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PayPalマフィアのドン:ピーター・ティールの 経歴や資産、投資先などを紹介

シリコンバレーに大きな影響力を持つピーター・ティール氏を紹介します。

 

ピーター・ティールは、

  • PayPalマフィアのドン
  • ドナルド・トランプを操る『影の米大統領』

という異名を持ちつつ、

  • シリコンバレーの頂点を極めながら、誰よりもシリコンバレーに絶望している男

(著書『ピーター・ティール』の紹介文より)

とも言われる人物です。

 

ピーター・ティールの動向は、シリコンバレー(ハイテク企業)に大きな影響をおよぼします。

イチ投資家として知っておいて損はないと思いますので、ここで紹介させてもらいます。

 

<目次>

 

ピーター・ティールの経歴を紹介

ピーター・アンドレアス・ティール(Peter Andreas Thiel)はドイツ系アメリカ人で、PayPalの創業者でシリコンバレーで大きな影響力を持つ人物です。

※PayPal:世界で2億以上のアカウントを持つ電子決済サービス

 

まずは、ピーター・ティールがITと出会うまでの経歴を紹介します。

  • 1967年10月11日、ドイツのフランクフルト生まれ
  • 1968年、家族そろってアメリカに移住
  • 1985年、スタンフォード大学に進学し、哲学・生物学を専攻
  • 1989年、スタンフォード・ロー・スクールに進学
  • 1992年、法務博士号を取得
  • スタンフォード・ロー・スクールを卒業後、裁判官の元で法務事務官を務める
  • その後すぐに、証券を専門とした弁護士に就く
  • 1993年、クレディ・スイス(投資銀行)で、デリバティブトレーダーになる(~1996年(29歳)まで勤める)

 

ここまでは、まったくシリコンバレー感の無い経歴ですね…。

どちらかというと、

  • スタンフォードにて、スタンフォード・レビューという学生新聞を立ち上げる
  • トレーダーとした働きながら、当時の教育長官のスピーチライターを務める

のように、ド文系な経歴を辿ってきています。

 

とはいえ、

  • 子どものころ、全米のチェス大会で7位に入賞する
  • 中学時代には、カリフォルニア州の数学テストで1位になる

といった才能も発揮していまいした。

 

なお、2022年7月時点で『世界ランキング20825のチェスプレイヤー』として国際チェス連盟に登録されています。(すごいのかどうかは分かりませんが、登録されるほどなのできっとすごいプレイヤーなのでしょうw)

 

ピーター・ティールのメインキャリア

そして、ここからがピーター・ティールのメインとなる経歴です。

 

ざっくりまとめると、

  • 32歳に、オンライン決済サービスPayPalを立ち上げ
  • 3年後にPayPalのIPOによって5500万ドルを手に入れる
  • その資金を元手に、(主にベンチャー企業を対象とした)投資をしまくる

といった感じです。

 

詳しく紹介します。

  • 1996年、友人や家族から得た100万ドルの支援によってティールキャピタルマネジメント(ベンチャー投資会社)を設立
  • すぐに、友人のルーク・ノゼックに10万ドルの投資をするも失敗
  • 1998年、マックス・レヴチンと共に、暗号化ソフトウェア会社コンフィニティを設立(設立当初はFieldlinkという社名だったがすぐに改名)
  • 1999年、オンライン決済を手掛けるPayPalを設立
  • 2000年、イーロン・マスクのオンライン決済会社X.comと合併
  • 2002年、PayPalを株式公開し、eBayに15億ドルで買収された(ピーター・ティールは35歳にて5500万ドルを手にした
  • 同年、ヘッジファンドであるクラリウムキャピタルマネジメントを設立
  • 2003年、ビッグデータ分析会社であるパランティアを設立(パランティアは、後に日本政府(内閣府)とも政策判断AIの開発について協議する)
  • 2004年、フェイスブックに50万ドルのエンジェル投資をする(これによりフェイスブック全体の10.2%の株を持つ)
  • 2005年、ベンチャー投資会社であるファウンダーズファンドを設立
  • 2010年、ティール・フェローシップを立ち上げる(後述)
  • 2012年、ベンチャー投資会社であるヴァラーベンチャーズを設立
  • 同年、投資会社であるミスリルキャピタルを設立(スタートアップの次の段階(スケールアップ)にある会社への投資
  • 2015年、投資会社であるYコンビネータに出資

 

PayPal買収によって大きな資産を手に入れたのちに、どんどんファンドを立ち上げているのが分かりますね…。

 

このピーター・ティールによる投資が後押しとなって成功した企業が多くあることから、ピーター・ティールが『PayPalマフィアのドン』と呼ばれ、シリコンバレーに大きな影響力を持つようになったわけです。

 

ピーター・ティールの投資先

ピーター・ティールの投資が後押しとなって成功した代表的な企業は、

  • フェイスブック
  • スペースX
  • Airbnb
  • Spotify
  • Rypple(後にSalesforceに買収される)
  • Stripe(オンライン決済)
  • Clearview AI(顔認証)
  • Xero(クラウド会計ソフト開発)

などがあります。

 

あまり聞きなれない企業もあるかと思いますが、例えば、

  • Airbnb社は、137.1億ドルの資産を持ち、直近1年間の売上が59.9億ドル。
  • Spotify社は、71.8億ドルの資産を持ち、直近1年間の売上が96.7億ドル。
  • Xero社は、23.4億ドルの資産を持ち、直近1年間の売上が11億ドル。

と、大成功している企業ばかりです。

 

