最終更新日:2021/1/26
最近たて続けに
- ひょしおんぬさんのセミリタイア後の生活は大丈夫なんですか?
といったコメントを頂いたので、セミリタイア後の計画を書いていきたいと思います。
(名前は出しませんが、メールありがとうございました!)
そのコメントは『41歳、4500万円でセミリタイア』という目標値に対して、「4500万円では少なすぎない?」と感じたから出たのだと思いますが、
- 筆者(ひょしおんぬ)の計画では4500万円で問題ない
と考えています。
その根拠が
の4つです。
それでは、順に解説していきます。
セミリタイア後にも働くから
我が家のセミリタイア後の収支(予定)をザックリ書くと
- 年間462万円の支出(38.5万円/月)
- 年間192万円の収入(16.0万円/月)
となっており(支出は今と同程度)
- 4500万円を投資して年間5%のリターンが得られる
とした場合、
- 65歳時点で2300万円の資産が残っている
と試算しています。
参考記事:子持ち夫婦のセミリタイア後の生活費をシミュレーション
というわけで、セミリタイア後にも月16万程度の収入を予定しています。
「セミリタイアしたのに働くんかい!」というツッコミもあるかもしれませんが、『働く目的』を大きく変えて、労働を続ける予定です。
いまは、
- 収入”額”を重視して、仕事による大きな負担を受けて入れている
段階ですが、セミリタイア後は
- 収入”額”に重点をおかず、楽しめる仕事をする
というフェーズに移行しようと考えています。
具体的には(未定ではあるものの)
- 筆者(ひょしおんぬ)はブログから収入を得る
- 妻は、趣味を活かした仕事をする
といったことを漠然と考えています。
月16万円の収入を二人で割れば、たった月8万円でよく、この程度であれば『楽しい』に重点をおいた仕事であっても稼げると考えています。
(本音では『楽しい』で『大きく稼ぐ』を実現したいと考えていますがw)
また、我が家の場合、太陽光発電による『そこそこ大きな収入』があるのもポイントの一つです。
太陽光発電による収入があるから
我が家は、およそ14kw/hという一般家庭にしては大きめの太陽光発電設備を持っており、20年間固定(2035年まで)の金額で売電できる契約となっています。
かなり良いタイミングで契約できたため、単価が1kw/h当たり30円くらい(正確には忘れたw)という高値となっています。
(2021年度に20年固定の新規契約をすると1kw/h当たり12円らしいですね…)
太陽光に関わる金額を列挙すると、
- 導入費は約600万円
- 平均5万円/月の売電
- メンテナンス費80万円/10年(仮)
といった感じになるので、20年間で(20年目のメンテナンス費用込み)
- 440万円の利益= 1200@売電 - (600@導入 + 160@メンテ)
となります。
買取金額固定の契約は、セミリタイアから10年間は生きているので、その間は『月11万円(16万円ー5万円)の収入でOK』ということになり、
一人当たりにすると『月5.5万円の収入』となるので、より容易に達成できる収入額となります。
20年契約終了後には、
- 売電者にとって良い売電契約
- 良質(&安価)なバッテリー
が登場して発電設備が無駄にならないことを祈っていますが、期待はしていません。
というわけで、収入に関してはある程度のあてがあり、さほど心配はしていません。
とはいえ、『投資による年間5%のリターン』を前提としているので、それが得られなかった場合も想定しています。
その場合はシンプルに「お金がないなら、お金を使わなければいい」と考えています。
もっと生活費を抑える自信があるから
我が家は、収入の半分程度にまで生活費を抑えていますが、それでも「贅沢な暮らしをしている」と認識しています。
例えば、
- 生ハムを原木で買っちゃう
- 冬は24時間、家じゅうの床暖房をつけちゃう
- ディズニー費はケチらない
- 外食を”そこそこ”しちゃう
- たまに良いお酒を買っちゃう
といった、人によっては「ムダ使いしよって!」と思われるような行為もしており、かつ、それを『贅沢』として受け取っています。
つまり『贅沢しない普通の生活』をするだけで、生活費をもっと抑えられわけです。
この『贅沢だと認識している』のが重要だと考えており、例えば、
- オーガニック食材を使うのが”当たり前”
- 長期連休には海外旅行するのが”当たり前”
- 高級車に乗るのが”当たり前”
という考えを持った人が、何らかの理由で節約しなければならくなった場合
- 当たり前のことすらできない生活を送る必要がある
となり、大きなストレスとなることは容易に想像できます。
よって、我が家では、基本的には節約をこころがけ、大きめの出費や外食をするときには、
- ちょっと贅沢しちゃうか!
