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さわかみF「これが本物の長期投資運用だ」

いまオルカンなどインデックスファンドに凝り固まっている個人投資家は、果たして最低でも10年は続くインデックス運用の冬の時代に耐えられるかどうか。もちろん、その間ずっと積立て投資を続けられたら、大きな投資成果を手にすることができる。さあ、皆さん頑張り切れるかどうか。

というとても挑戦的な言葉が目に飛び込みました。

 

これは、1999年にさわかみファンドというアクティブファンドを立ち上げられた澤上 篤人さんの言葉です。

 

20年近く前、私が投資を始めたばかりの頃には色々な本から学びを得ていたわけですが、記憶に残っている著書の一人として澤上さんがいらっしゃいます。

 

澤上さんは『長期投資』を標ぼうしている方で、この方の言葉を見たことがきっかけで、(インデックス投資に出会う前には)トヨタ自動車、コマツ、オリエンタルランドの長期投資をすることで大きなリターンを手に入れられたのでとても感謝している投資家の一人です。

 

その澤上さんの言葉をまとめた、

という記事に、冒頭の言葉が載っていました。

 

この記事をざっとまとめると、

  • これまでインデックス運用が万能とされてきたのは「超カネ余りバブル」であったから
  • バブルが崩壊すれば最低でも10年冬の時代が到来する
  • われわれ筋金入りのアクティブ運用者からすると、平均株価などに負けるなんてあり得ない
  • 実際に、我らがさわかみファンドのリターンは素晴らしい

といった内容となっております。

 

「最低でも10年冬の時代」とは…、

澤上さん、予言者になっていたとは知らなんだ…。

 

とはいえ、実際に素晴らしいリターンを上げ続けているのであれば、そういった人の言うことを無視するのももったいないので、記事に掲載されていた『素晴らしいリターン』を確認してみたところ、以下のチャートがありました。

 

『分配金のないさわかみファンド』と『配当金を含まない日経平均』を比べているように見えますが、さすがにそこまであくどい比較はしないでしょう。

さすがに。

 

とはいえ、少し気になってしまったので『配当金込みの日経平均(N225TR)』のリターンを確認してみたところ、『2002年~』という上記より短期間でも10倍以上になっていました。

(Investing.com)

 

配当金込みの日経平均に大きく劣ってんじゃん!!

大きく劣ってんじゃん!

大きく!

 

 

次いで、

いまオルカンなどインデックスファンドに凝り固まっている個人投資家は、果たして最低でも10年は続くインデックス運用の冬の時代に耐えられるかどうか。

とオルカン投資家を煽っていたので、こことも比較してみたいと思います。

 

しかし、残念ながら古くからあるほどよいファンドが見つからなかったので、『野村 外国株式インデックスF@先進国株式(オルカンの90%近くは先進国株式なので、とてもざっくり言うと似たようなものだと思ってくださいw)』と並べてみました。

 

結果は以下の通り。(直近20年のデータしか見つからなかったので期間はズレますがご勘弁)

(Yahoo!ファイナンス)

青色が野村 外国株式インデックスF@先進国株式

桃色が日経平均(配当含まない)

緑色がさわかみファンド

 

ん~~~~。

先進国株式の圧勝かぁ…。(ついでに、直近20年だと配当を含まない日経平均にすら負けていた)

 

さらに、さわかみファンドのリターンを日経平均(配当金なし)とだけ比較していたので、「さわかみファンドは日経平均をベンチマークとしている」のかと思って確認してみたところ、「さわかみファンドはベンチマークを設けてはいません(さわかみ投信株式会社)」とのこと。

 

じゃあなんで”弱い”日経平均(配当含まない)と並べて、「これが本物の長期投資運用だ」と言ったんだろう…。

オルカン投資家を煽っていたのに…。

 

ん~~~~~。

 

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澤上 篤人さんは私にとって恩人の一人でありますし、投資に対する考え方も共感できるところが多いです。

しかし、何故にインデックス投資家を煽ってきたのか、この記事を書くために色々と調べたうえでも謎のままでした。

 

インデックス投資家を煽ったところでさわかみファンドにとっての利が生まれるとは思えませんし、インデックス投資家が痛い目に合わないよう助言しているのにしても、

将来、日本経済に活気が戻ってくれば、個々の企業を選別買いするアクティブ運用の方が、インデックスよりもずっと上にくるだろう。まして、バブル崩壊でインデックス運用が冬の時代に入っていくのだ。大きな成績差となろう。

と、根拠がなく、かつ過去の実績もともなっていないのにも関わらず「アクティブ運用の時代がくる」と言われましても、反応に困ってしまいます。

 

確かに、必ずしもインデックスファンドがアクティブファンドよりも優れているとは言えません。

実際に、インデックスを超えたリターンを出し続けている投資家は多いでしょうし、ファンドもあることでしょう。

 

しかし、その『優れたアクティブファンド』を見つけることが難しいため、多くの人はインデックスファンドを選択することで妥協しています。

 

というわけで、

願わくば、10年くると予言している冬の時代に「さわかみファンドすげえええ!!」と言われるほどの実績を上げられることに期待したいと思います。

思いますが、残念ながらそうなる未来を想像することが難しいので、オルカンに投資したまま、期待だけしておきたいと思います。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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