最終更新日:2020/4/24
株式投資は過去100年以上に渡って利益をもたらし続けています。
人によっては「株式投資はギャンブル」という認識をされている方もいると思いますが、株式投資が資産形成に欠かせない(儲かる)ことは過去の歴史からも証明されています。
本記事では、
- 株式投資が儲かる理由
- 株式投資は今後も儲かるのか
について、書いていきます。
読んで頂ければ、「今後も株式投資による利益は揺るがない」と理解頂けるはずです。
<目次>
【歴史から学ぶ】株式投資が儲かる理由【株価はこれからも上がり続ける】
と、書き始めてはみましたが「株式投資はギャンブル」という認識も「絶対に間違い」とは言えません。
株価は毎日のように上がったり、下がったりの繰り返しで「明日どうなるのか?」を予想することはプロ投資家であっても容易ではありません。
しかし、長期的に見れば株価は上がっていくと「信じられる」ことを、歴史が証明しています。
以下が1900年からの株価の推移です。
先進国、新興国ともに平均で年利7~9%程度の利益を上げてきています。
短期的には株価が下落する時期はありますが、それでも右肩上がりの推移を続けています。
そして、次のパートからはこの傾向(株価右肩上がり)が継続するであろう根拠を述べていきます。
未来も株価が上がり続けると信じられる理由
上記に載せたグラフの推移が、これからの未来も続くことはほぼ間違いないと言えます。
その理由は以下に挙げる根拠からで、「今後も株価が上がり続けていくだろう」ということは疑いようもありません。
- 100年以上前から全世界平均の株価が右肩上がりであること
- 今後も世界人口が増加することで経済が発展続けること
- 新興国の経済が急速に発展していくこと
上記について、ひとつずつ取り上げていきます。
100年以上前から株価が右肩上がりであること
上記にグラフを載せた通りで、過去の全世界の株価は長い目で見ると株価は上昇を続けています。
ただし、注意点が以下の2点あります。
短期的(数年単位)に見ると下がっている時代も多々ある
例えばリーマンショック発生後には、元の株価まで戻るのに3年程度を要しました。
(「リーマンショック直前に一括投資した人は3年間赤字だった」というコトです)
なお金融庁は、過去の実績を調査した結果「20年積み立て投資を続ければ負ける可能性はほぼない」と判断し、積み立てNISAを20年限定の制度としています。
よって「長期投資」のひとつの目安として「20年」という期間を頭に入れておくといいでしょう。
右肩上がりでない国もある
例えば日本の場合、1989年に日経平均が約39000円と史上最高値を付けていますが、現在の日経平均はおよそ20000円と、いまだに30年前の株価を超えていません。
日本株にだけ投資していた人は、30年間待ち続けていても株の保有総額は赤字のまま(配当金を加味すると黒字の可能性はありますが、評価額では赤字)です。
よって、上記2点の懸念を避けるため、「長期」で「分散投資」をすれば株式投資によって利益を上げ続けられると言えます。
そして次パートからは、「これからも株式投資が儲かる理由」を説明していきます。
今後も世界人口が増加することで経済が発展続けること
今後も増え続ける世界人口に引っ張られ、世界経済は間違いなく発展します。
国連発表では世界人口が2020年の77億人から2050年には97億人になる予想としており「人口が増えれば経済は発展し、その分だけ株価が上がる(各会社の売り上げが伸びる余地はまだまだある)」というのは、いたって当然の摂理です。
ここも「日本」に限った話をすると、人口減少時代なので日本だけでモノを売っている会社にとっては厳しい時代だと思いますが、世界全体に目を向ければ間違いなく安泰です。
(大企業の多くは世界中でモノを販売しているので、日本の人口減がどの程度影響するか難しいところではあります)
なお、本ブログの筆者であるひょしおんぬは、少子高齢化・老人がお金を貯めこんでいる現状から
- 大金持ちのお年寄りが亡くなる
- ちゃらんぽらんな親族(ボンボン)が相続する
- ちゃらんぽらんな親族が、何も考えずお金を散財する
- 日本の景気が良くなる
ことに期待しています。
話がそれました…
世界人口の増加は、主に新興国が引っ張っていますが、その新興国は急激な経済成長を続けています。
それも「世界分散の株式投資が儲かる理由」の大きな理由のひとつです。
新興国の経済が急速に発展していくこと
全世界人口の80%を占める新興国が、急速な経済発展を続けています。
現時点では、新興国には貧しい生活をせざるを得ない方が大量にいます。
見方をかえると「まだまだ大きく経済成長する余地のある国がたくさんある」ということになります。
実際に先進国から新興国への投資は加速しており国際通貨基金(IMF)による報告(年間GDP成長率予想)によると「先進国:2%」「新興国:5%」と、新興国のほうが大きく成長すると予想しています。
大量の新興国民が豊かになることで、世界経済全体の成長につながることは間違いありません。
なお、新興国への投資は「物資やお金を援助」だったのが「教育」に変化してきました。
今までは「(仕事の進め方の分からない新人の代わりに)仕事をしてあげる」という投資をしてきましたが、「仕事のやりかたを教えてあげる」となってきていますので、これからは新興国が自身の力で経済成長を遂げていってくれるようになります。
ちなみにひょしおんぬ個人の考えでは「貧しい新興国民を助けるために援助している」だけではなく「新興国を成長させることが先進国企業の利益につながるため」新興国への援助が加速しているのだと思っています。
(そのためひょしおんぬは先進国重視の全世界分散投資をしています)
その考え方については以下記事をご参照ください。
まとめ:これからも株式投資は儲かると言える
ここまで記事にさせてもらった通り、
- 過去の株価の推移
- これからの世界人口の増加
- 新興国の台頭
が根拠となり、世界全体で見れば今後も高い可能性で株価が上がっていくであろうことが予想されます。
株式投資で短期的に儲けるコトは容易ではありませんが、これからの長い時間をかけて株と付き合っていくことが大きな資産を得るコトに繋がります。
株価が右肩上がりで上昇し続けている以上、株を最も安く買えるタイミングは今です。
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