- たまにはいいか!
という言葉を使って『特別感』を出すようにしています。
というわけで我が家の場合、生活費の削減は『特別な出費を削る』だけで達成できるというわけです。
とはいえ、
あくまでも『生活費は削れる”はず”』というだけですし、
やはり『投資による年間5%のリターン』も不確かなものなので、
上手くいく保証はありません。
というわけで、セミリタイア後の生活を保障する最も大切なものとして『サラリーマンに戻る覚悟がある』があるわけです。
イザとなったらサラリーマンに戻る覚悟があるから
筆者(ひょしおんぬ)は、セミリタイアを目指しているわけですが、常日頃から
- 職場を満足できる環境にしよう
- 仕事から充実感を得られるようにしよう
と、仕事をポジティブに受け止められるよう”努力”しています。
その理由のひとつは『セミリタイア後にサラリーマンに戻るかもしれない』と考えているからです。
(「どうせセミリタイアするからいいや」と適当に仕事をしていたら、やる気の喪失によってメンタル不調に陥った、という理由もありますが…)
ここまで、セミリタイア後の生活に対して
- 投資してるから大丈夫
- 収入を得るから大丈夫
- 節約できるから大丈夫
とは言ってきたものの、あくまでも『大丈夫”だろう”』でしかなく、
それを信じ切って生活していたとして、もし『想定外の事態』が起きてしまったら生活が成り立たなくなってしまいます。
よって、比較的に確実な収入源となりうる『サラリーマン』になる覚悟だけはしています。
また、筆者(ひょしおんぬ)の場合はSEという仕事柄、
- 在宅サラリーマン
- フリーランスで仕事を受注する
といったことが容易であるのも、セミリタイア後の生活を心配していない理由のひとつでもあります。
まとめ:なんとでもなる
というわけで、
- セミリタイア後にも働く
- 太陽光による収入
- もっと節約可能
- サラリーマンに戻る覚悟
があることから、『41歳、たった4500万円でセミリタイアしても問題ない』と考えています。
なお、この記事だけ見ると「サラリーマンやっておけば安泰」とも見えますが、そう思っているわけではありません。
AIなどの技術の発展によって、多くの人が職を失うことは確実であり、そういった人々は新しい仕事を探す必要が出てくるわけですが、その時に『人間を必要とする業界』がどれだけあるのか想像することすらできません。
(IT業界は安泰なほうでしょうが…)
昨今では、今まで言われていた『まともな仕事=サラリーマン』ではない人(Youtuber、ブロガーなど)が、どんどん増えいます。
そして、この傾向はまだまだまだ続くことが予想され、もしかしたらサラリーマンは少数派となってしまうかもしれません。
もしそうなれば、『まともな仕事=サラリーマン”だけ”』と考えている人々は、どうなってしまうのでしょうね。
さて「こいつは何が言いたいんだ?」と考える読者も出てきているでしょうから、まとめさせてもらうと、
- 『将来どうなるか』なんて分からんので、臨機応変に、なんとか生きていきますよ
という結論になります。
計画を立てるのは大切ですが、計画に囚われないのも大切かと思います。
このブログを選び、読んで頂いて感謝します。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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