この先を占うのにいい記事があった!
いや、むっちゃいい記事があった!!!
というわけで、とにかくこれを見れ。

これはモーニングスターが、メジャーな投資会社の出している『今後10年前後の期待リターン』を、クラス別に並べたグラフです(Experts Forecast Stock and Bond Returns: 2025 Edition)
(なんでか知らんけど、こういったグラフを見るとワクワクしちゃいます!!)
予想は、左から順に
- アメリカ株式(US Equity)
- 先進国株式(Developed Markets Equities)(除くアメリカだと思われ)
- 新興国株式(Emerging Markets Equities)
- アメリカ債券(US aggregate bonds)
の、4クラス別に
- ブラックロック
- JPモルガン
- モーニングスター
- Research Affiliates
- チャールズ・シュワブ
- バンガード
の予想が掲載されています。
なお、グラフ上にはいないものの元の記事には
- フィデリティ
- GMO(Grantham Mayo Van Otterloo)
の予想も掲載されています。
なお、各社の予想原文はこちらからどうぞ。
以上!
…としてもいいくらいですが、せっかくなので個人的考察を入れつつ、元の記事の紹介を…。
ざっくり全体まとめ
高いリターンが予想されているのは、
- 先進国株式、新興国株式
- アメリカ株式
- アメリカ債券
の順になっています。
以前から、
「今後のアメリカ株式はイマイチ」
という声はいたるところから聞こえてきていましたが、改めてその予想が広く一般的な予想となっていることを実感します。
さらに、これは2025年単年度の話ではなく、10年前後に予想となっているわけですから、これを見て
「アメリカ株式だけに集中投資するのはやめた方がいいかもしれない…。」
と思う人は多いんじゃないでしょうか。
フィデリティの予想
グラフには載っていませんが、フィデリティは今後20年間の予想を出しており、
- アメリカ株式の名目リターン:5.7%(実質3.1%)
とやや厳しめの予想をしています。
また、
- アメリカ以外の株式の名目リターン:6.8%
- 新興国の名目リターン:8.6%
としており、『アメリカ株式がその他に劣後する』という予想は他社と同様です。
GMO(Grantham Mayo Van Otterloo)
同じくグラフにないGMOの今後7年予想はこんな感じ。

アメリカ株式は、まさかのマイナス予想。
具体的には、
- アメリカ大型株式:マイナス6.3%
- アメリカ小型株式:マイナス5.3%
となっていました。
『Intl Large』は、おそらく『International Large』の略で全世界株式か先進国株式のどちらかと思います(分かる人は教えてください!)が、こちらのリターンもイマイチ(大型0.4%、小型2.5%)となっていました。
GMOだけは他社と大きく違う予想をしていますが、これをどう受け取るかは、あなた次第です。
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と、うだうだ追加しましたが、
とりあえず最初のグラフだけ見ればOKです!
繰り返しになりますが、どこも『アメリカ株式はイマイチ』という予想となっていましたね。
もちろん、この予想を見て
「アメリカ株式から撤退だ!」
なんてことをするつもりはなく、ただ「へ~」と思うだけです。
とはいえ、信頼足る様々な企業の予想を横並びで見ると、どうしても興奮が抑えられなくなってしまうので、ここで紹介させてもらいました。
なお、こういった予想が当たったのかどうか検証されるケースは少ないので、将来このブログ上で答え合わせをさせて頂く予定です。
その時をお楽しみに。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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