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ただの読書に意味はない

『ただ読むだけ』の読書に、ほとんど意味はありません。

同じように、『なんとなく見ている』ネット記事やYoutube、SNSにもほとんど意味はありません。

 

ここでいう『意味』とは『学ぶことができているか』を指しており、世の中には、

  • 「ただ本を読んだだけ」で賢くなったと勘違いしている人

が大量にいます。

 

何を隠そう、私もそうでした。

 

ただの読書に意味はないことを体感してきた

私は子どもの頃から読書が趣味で、年間100冊以上の本を読み続けていたわけですが『身に付いた知識』は、かなり限られています。

 

本屋にいって適当な本を買いあさっていた時代もありますが『買った本がすでに本棚に置いてあった』といったコトも多発しており、明らかに読んだ本のことを覚えていません。

それどころか、すでに本棚にあることに気付かず読破してしまい、本棚を整理して初めて「2冊あるやん…」と気付くことすらあります。

 

どう考えても『意味のない読書』によって、『ただ本を読んだだけ』を繰り返していました。

 

しかし、ここ2年ほどは『読書』そのものでなく、『読書したあとの行為』を重視することによって、劇的に知識が身に付くようになったことを実感し、『意味のない読書』から脱することができるようになりました。

 

そこで、この記事では『ただの読書に意味はない』ということを理解頂き、『読書の効果を最大化するための方法』を書いていきたいと思います。

 

読書の効果を最大化するための方法

最初に『読書の効果を最大化するための方法』を書いてしまうと、

  • 学んだ知識をアウトプットする

となります。

 

とにかくこれに限ります。

 

むしろ、

  • アウトプットしない読書に意味はない

とすら考えています。

 

これはあたり前の話で、学生時代に教科書を一度読んだだけで知識が身に付く人がほとんどいないことからも分かる通り、読書しただけでは何の意味もありません。

 

しかし、教科書を読んだ後に復習をしたり、問題集を解いてたりしていくうちに知識が身に付いていき、『テスト』という本番で読書によって手に入れた知識を発揮できるようになるわけです。

 

つまり、

  • ただの読書に意味がないことは、誰の経験からも明らか

で、

  • 読書したのちに、再びその知識に触れる、思い出すことやっと身に付く

わけです。

 

そして、それを実現するのに最も手っ取り早い方法が『アウトプット』なわけです。

 

アウトプットによって読書に意味をもたせる

『アウトプット』といっても様々ありますが、例えば、

  • ノートに書き出す
  • 知人に話をする
  • Twitterでつぶやく
  • ブログに書く

などがあります。

 

この中でもおススメなのは下の3つで、これらは「他人に分かりやすく伝えよう」とするため、

  • 読書した内容をかみ砕いて要約し、自分の言葉で表現する

ことが必要となるためです。

 

つまり、このとき

  1. 読書した内容を思い出し
  2. 相手に伝えるためのポイントを整理して抜き出し
  3. アウトプットする

という段階を踏むことになるわけですが、アウトプットにいたる

  • 1.の『思い出し』で、記憶の定着を強化する
  • 2.の『ポイントの整理』で、自分なりの理解を深める

といったことが自然と起きます。

 

ちなみに、これら行為によって記憶が定着する効果を『テスト効果』と言い、様々な研究によって効果が証明されています。

 

よって、

  • アウトプットすることで、読書によって読んだ知識を定着させられる

わけです。

 

アウトプットできない知識に意味はない

また、アウトプットしていると、

「あれ?ここの理解ってここで合ってるんだっけ?」

「説明してたら、整合性が合わなくなってきたぞ…」

といった『自分の理解できていないポイント』があぶり出されることがあります。

 

つまり、

  • アウトプットしようとすることで初めて『自分は理解できていない』ということに気付ける

わけです。

 

言い方を変えると、

  • 『自分は理解できていない』と気付ける前の知識は、役に立たない『間違った知識』だった

とも言えるわけです。

 

というわけで、

  • 読書にアウトプットは必須で、アウトプットのない読書に意味はない

と(少々過激ですが)なってしまうわけです。

 

ちなみに、SNSやブログ等々でアウトプットをすると、「間違ってますよ」という指摘がとんでくることもあります。

 

これには功罪ありますが、冷静に受け止めれば非常に効果的なモノとなります。

 

SNSによる批判の中にも的を得ているものもある

ニュース等々を見ていると

「SNSによる批判は怖い」

と思ってしまうかもしれません。

 

しかし、案外建設的な意見も多く、参考になることが多々あります。

 

というのも、間違いを指摘してくれる人や、批判する人のほとんどは『その分野に自信がある人』である可能性が高く(そもそも、詳しくない人は意見してこない)、その意見が的を得ている可能性が高いためです。

 

このブログに対してもそういった意見が届くことがありますが、9割は建設的な意見なので非常に勉強になりますし、記事に反映させてもらうこともあります。

 

また、中には『アウトプットしている内容とはまったく関係のない批判』もありますが、その場合でも

「分かりづらいアウトプットをしてしまったな。こう書くと、こう受け取られるのか。」

と、学べる良い機会になります。

 

普通に生活していると、コミュニケーションを取る相手は『友人』『家族』『職場の人間』と、自分と近い常識、思考、知識を持っている人ばかりなので、手を抜いたアウトプットであっても何となく通じてしまいます。

 

しかし、SNS上には自分の様々な人がいるので、自分の手抜き発言では通用しないことが多々あります。

よって、

  • SNS上での批判は、自分の世界を広げることになり、アウトプットの質を高めるトレーニング的な意味でも非常に有意義

と言えるわけです。

 

SNSによる発信は怖いかもしれませんが、読書に意味を持たせるためにもトライしてみては如何でしょうか。

 

まとめ:ただの読書に意味はない!アウトプットが必須!

といった感じで『ただの読書に意味はない』というテーマで記事を書いてきました。

 

まとめると

  • ただ読書しているだけでは身に付かず、読書そのものに意味はない
  • 読んだ情報アウトプットすることで、記憶が定着し使える知識になる
  • SNSによるアウトプットも役に立つ

といった感じとなります。

 

そんなわけで、このブログでは色々な本の内容を紹介させてもらっているわけです。

 

読書によって情報を入手して、

アウトプットによって使える知識に昇華し、

より難解な本にチャレンジし、

またそれをアウトプットする

この積み重ねによって、読者の皆さまに質の高い情報を提供できるよう、邁進してまいりたいと思います。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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