ずっと悩んでいた中期バケツ用の資産がついに決まり、
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)になりました!
中期バケツ用の資産とは、下の記事でも書いた
- 世界分散株式(オルカンなど)は8000万円あれば十分。
- 8000万円を超えた分は、比較的に低リスクな資産(中期バケツ)に入れておこう
という考えによるものです。
検討段階では、
- 全世界高配当株式
- 全世界債券
- 株式・債券のバランスファンド(4資産均等など)
- 物価連動型の日本国債
- 現金
あたりが主な候補でした。
この中から4資産均等型を選ぶことになったのは、
- 為替の影響を小さくしたい。
- かといって日本円なら安心とは思えない。
- でも為替ヘッジはやだ。
⇒ 日本と海外の資産を半々にしよう。
- 低リスクな債権を多めにしたい。
- でもリターンが小さいのはやだ。
⇒ 債券と株式を半々にしよう。
と考えたからです。
バランス型ファンドの中には『6資産均等型(4資産+REIT)』『8資産均等型(4資産+REIT+新興国)』などもありますが、
「円の比率も、債券の比率も下がるからやだ。」
と除外しました。
ちなみに、そのニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、
- 東証株価指数(TOPIX)
- MSCIコクサイ・インデックス(日本除く先進国株式)
- NOMURA-BPI総合 (ほぼ日本国債)
- FTSE世界国債インデックス(主要国の国債)
で構成されており、設定された2015年8月から
- 基準価額の素晴らしく安定したリターン
- 純資産総額の素晴らしく安定した増加
を継続しています。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
ただし、これはあくまでの過去の実績でしかなく、これからのリターンを保証してくれるものではありません。
また、ド定番商品であるニッセイ外国株式インデックスファンドはこんな感じで、
年単位では大きな下落局面がなかったので『4資産均等型のディフェンス力』が分かりやすくでていないことが残念ではありますが、たった10年程度の実績を気にすることなく
- 4資産均等型は、比較的に安定した値動きが期待できる設計となっている
と理解したうえで選択しました。(過去実績を紹介しておいてなんですがw)
なお、その『たった10年程度の実績』について、ニッセイが各資産別のリスク・リターンを調査・公表しており、
「株式100%よりは安定したリターンが期待できそうだな」
という考えを後押ししてくれます。
(〇部が4資産均等型が採用している資産)
『中期バケツにしてはハイリスクな商品』を選択しているとの自覚はありますが、
「だって低リターンな資産を受け入れられないんだもん」
サラリーマン時代はラクでした。
何も考えずに
「市場は私よりも効率的だから、世界中に分散しているオルカン1本で!」
と言うことができました。
しかし、低迷期に備える中期バケツの選択に関してはそうもいかず、
- この先どの規模の暴落があるのか?
- その暴落からの回復にはどれくらいかかるのか?
- 暴落せず、イマイチ期が10年以上つづくようなことはないか?
と、予想のできない事態に備えればならないだけでなく、
- そもそも、自分はどれくらいのリスクを受け入れられるのか?
- 最低限どれくらいの期待リターンがないと発作を起こしてしまうのか?
と、本人ですら分かりえないラインを見つけなければなりません。
そんなの無理ぽ。
というわけで、現時点では中期バケツに4資産均等型を注ぎ込むことにしましたが、今後は変更になる可能性も大いにありそうだな。とも思っております。
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最後に、繰り返しになりますが、むちゃくちゃ資産が増えた今、海外株式ファンドを色々と売っているわけですが、
- 円高になりそう!
- 株価が下がりそう!
と、タイミング投資しているわけではないのであしからず。
むしろ私は
- 日本の政策金利は上がっていきそう ⇒ 日本国債下げ
- アメリカの政策金利は意外と下げない気がする ⇒ アメリカ国債下げ
- 円高になっていきそう ⇒ 海外資産下げ
なんてことを考えているので、これに従うと『4資産均等型を買わず、現金保有でいくべし』となってしまいます。
しかし、
- 大量の現金を保有したままなんて我慢できず、いつかはリスク資産に戻さねばならない
- そのタイミングを計るのなんて、わたしには無理。
ということで、手に入れた現金はすぐに4資産均等型に移していきます。
『売買のタイミングを計るために時間をかけて調査する』という手もないわけではありませんが、『何も考えずにインデックスに全ツッパでも十分なリターンが期待できる』ために、そこまで時間をかけるつもりはありません。
また、時間をかけたところで成功する(勝率が上がる)とは限りません。
というわけで、
- 十分な額の長期投資資産ができたので、そこからあふれたお金を中期バケツに入れていく
というルールを、自分の思惑を完全に無視して執行しつづけることを誓います。
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なお、
「4資産均等型なんか買わなくても、同じ比率で個別投信を買えばいいじゃん」
「すでに株式には投資しているので、全世界債券と個人向け日本国債でも買えばいいじゃん」
みたいな思いもあったわけですが、そこには至りませんでした。
その話はまたいつか…。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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