更新日:2021/4/2
計算すればすぐに分かりますが、独身がセミリタイアするためのハードルは低いです。
さらに、独身のセミリタイア生活は天国のようです。
"やりたい放題"になるわけですから。
であるのにもかかわらず、多くの独身は『生涯サラリーマン』を選んでいます。
そこで本記事では、独身のセミリタイアを後押しするがべく、
- 独身が有利な理由
- 独身だからこそセミリタイア後に注意すること
について書いていきます。
また『セミリタイアするには、(年齢別に)どれだけの資産が必要なのか?』についても解説していきたいと思います。
<目次>
- 独身には最高のセミリタイア生活が待っている
- 独身はセミリタイア達成に向けたハードルが低い
- セミリタイア後も独身は無敵
- 独身でセミリタイアする場合の注意
- まとめ:独身でするセミリタイアは天国かもしれない…
独身には最高のセミリタイア生活が待っている
昔は「既婚+子供あり」が豊かな人生を歩む最低条件のように言われていましたが、豊かになった現代では真逆とも言えるでしょう。
昔は重要であった「大きくなった子供の稼ぎ」に期待する必要も、
「子供に老後の世話をしてもらう」必要もありません。
もちろん『結婚することでしか得られない豊かさ』も存在していますが、当然その逆に『独身でしか得られない豊かさ』もあります。
そして「セミリタイア」に焦点を当てると「独身」の方が優位な立場に立っていることが、次の理由からよく分かります。
独身はセミリタイア達成に向けたハードルが低い
早期のセミリタイアには節約が必須で、節約すればするほどセミリタイアが近付きます。
そして節約はどこまででも突き詰めていくことが出来ます。
例えば、
- 毎日激安うどんや激安パスタを食べる
- ボロボロの服を着続ける
- ボロッボロの家電を中古で買って使う
- 路上生活(住居無し)をする
などなど、メンタル(と健康)が許す限り、かなりの節約が可能です。
しかし既婚者の場合、上記に上げたような例を実行しようとすると、当然配偶者の同意が必要となり、もし同意を得ずに実行したら大問題となること間違いなしです。
しかし独身であれば、死ぬほど節約しても誰にもとがめられない。
むしろ「(節約した)自分で自分をほめてあげたい」状態になるだけです。
よって、独身ほど早期にセミリタイアを実現することが可能と言えます。
そして、”同様のこと”+αがセミリタイア後にも考えられます。
筆者にとっては、この「+α」が最もうらやましいポイントです。
セミリタイア後も独身は無敵
セミリタイアは家族全員を道連れにする生き方です。
すなわち配偶者や子供がいると、彼ら(彼女ら)との合意を取りながら舵を切る必要がありますので、大きく制限がかかることになります。
既婚者は、
「毎月の支出のうち、食費に〇%使って、住居費に〇%、娯楽費に〇%…」
などと、配偶者や子供に不憫な思いをさせないよう支出の割合を検討する必要があります。
しかし、独身であれば、
- 住居は1万円/月の賃貸に住み
- 食費を5千円/月に抑え
- 趣味のゲームに20万円/月つぎ込む
みたいなことをしても、だれにも迷惑をかけません。
こんな生活を想像してみてください…。
…
何これ!?
最高じゃない!!
うらやましい!!!
…といったように独身であれば、自分の価値観のみに従って生活することが可能であるため、他人から見て「異常なお金の使い方」であっても、「自分さえ許せば」どんなお金の使い方もできます。
ひと昔前であれば、毎日のように必死に働かなければ生きていくことすらできませんでしたが、いまでは違います。
まともな企業に就職し、衣食住にこだわらなければ、かなりの金額を趣味に当てることが可能です。
いやいや仕事をしているサラリーマンは今一度考えてください。
あなたが仕事をしている理由は、
- お金を稼ぐため
- 人生を楽しむため
の、どちらでしょうか?
『仕事を通じてお金を稼ぎ、1日の多くを辛い時間に当てる』よりも、
『楽な仕事でちょっとだけ稼ぎ、後は自分のやりたい時間に当てる』ほうが幸せだと思いませんか?
筆者は、考えるまでもない気がしますが。
さらに、昨今では『好きなことだけで生きていく』ことがしやすい時代となっているのも確かです。
サラリーマンを辞めて、適当なバイトでセミリタイア生活をするのもありですが、『好きなことをやって、さらにお金も稼ぐ』となった方がより楽しい人生が送れることでしょう。
参考記事:セミリタイアを20代で実現する方法【好きなことだけで生きていく】
とはいえ、独身がセミリタイアし『楽な仕事しかせずに生きている』状態には、ある程度のリスクがあるのも事実です。
独身でセミリタイアする場合の注意
セミリタイア後には、収入が大きく減少することが予想されるます。
しかし、人生には何が起こるか予想することはできず、
- まとまったお金が追加で必要となるケース
- 1人で生活することが困難になるケース
なども十分に考えられます。
その際に『自分が再び働く』ことが可能であれば金銭的問題は解決できますが、自分が動けないケースも考えられます。
そういったケースでも、既婚者であれば配偶者や子供の助けを借りて何とかやり繰りすることも可能ですが、独身であれば、全て自分の力で何とかするしかありません。
(親を頼れるのであれば別ですが)
また老後は、世間から「労働力」とみなされなくなり、労働によって賃金を得ることが難しくなります。
よって、「労働力としての価値が減る老後」に備えて、ある程度の資産を蓄えておくか、年金をしっかり支払っておくことをお勧めします。
年金であれば、障害年金もついているので、最悪のケース(病気やケガで障がい者となった場合など)でも安心度は比較的に高いです。
年金はマスコミの報道と違って、投資によって超優秀なリターンを収めています。
マスコミに騙されないよう注意しましょう。
とはいえ、「年金何か払ってられるか!」という方もいるかと思いますので、そういった方は可能な限り無難な投資を心がけて、自分の資産を自分の力で守る(増やす)ことをお勧めします。
参考記事:ノーリスクな投資について検討してみる【現金にもリスク有り】
「年金を払わない」「投資もしていない」状態で、「現金だけ持ってセミリタイア」は少々リスクが高いです。
その根拠は、次のシミュレーション結果をご参照ください。
独身がセミリタイアするために必要な資産はいくら?
というわけで、年齢別に『セミリタイアするために必要な資産』をシミュレーションした記事を紹介させてもらいます。
『いくら必要?』は生活費などによって大きく異なりますので、以下記事を参考に自分なりに必要な額を計算してみてください。
筆者は、
- 40歳なら1800万円の資産が最低ライン
- 50歳なら2800万円あれば、平均的暮らしすら可能
と試算しています。
また、
についても、よろしければご参照ください。
まとめ:独身でするセミリタイアは天国かもしれない…
ここまで記事にさせてもらった通り、
- 独身は圧倒的な節約でセミリタイアを早期実現できる
- セミリタイア後も独身はフリーダム
の2点から、独身にとってセミリタイアは実現しやすく、かつ天国のような生活が待っていると言えそうです。
興味のないことには一切お金を使わず、好きなことに全力でお金を投入する…。
まさに理想の生活で、まさに「豊かな人生」そのものだと思います。
うらやましい!
ただ、セミリタイアまでのハードルは通常それ程低くはありません。
セミリタイアへの道に興味を持ったのであれば、以下記事などをご参照頂き、セミリタイア実現に向けて突き進んでいきましょう。
関連記事:
セミリタイアを実現できましたら、他人に縛られない自由な人生を歩んでください…。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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