最終更新日:2020/4/18
暴落中の今だからこそ出来ることがあります。
基本的に積立インデックス投資家はやることがなく暇ですが、暴落中の今は投資資産の乗り換えチャンスです。
積立インデックス投資家が暴落中だからこそできる唯一の行動
積立インデックス投資家は
- 投資先のインデックスファンドの決定
- 積立投資の設定
が終われば、基本的には「投資先資産の割合調整(リバランス)」しかやることがありません。
そのリバランスも年に1回行えば十分です。
しかし、暴落時だからこそやれる作業がひとつあります。
それが投資資産の乗り換えです。
暴落時には投資先の資産を乗り換えるチャンス
暴落時は「昔買ったきり放置している資産」を売却するチャンスです。
暴落中ということは、評価損益がマイナスになっているケースが多く、すなわち「資産を売却しても税金がとられない」ということです。
(資産売却時に利益が出てしまったら約20%が税金として徴収される)
ここ数年で急激に、優秀(信託報酬が低いなど)な投資信託が数多く発表されていますが、「投資信託の乗り換えしようと思うと税金取られるし…」と、乗り換えを躊躇していた投資家にとっては、チャンスが到来しています。
信託報酬の差が及ぼす影響の大きさについては以下記事をご参照ください。
また「過去に買って保有し続けている個別株等」についても、これを機によく考えることをお勧めします。
考える際のポイントとしては「この株を保有し続ける価値はあるのか?」ではなく、
「この株を保有していないと仮定して、現状でこの株を購入するのか?」という目線で検討してください。
それで「買わないかなー」と思うのであれば、現時点でどれだけの評価損益が出ていようとも株を売ることをお勧めします。
なお、投資信託の乗り換えには、タイミングに注意しないと大損する恐れがありますので、次の見出しから説明します。
具体的な資産の乗り換え手順
資産の乗り換えは「売って」「買う」だけなのに、何故に手順を書く?
と思うかもしれませんが、中には無計画な乗り換えを実施して損失を被っている方も
いるかもしれませんので、念のため記載します。
投資信託の乗り換えは、何も考えないと
- 売る
- 入金確認
- 買う
の順に行うことになりますが、2の時点で株価が大きく上げた場合、株を保有していないあなたは「利益を上げる機会を逃した」ことになります。
(安い時に売って、高い時に買うわけなので)
具体的には、最近あった「10%の暴騰/1日」が2の時点で発生すると「10%の損失を出した」のと同等のダメージが発生します。
というわけで、「売り&買い」を同時に実施することがベストですが、それには売却資産と同額の現金が必要で、場合によってはかなりの大金が必要となり、不可能なケースも考えられます。
よって、どうするかというと「少額売り&少額買いを繰り返す」という手段が考えられます。
これであれば、200万円分の投資信託を乗り換える際に余剰資金が10万円しかなくても、「10万円の売り&10万円の買い」を20回繰り返すことで、株価上昇の機会を損失することなく、投資信託の乗り換えが可能となります。
少々手間といえば手間ですが、現在のように荒れた相場の時には上記のよう慎重に行動をした方が無難です。
まとめ:暴落時の今こそ積立インデックス投資家は資産を整理しよう
ここまで記事にさせて頂いた通り、現在は資産を整理するチャンスです。
実際にひょしおんぬは、「信託報酬の高い投資信託」から「信託報酬の低い投資信託」に乗り換えをしました。
どちらも基準とするインデックスは同じですが、信託報酬が0.1%程度違います。
200万円程度の乗り換えを行う予定なので、毎年2000円以上もの手数料を節約できることになります。
それにしても、積立インデックス投資家は暇です。
暴落時だからこそできる「投資資産の乗り換え」もすぐ終わります。
結局暇なんですw
空いた時間は趣味や家族と過ごす時間にします。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
------------
ツイッターでは記事の公開を通知したり、投資に関係する記事を取り上げたりしています。よろしければフォローをお願いします!
本記事が少しでも良かったと思って頂けたら、以下バナーを1日1回クリック頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!
よろしければ以下の関連する記事もご参照ください。
それではまた