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つい先日、以下の記事を公開しました。
これはインデックス投資を始めてからの履歴なのですけども、楽天証券を見ていたらもっと過去のデータも残っていたので見てみることに。
それがこれ。
ざっと振り返ると、
- 2007年:投資を開始
- 2008年:リーマンショックが直撃して痛い
- 2012年:結婚したら色々とお金がかかった
- 2014年:持ち家購入のためにほとんどの株式を売る
といった感じだったんじゃーないかと思います。
この資産のうち元本がどの程度かは記録にないため不明ですが、おそらく年間100万円~300万円くらいを投資していたのではないかと思われます。
投資を始めた2007年のころは25歳だったわけですけども、その割に頑張っていたようです。
2014年の持ち家購入をきっかけに投資から(ほぼ)離れますが、この時に多くの頭金を確保できたのは投資をしてきたからこそなので、この頃から『投資のおかげで金銭的に恵まれた人生を送れていた』ようです。
ちなみに、2013年末から現在にかけて、先進国株式(ニッセイ外国株式)は以下の通り4倍以上になっていますので、当時保有していた1000万円を持ち家購入時に使わなければ、4000万円以上にまで膨れ上がっていたことになります。
「ちくしょう。」
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ちなみに、
「住宅購入時に頭金をツッコむな」
と言いたいわけではありません。
結果として『すべて投資にまわしていたほうが儲かった』のは確かですが、しょせんイチ結果でしかなく、違う世界線では『ここ10年の株式リターンがほぼゼロだった』となっている可能性もあるからです。
よって、住宅ローンを組む前に
- 今後、株式リターンがなかったらどうなるか?
- 金利が上昇したらどうなるか?
- 仕事を辞めざるを得なくなったらどうなるか?
などなどを想像しながら、各々で『自分が許容できるなプラン』を考えなければなりません。
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リーマンショックわろす
なお、もっとも市場に翻弄されたのは、言うまでもなくリーマンショックの時です。
その時の資産の推移はこんな感じ(月単位)
2008年7月に資産額およそ280万円というピークを迎え、
2008年11月には(記憶によると)資産額が一時マイナスになりましたが、
それでもコツコツと投資を続け、2009年6月には250万円まで盛り返しました。
資産が急減したのは『株価だだ下がりの日産に信用買いをツッコみ続けたから』であります。(詳しくは以下の記事をご参照)
その後、資産を急増させることに成功しているわけですが、
当時「株式投資は長期的には勝てる可能性の仕組みである」と理解していたわけではないため、
「くそー!!負けた!!!」
「この負けを取り返してやる!!!」
という『大敗するギャンブラーの思考』で賭け続け、運よく勝ってしまっただけです
株式投資をギャンブルに含めるかどうかは難しいところですが、
- 一般的(期待値が1.0未満)なギャンブルでは、『がむしゃらに賭け続ける行為』が負けを呼ぶ
- 株式投資では、『がむしゃらに賭け続ける行為』だけで大勝できる可能性が高い
と、真逆の性質を持っているとところが面白いですね。
(過度なレバレッジや信用取引にこの性質は当てはまりませんが)
なお、コトバンクでは、ギャンブルを以下のように定義しています。
ほかにも色々と調べてみましたが、ギャンブルの定義に『期待値が~…』という言葉を含めているものは見つかりませんでした。
この定義にあてはめると、
「株式投資はギャンブルじゃない!!」
と言うことはできませんし、むしろ
「株式投資はギャンブルである!!」
と言いたくなってしまいますが、それでも
- 株式投資はギャンブラーにやさしい賭博である
とは言えそうです。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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