ちょっと経済にうといので教えてください。
『政府がお金をバンバンくばったら景気がよくなる』について、
私は下のように認識しているわけですが、あっているんでしょうか?
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??「日本の経済が成長していないのは、お金を配っていないからだ!」
??「バンバンお金を配ったら、日本の企業でもイノベーションが起きるようになって、いい製品が登場する!」
政府「じゃあ、お金配ります!!」
日本人「いっぱいお金をもらったから、イマイチな日本製品じゃなくて質の良い海外の製品(iPhoneなど)を買おうぜ!」
というわけで…
円が海外にバンバン流出していくことで、どんどん円安になる。
日本企業は儲からず、給料も上がらない。
でも円安によって海外製品がどんどん高くなっていく。
もっとお金を配らないといけなくなる。
どんどん円安になっていく。
…
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これをまとめると、
- 日本に魅力的な商品がない状態で、国債を発行してお金を配る
- そのお金は海外企業を潤すだけ
ということになり、つまり
- 海外の企業をもうけさせるために国債を発行する
なんてことになりはしないのでしょうか?
もちろん、配ったお金が海外企業ばかりにいくことはあり得ず、多くは国内企業にも向かっていくことになるでしょう。
しかし、「海外製のほうがいいよね!」という状況にあれば、
『円の流出』は確実に起き、『流出以上の流入』がなければ、円安が進んでいくことになります。
そして、『外貨の流入』を大きくするためには、『魅力的な日本の商品』を海外で売りさばく必要があり、そのためには企業の成長が欠かせません。
大きく円安が進めば、『安い労働力』で『安い商品』を生産できるので、それで『外貨の流入』を生みだすこともできますが、それを『成功』と言えるのかどうかは微妙です。
つまり、
- 何よりも先に『魅力的な商品』を作れるようになっておかないと、お金をくばったところで日本経済が持ち直すことは難しい
なんてことを思うわけです。
とはいえ、経済なんて、科学のように『○○をしたら○○が起きる』とシンプルに答え場でるようなモノではないので、「やってみないと分からない」というのが答えになってしまうかもしれませんが、様々な意見を聞いてみたいと思い、質問させてもらいました。
意見をお待ちしております。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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