが、人気の銘柄を買っても報われない可能性が高いです。

 

その理由を、紹介している記事では図表で分かりやすく書いてくれています。

人気の投資信託を買ってはいけない理由

この図表では投資信託に限った話をしていますが、基本的には個別銘柄も同じです。

対象の銘柄が話題になれば、株価は上昇し、株価が好調に上昇していることが理由で、その銘柄の人気が高まります。

つまり、その銘柄の人気がピークになったタイミングでは、すでに『割高な銘柄』となっている可能性が高いわけです。

 

その理由を、さらに考察していきます。

 

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『○○が好調だ』と報道されるようになったら終わりが近い

当然ですが、株価は『欲しい』と思った人がいる限り上がり続けます。

逆に『欲しい』と思う人がいなくなれば、値が下がりだします。

つまり、

  • 早いタイミングで『欲しい』と思った人(買った人)はリターンを得られる
  • 遅いタイミングで『欲しい』と思った人(買った人)は損をする

となるわけです。

 

最後に『欲しい』と思った人が買ったタイミングが『その銘柄の最高値』となり、それ以降は売られ続け、株価は下がります。

 

そして『欲しい』と思うタイミングは、多くの場合には以下の順になります。

  1. 情報通で優秀なプロ投資家
  2. 普通のプロ投資家
  3. 情報通で優秀な個人投資家
  4. 普通の個人投資家
  5. 不勉強な個人投資家

つまり、普通の個人投資家や不勉強な個人投資家が買い始めたタイミングでは、既に最高値が近づいていると言えるわけです。

(それ以降に買い手が現れなくなるため)

 

なお、筆者(ひょしおんぬ)が『不勉強な個人投資家が買い始めるタイミング』の目安としているのが『メディアへの露出度』です。

ネットニュース等で『〇〇社の株価が好調!』といったニュースをよく見かけるようになったら要注意です。

そのニュースを元に、最後の買い手である『不勉強な個人投資家』が動き出すと考えられる為です。

 

また、最近ではSNSも参考になると思っています。

SNS上に「○○を買えば簡単に儲かる(実際に儲かった)」という趣旨の発言が増えてきたら、それは『危険なサイン』と捉えています。

 

というわけで、ここからは実際の銘柄も出して、考察していきたいと思います。

 

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最近人気だった投資先といえば…?

最近もっとも人気の銘柄と言えばGAFAMに代表される米ハイテク株かと思われます。

『GAFAMの株価が過去最高値に』というニュースを頻繁に見るようになりましたし、SNS上でも「GAFAMに投資して放置しておけばOK」という言葉をよく見かけていました。

 

が、9月に入ってからは、値動きが大きくなり『暴落』ともいえる推移をたどっています。

 

その結果、今までとは逆に「米ハイテク株はバブルで危険」というニュースや著名人のコメントを多く見かけるようになり、SNS上でも「GAFAM最高」みたいなコメントは見かけなくなりました。

つまり「そろそろ買うタイミング…?」と思ってしまうような事象が出てきているわけです…。

 

非常に難しい問題ですが、おさらいしつつ考えてみます。

 

不勉強な個人投資家が「買うタイミング?」と考えるということは

上でも書いた通り、株は以下の順で買われ、買うタイミングが遅ければ遅いほど、リターンが小さい(損をする)ことになります。

  1. 情報通で優秀なプロ投資家
  2. 普通なプロ投資家
  3. 情報通で優秀な個人投資家
  4. 普通の個人投資家
  5. 不勉強な個人投資家

あなたは、どこに位置する投資家ですか?

 

なお、筆者(ひょしおんぬ)は、4~5くらいに位置していると考えているので、

『自分が「買いたいな~」と思ったら売るタイミング』

『自分が「売りだな~」と思ったら買うタイミング』

だと考えています。

 

つまり、筆者(ひょしおんぬ)が『米ハイテク株が暴落して、SNSが静かな今は買いだ!』と考えているということは、『買うのはまだ早い』とも言えます。

逆にいうと、この理由で『買うのはまだ早い』と考えているということは、『買うべきタイミング』とも言えます。

 

つまり・・・、分かりませんw

 

『人気沸騰中の銘柄に手を出すのは危険』というのは比較的判断しやすいですが、『以前は人気が沸騰していた株を買うタイミング』は非常に難しいですね。

だからこそ、株式投資の考察は面白いわけですが。

 

ちなみに、筆者(ひょしおんぬ)は自分の考えとは関係なく、ドルコスト平均法を活用して、定期・定額購入を続けています。

参考記事:インデックスファンドへの投資はドルコストで一括投資が最も得

 

それでも十分な資産を形成することに成功しているので、満足です。

 

3度目の記載になりますが、あなたは以下のどの位置にいる投資家でしょうか?

  1. 情報通で優秀なプロ投資家
  2. 普通なプロ投資家
  3. 情報通で優秀な個人投資家
  4. 普通の個人投資家
  5. 不勉強な個人投資家

自分が『人気が絶頂なタイミングで購入してしまう投資家』かどうか、真剣に自己採点してみることをお勧めします。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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