イオン銀行が提供する『タマルWeb』というサイトに全世界株と全米株、どちらに投資するのが正解なのかなんていう記事があり、なかなか素晴らしい内容だったので紹介します。
この記事では、
や
といった過去の実績をグラフで比較し、
「全体的には全米株のほうが高パフォーマンスである」
「しかし、つねにそうだったわけではない」
と解説し、そのうえで
「全米株がいつまでも良いとは限らないため、『負けにくい投資』をする意味では、全世界株に一日の長があると考えます」
と結論づけています。
すばらしい!!
もう少し引用させてもらうと、
米国の2023年の時価総額は世界の約6割を占めていますが、ずっと世界1位であったわけではありません。1900年代から1920年ごろまでは、米国よりも英国の方が割合が大きくなっています。1980年代中ごろから1990年代は日本も存在感がありました。
もしも今米国だけに投資しておいたとして、数十年後にお金を使うときに、米国の存在感が今よりもぐっと減っていたとしたら、お金が減っている可能性も十分に考えられます。それを考えると、全米株よりも全世界株に投資しておいたほうが無難
プロのファンドマネージャーであっても、世界経済がどうなるかを予測するのは困難です。ましてや、素人である私たちがそれを予測して、的確に投資をすることは不可能でしょう。それであれば、基本的には幅広く投資をしておいたほうがいいと考えます。
と、その通り!!と大きな声が出てしまうほど、納得の解説をされています。
米国株の過去のリターンが素晴らしいのは明らかです。
もし『過去のリターンが将来のリターンを決める』のであれば、これほど簡単なことはありません。
みながそこに投資するだけで大儲けできるわけですから。
しかし、お互いを出し抜きあわなければならない投資において『みんなが大儲け』はありえません。
だからこそ投資家の多くは悩み、よりよい投資先を探しているわけです。
よって、何も考えずに『人気の投資先』に投資するくらいであれば、全世界に投資しておく方が無難であると言えるでしょう。
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正直に言って『イオン銀行が投資に関する記事を出している』という認識すらありませんでしたが、素晴らしいことを書いていたので紹介させてもらいました。
オリジナルの記事もぜひご一読ください。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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