最終更新日:2021/3/17
最近『セミリタイア』『FIRE』という言葉を耳にする機会が増えてきました。
『セミリタイア』という通常とは違う人生は、SNS上で目立ちやすく拡散されやすいというのと、順調に推移している株式市場などがきっかけとなり耳にすることが多くなっているのかと思います。
しかし、多くの人は「セミリタイアできるならしたい」と考えてはいるものの、「どうすれば実現可能か?」についてまで考えている人はわずかでしょう。
そんな中、30代から始めるセミリタイアへの道という連載が公開されたので、本記事ではそれについて紹介、考察していきたいと思います。
連載第1回目のテーマはセミリタイアを実現した人に共通するたった2つのことです。
その2つのこととは、
- セミリタイアの定義を明確にする
- 具体的なプランを作る
です。
セミリタイアの定義を明確にする
セミリタイアするためには、『セミリタイアとは何ぞや?』をしっかりと定義しておくことが必要です。
ほとんどの人は、セミリタイアについて
- 仕事はやめるんだろうな
- 投資で生きていくのかな?
- バイトくらいはするんだろうか?
と漠然としたイメージしかないかと思いますが、ここをハッキリさせずしてセミリタイアすることは困難です。
というのも、そこがフワフワしていると「何をもってセミリタイア達成とするのか?」が分からず、セミリタイアに向けた具体的な行動を取ることができないためです。
そこで、紹介する記事では
「セミリタイア」を、全く働かずひたすら遊んで暮らすことではなく「会社勤めによって得た給与に頼って生活することをやめ、自分で事業をおこしたり、自らの力で価値を生み出したりすることで、それらの収入による生活にシフトすること」と定義しています。
つまり「会社依存からの卒業」「サラリーマンからの引退」だと考えているのです。
と定義しています。
筆者であれば、
- 豊かな人生を送ること
がセミリタイアの目的であるため、
- ストレスの多いサラリーマンを引退し、自分の好きなことだけで稼げる状態
に達したかどうかが『セミリタイアできた』と判断するポイントとなります。
この目標があるので、セミリタイア前から「好きなことでお金を稼ぐ手段はないものか?」と、セミリタイアに向けた準備ができるわけです。
これは、個人差があるものかと思いますので、セミリタイアを目指しているのであれば、
- 自分にとってのセミリタイアの定義
をハッキリさせておくことをおススメします。
さらに、ハッキリさせておくべきものには『具体的なプラン』もあります。
セミリタイアに向けた具体的なプランを作る
『何をもってセミリタイア達成とするか』が決まれば、『どうやってセミリタイアするか?』といった計画が立てられるようになります。
そして、この計画は必須です。
というのも、セミリタイア計画が曖昧なままだと
- いくら資産を貯めればいいのか?
- どのくらいのペースで資産を増やせばいいのか?
- セミリタイア後の生活費はどれくらい使えるのか?
などが分からず、いつまでたってもセミリタイアができません。
筆者は『41歳4500万円でセミリタイアする』という計画を立て、その目標に対して実績がどのように推移しているのか、以下グラフを用いて毎月チェックするようにしています。
そうすることで、
- 予定に対する実績
- 総資産の増加ペース
- 投資によるリターン
がハッキリし、『このままいけばセミリタイア可能なのか?』を正確に予想できるようになります。
さらに、たとえ総資産が順調に推移していたとしても
- 投資が順調なだけで、支出額が予定以上になっていないか?
といったチェックも可能となり、
- セミリタイア後に、どれのほどの生活費まで耐えられるか?
を知ることもできます。
それによって、
- 今の生活費を維持するためには、月いくら稼げばいいのか?
と、セミリタイア後に必要な収入額もハッキリとします。
これが分かれば、
- 週3勤務のバイトで十分
- ブログ収入だけでいける
- 収入を気にする必要すらない
などなど、セミリタイア後の収入源についても目途が建てられ、それに向けた準備(筆者であれば、ブログ運営してみる)ができるようになります。
参考記事:筆者が41歳4500万円でセミリタイアした後の生活について
ここまで来て、セミリタイアに向けた準備は大まかには完了となります。
もちろん、早期にセミリタイアするためには
- 資産を増やす&減らさないための投資法
- 生活費を最適化するためのアイデア
等々は必要となってきますが、
- 投資に関してはインデックス投資を採用
- 生活費に関しては、計画から逆算
することで、ほぼ解決します。
よって、「セミリタイアしたいなぁ…」と思うのであれば、まずは
- セミリタイアの定義を明確にする
- 具体的なプランを作る
をしましょう。
そうすることで『自分が何をしなければならないのか?』が明確になり、『セミリタイアの実現性』もハッキリしてきます。
このブログでは繰り返しのように言及していますが、
- いまの日本では誰でもセミリタイアできる
といっても過言ではありません。
「65歳、70歳まで働き続けるイメージができない」という方は、一度セミリタイアについて真剣に考えてみてもいいかもしれません。
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