『やりたいことはないけどFIREする』ことに否定的な意見があるようですね。
これには色々と言いたいことがあります。
このような批判をする人たちも、『やりたいことはないけど定年退職する』だったら認めるのではないでしょうか。
どちらも、タイミングが早いか遅いかだけの違いしかなく、引退をした先にも人生が続いていくことに変わりはないのにも関わらず不思議ですね。
また、名も知らぬどっかの誰かが、
「定年退職は65歳にしたら、みんな納得するんじゃない?数字のキリもいいしw」
「能力や衰えには個人差がある?そんなん知らんわww」
と、適当に決めた(知らんけど)ルールに従うよりも、
「自分の人生、わたしが思うに、これくらいの資産を手に入れれば、これくらいの生活を死ぬまで送れるのではないか。」
と、しっかりと計画を立てたうえで、自分の決めた時期に引退する人のほうが100倍セクシーな選択をしていると私は思います。
定年は厚労省による『高年齢者雇用安定法』によって定められているのですが、定年退職をする方々は、そんなにも『国の決めたルール』を信頼しているのでしょうか?
政治家のことを頼りにしているのでしょうか?
政治家に言われた通りに行動すれば大丈夫だと考えているのでしょうか?
岸田首相Loveなのでしょうか?
『高年齢者雇用安定法』は、1971年に制定された『中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法』がベースです。
言葉通り、
- 企業に対して「年をとっても解雇しないであげてね!」というお願い
であり、
- 労働者に対して「定年まで働いてちょーだい!」というお願いではない
モノです。
つまり、『定年まで働く』ということは、『定年になるまでは岸田くんに守ってもらっている』と等しいと考えられます(?)
わたしは、岸田くんに守られている労働者よりも、自分の人生を自分で切り開いていくFIREした人を応援したいと思います。
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また、話は変わりますが、
- やりたいことを見つけてからFIREするべし
という言葉が当たり前のように言われていることもありますが、「一刻も早く仕事をやめたい…!」と考えている人に、『やりたいことを見つける余力』があるとは限りません。
やりたくないこと(仕事)に追い込まれ、翻弄され、脳のリソースを持っていかれている人が「自分のやりたいこと」を見つけることは困難であるためです。(仕事で追い込まれ、他のことが考えられなくなった経験をしたことのある方は多いでしょう)
こういった方は、まずは仕事から脱出することが最優先で、
その後、手に入れた時間を使ってやりたいことを追求すればよいだけかと思います。
「○○がしたい!」とFIREや定年退職したのにも関わらず
「○○を実際にやってみると想像していたのとなんか違った」
なんてことはありうるわけで、「引退後にはこれをする!!」と決めつけてしまうことなく、その時々にやりたいことをやればいいじゃないの。と私は思います。
と、”セミ”なリタイアすら決断できないスパコンSEの空想FIRE論でした。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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