「インデックス投資だけするのであれば勉強は不要」みたいな言葉をどこかで聞いたような気がするので、そこに対する意見をツラツラと。
まず、
現在、私は投資の勉強をしてますん。
わたしは読書が好きなので、多きときには月に10冊くらいの本を読み、そのうち10%くらいは投資・経済に関する本です。
しかし、これには『投資の勉強』という意識はなく、ただ面白いから読んでいるだけに過ぎませんし、これによって投資リターンが向上するようなこともありません。
よって、投資の勉強をしているような?していないような?という状況です。
よってインデックス投資家に対して、「リターンを上げるために投資の勉強をしろ!」と言うことはできません。
それどころか、様々な投資本を読んでいると「もしや、この方法で市場平均を超えられるのでは…?」という邪念が生まれてしまうことがあるので、
- 中途半端に勉強したことで余計なトレードをし、リターンを押し下げることになったしまった
なんてことが発生する恐れもあります。
そう考えると「投資の勉強なんて不要」と言ってもいいかもしれません。
実際に、インデックス投資をするにあたって
- なぜ株式投資はリターンが期待できるのか?
- なぜインデックス投資は有利だと言われているのか?
すら理解していなくても、他のインデックス投資家同様のリターンを手にすることができます。
「よく分からないけど、インデックス投資を信じています」というのは、ある意味で正解なのかもしれません。
しかし、これは健全であるとは言えません。
「流行っているから」「勧められたから」という理由だけで大切なお金を賭けてしまうような人は、インデックス投資に救われたとしても、その後の人生でアヤシイ宗教や詐欺に騙されることになってもおかしくありません。
よって、
- インデックス投資のリターンを上げるために勉強をする必要はない
- ただし、中身を理解していないモノに賭けるようなバカげた行為をするべきでない
ということになります。
つまり、
「勉強しなさい」
ということになります。
とはいえ、インデックス投資の優位性が理解できれば、そこから継続して勉強していく必要性は薄いです。
改めて勉強する必要がでてくるのは、
- 人生のステージが変化するタイミング
- 市場が不調になったタイミング
といった事態に遭遇した時だけでしょう。
前者は必要にかられて自然と勉強することになるでしょうから心配いりません。
しかし、後者に関しては「この先が不安になったから売る」というろうばい売りを避けるために自発的に「売らない」という考えをインプットする必要があります。
そのためには、
- 『敗者のゲーム』や『ウォール街のランダムウォーカー』のような、「タイミング投資しない方が良い!」と思い出させられる本を読む
- 日常的に、インデックス投資推しの人々と触れ合う
といった対策が必要です。
というわけで、最低限の勉強をしたのちには、このブログを定期的に読むことで不要な売買を避け、リターン低下を防止しましょう(しましょう)
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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