これら企業への投資に成功し、ピーター・ティールの資産は大きく膨らんでいます。

 

ピーター・ティールの資産の推移

出典:forbes

 

2013年時点では13億ドルの資産を持っており、2022年時点では『5 Billion Dollar』つまり『50億ドル』もの資産を手にしています。

 

なお、ブルームバーグの調査によると、

  • ピーター・ティールは、2022年5月時点で71.9億ドルの資産を持ち、世界で297番目に裕福な人物

とされています。

 

グラフを見て分かる通り、2021年から急激に資産額が増えていますが、これは『コロナ禍において、ハイテク銘柄の株価が急上昇した』ことに起因しています。

ピーター・ティールは、多くのハイテク銘柄への投資しているので、ハイテク銘柄の株価が上昇すれば、ピーター・ティールの資産も大きく増えます。

 

さて、こんな莫大な資産を持つピーター・ティールですが、その資産を使ってポリネシアに独自の新国家を作るための支援をしています。

 

ピーター・ティールの支援するポリネシアの新国家(Seasteading Institute)

ピーター・ティールは、Seasteading Instituteという非営利団体に多額の寄付を行っています。

 

Seasteading Instituteは『海に浮かぶ独自の国家をつくる』ことを目的としており、フランス領ポリネシアなどに人口島を作る計画を立てています。

 

実際に、2017年1月にポリネシアの大臣と交渉し、『海上都市の建設』に向けての覚書にサインするに至りました。

 

しかし、その年の選挙中に『大統領エドゥアール・フリッチを貶める』という政治的な目的のため、『人工島に関するネガティブな情報』が数多く発信され、これによって、人工島プロジェクトは中止となりました。

(2018年3月に、「あの覚書は法的文書ではなく、2017年末時点で失効した」とポリネシア政府からの発表があり、そこでポリネシアへの新国家(というか海上都市)の建設計画は終了した)

The Seasteading Instituteより

 

『既存ルールや政府に縛られない国家をつくる』という目的が、政争によって頓挫するという皮肉な結果ですね。

 

それでもSeasteading Instituteは、現在

  • フロリダ
  • フィリピン
  • パナマ
  • ミシシッピ
  • シンガポール
  • サンフランシスコ

などの地域に海上都市(や海中都市)の建設に向けて計画を進めています。

 

Seasteading Instituteは、非営利団体なので、

  • Seasteading Instituteのビジョンを広げるボランティア
  • 動画やSNSのメッセージを翻訳するボランティア
  • ただの募金

などなども募集しているので、興味がある方は参加してみてはどうでしょうか?

 

もしかしたら、海上都市で暮らす権利を与えられるかも?しれませんね。

参加はこちらから。

 

ティール・フェローシップ

もうひとつのピーター・ティールの代表的な活動として『ティール・フェローシップ』というものがあります。

 

ティール・フェローシップは、2010年に立ち上げられ

  • 学校を中退し、ベンチャーを立ち上げようとしている22歳以下の学生を支援する

ことを目的としたフェローシップです。

 

フェローシップの対象は、応募してきた学生から毎年20~25人程度が選考によって選ばれ、2年間で合計10万ドル(!?)の支援が受けられます。

 

フェローシップの対象として選ばれた学生は学校をやめる必要があるため、様々な批判を受けていますが、下のような人物を輩出することに成功しています。

  • Paul Gu :Upstartの共同創設者兼製品責任者
  • James Proud:睡眠追跡デバイスであるSenseを作ったHelloの創設者
  • Dale J. Stephens: Year Onの創設者、以前はUnCollegeであり、仕事のスキルと生活のスキルのトレーニングを伴うギャップイヤープログラム
  • Dylan Field:フィグマの共同創設者兼CEO
  • Taylor Wilson:核融合を生み出した2番目に若い人
  • Ritesh Agarwal :OYOルームズの創設者兼CEO
  • Austin Russell:Luminar Technologiesの創設者兼CEOであり、2021年時点で世界最年少の自作ビリオネア
  • Vitalik Buterin :イーサリアムの共同作成者
  • Stacey Ferreira:ギグワーカー向けのプラットフォームであるForgeの共同創設者
  • Simon Tian:クラウドファンディングのスマートウォッチであるNeptunePineの作成者
  • Cathy Tie:CervinVenturesのRanomicsおよびPartnerの創設者
  • Boyan Slat:オーシャンクリーンアップの創設者兼CEO
  • Robert Habermeier:Polkadotの共同作成者
  • Erin Smith :パーキンソン病を検出するソフトウェアの作成者

Thiel Fellowship - Wikipedia より

 

ピーター・ティールの 経歴などを紹介させてもらいました

といった感じで、『PayPalマフィアのドン』と呼ばれる、ピーター・ティールを紹介させてもらいました。

 

ざっとまとめると、

  • 30歳ごろまではシリコンバレーとほぼ無関係だった
  • 32歳で立ち上げたPayPalで大成功を収め、35歳で巨額の富を得る
  • その資金を元手に、多くのベンチャー投資を行い、さらに資産を増やす
  • ベンチャー投資だけでなく『海上都市の開発』や『若い起業家への支援』なども積極的に行っている

といった感じとなります。

 

ちなみに、ピーター・ティールといったら、この本でしょう。

「ピーター・ティールといえば、この画像よ!」

「ピーター・ティールは知らないけど、この画像だけは見たことあるw」

って人は多いでしょう。

 

ピーター・ティールが成功できた理由や、考え方、この後のシリコンバレーの展望などが書かれており、シンプルに面白い本なので興味があればぜひ。

 

 

出典:

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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