
「ダイ・ウィズ・マキシマム…!」
と声を大にしている私ですが、
「同じ金額でも、若いころに使った方が効用が大きい」
とは考えています。
実際に80歳すぎの父は、ここ数年で急激に体調が悪化して施設に入ることになってしまい、70代後半の母は父の世話と100歳超えの祖母の世話に忙しく、遊びにお金を使う時間が確保できない状況にあります。
こうなるまでの展開はとても速く、数年前には一緒に外出することができていたはずなのに、短期間で環境が激変しました。
いまとなっては「一緒にもっと色々なところに行けば良かった…」と後悔しています。
が、70歳の義理の父は病気もなく元気で、(退職しているので)平日に『安価で空いている観光』を頻繁に夫婦で行っているようです。
そんな姿を見て(話を聞いて)いると、
「70歳まで十分な貯蓄を確保することができていたから、いまの生活ができているのだろうな」
「若い頃にバンバンお金を使っていたら、(生活は困らないにしても)いまとは違う老後が待っていたんだろうな」
と感じています。
お金を使わなさ過ぎて手遅れになることもあれば、お金を使いすぎて効果的にお金を使うタイミングを逃すこともある。
『お金を使うべきタイミング』が本当に難しいことを痛感させられています。
そして、この置かれている状況から
- (定年などで)退職すると、お金を効率よく使えるシチュエーション(時間の束縛がなくなる)が増える
ということを見逃していたことに気付きました「定年退職する年齢では元気に遊べないじゃん」と思い込んでいた)
健康にさえ問題がなければ、60歳や65歳では多くの娯楽を楽しめるでしょうから、『ダイ・ウィズ・マキシマム』の考えが、想像していたよりも広く有効であるという思いを強めることになりました。
定年退職
おそらく、これからも人類の長寿化は進んでいき、それに合わせて定年も高年齢化していくことが予想されます。
運の良い人は『定年退職後の人生』が長く残されているかもしれませんが、そうでない人も多くいることでしょう。
よって、繰り返しになりますが「定年退職してからお金を使おう」と考えていると、手遅れになってしまう可能性があります。
かといって、「若いうちから積極的のお金を使おう」という方向に傾きすぎると、定年退職後に時間があってもお金がない状況となってしまうかもしれません。
この問題を解消するには、
- 使っても減らないだけの資産を作り上げて、さっさとFIREしてしまう
が最高の手段とは言えるものの、これはとてもハードルの高い行為です。
よって、とりあえずは
- 定年の年齢と相談するのではなく、自分の体と相談しながら資産を貯め、自分にとって最適な貯蓄・消費のバランスを追求する
という方法を取ることになるのでしょう。
ただ、これも予期せぬ怪我や病気で計画が破綻してしまうリスクも存在しているため、うまくいかない可能性が高いです。
よって、
「細かいことを考えても立てても無駄なんじゃね?」
と思ってしまいます。
計画を立てていたとて、自身の肉体が計画通りに進むとは限らないからです。
とはいえ、あまりにも無計画すぎおると『貯蓄しすぎ』となる可能性は低いにしても『貯蓄しなさすぎ』になってしまうリスクもあります。
よって、
- ほどほどに貯蓄しておき、ほどほどに消費しつつ、あとは臨機応変に対応するという、多くの方が採用している方法がベスト
であると私は思います。
面白くない、あたり前のことなんですけどね。
資産形成とは
ここからがこの記事の本題で、
資産形成に関する記事やネタは多く、時にSNS上でバズることもあります。
しかし、上記の『ほどほどに貯蓄してあとは臨機応変』を貯蓄の正解とするのであれば、日本の家庭の60%くらいは問題なく資産形成ができているでしょうし、このブログの読者さんであれば99%が最適な資産形成ができていると想像しています。(数値は適当)
それでも、多くの資産形成に関する情報が氾濫しているのは『将来が不安だから』であるわけですが、
不安となる理由は『未来が不透明だから』であり、
未来が不透明であるということは『正解がない』ということを意味します。
よって、正解がない以上は臨機応変にいくしかないのです。
そして、多くの人はそれを意識せずとも実行しているのです。
というわけで、
「老後になってもお金を効率的に使える可能性は十分にあるが、そうなっているとも限らない」
「だから遠くの未来を深く考えることなく、その時々で必要に応じて消費しようぜ!」
と考えるべきであると、予定の倍以上の資産を手に入れてセミリタイアしちゃった私なんかは思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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