最終更新日:2021/2/24
GPIF(年金積立金管理運用独立法人)が2020年12月末時点の運用状況を公開しました。
ざっとまとめると、
- 総資産額:177.7兆円
- 総収益額: 85.3兆円
- 収益率 :3.37%(年率)
となり『総資産の約半分が収益』ということになり、年金が順調に運用されていることがよく分かります。
また、資産の推移は以下グラフの通りで、ここからも『順調』ということが分かります。
特に、最近の株高が追い風となり、第3四半期はかなりの勢いで資産を増やしている点が目立ちます。
また、収益の85.3兆円の内訳は、
- インカムゲイン :39.6兆円
- キャピタルゲイン:45.7兆円
となっています。
収益の約半分は『確定済み』とも言えるインカムゲイン(利子・配当収入)となっており、『着実に資産を増やしている』と言えそうです。
GPIFは
- 日本債券
- 海外債券
- 日本株式
- 海外株式
の4資産それぞれに25%ずつ投資しているため、債券比率が約50%という『かなり無難な投資』をしているのにも関わらず、運用開始(2001年)以降の全期間平均が年率3.37%のリターンとなっており、「素晴らしい!」の一言です。
で、あるのにも関わらず、このような好成績がメディアに取り上げられることは少なく、漠然と「年金運用はヤバいらしい」と考えている人が多いです。
よって、これからも本ブログでは年金運用状況を確認、公開することで
- GPIFはなかなか頑張っている
といった事実を広め、ひいては
- GPIFレベルの無難な投資でも長い目で見れば儲かるらしいぞ
という考えも広げ、少しでも投資に興味を持つ人が増えることに期待したいと思います。
というわけで、みんな!もっと知ってくれーい!!
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