詳しくは忘れましたが、X上で
「オルカンは、20年、30年投資を続ければ必ずもうかる仕組み」
みたいなポストが話題となっていたような、なっていなかったような。
これに対しては当然
そんなわけない
と言わざるをえないです。
オルカンのメインの投資先である株式は『株主が儲かる可能性の高い仕組み』ではあるものの、『かならず儲かる』と言うことはできません。
投資期間が長くなればなるほど儲かる可能性は高くなっていくでしょうが、たとえ100年、200年と投資を継続しようとも、”必ず”儲かると言い切ることはできません。
であるのにも関わらず、私はそんなオルカン(などの広域への分散投資)をしています。
その理由は、
- オルカンに長期投資していれば儲かるだろうと”信じている”から
- 他の資産と比べてオルカンのほうがマシだと考えているから
でしかありません。
どんな資産であっても、『20年、30年後に必ずもうかる(損をしない)仕組み』を有している資産は存在しません。
過去を振り返れば、
- ハイパーインフレによって現金がゴミくずと化した国
- デフォルトによって国債の価値が消滅した国
など『安全だと思っていた資産の価値が消滅したケース』は何度も発生しています。(日本やドイツでもありました)
よって、
- 様々な国の資産に分散しよう
- どうせならこれまでに素晴らしいリターンを上げてきた株式に賭けよう
と考え、『必ず儲かるとは言えないオルカン』への投資をしています。
とはいえ『必ず儲かるとは言えない』ものの、心の底では『必ず儲かる』とほぼ信じているのが正直な考えです。
ここら辺は結構むずかしいところで、
「長期投資をしていても必ず儲かるとは限らない…!」と現実的に考えていれば、暴落があったときに逃げ出してしまうかもしれない。
反対に、「必ず儲かる…!」と現実を無視して信じこんでいれば、どんな時にも積み立て投資を辞めない、『模範的インデックス投資家』となることができます。
多くのインデックス投資家が実践している『暴落時にこそ買い』ができるのは、『長期的には株価があがっていく』と信じているからこそです。
よって、
- 「必ず儲かるとは言えない」ことを理解しつつ、それでも「必ず儲かる」と考えることが重要なのかもしれない
と私なんかは思います。
これを言い換えると、
- インデックス投資で成功できるかどうかは、インデックス投資への信仰心にかかっている
とも言えるでしょう。
というわけで、『必ず儲かるとは言えないインデックス投資』ですが、みなさまの信仰心を高めるべく、これからも活動してまいりたいと思います。
救われなくても私は知らないよ。
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