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テスラへの投資はまだ間に合う?【テスラ:バッテリーデーの発表から将来を予想】

最終更新日:2020/10/8

 

絶好調なテスラが、9月22日にテスラの将来の見通しについて発表する『バッテリーデー』を実施しました。

 

このバッテリーデーでの発表では

  • 航続距離を50%以上アップさせる
  • バッテリーを内製化する(製造コスト削減)
  • 今後10年で生産台数を50倍にする
  • 25000ドル(260万円程度)のコンパクトカーを発売する

などなど『さすがテスラ』と言いたくなるような計画が発表されました。

 

が、バッテリーデーでの発表以降、株価は以下の通り一時的に大きく下落しました。

テスラの株価の推移

※過去1年の推移(ブルームバーグより)
 

というわけで、本記事ではテスラのバッテリーデーでの発表を元に、今後のテスラ株について考察していきたいと思います。

 

※10月5日に米国会社四季報が発売されました(10/7時点でAmazonマネー雑誌1位)

米国株投資をしている人は、本書のチェックをお忘れなく。

 

<目次>

 

テスラの現状について

テスラは時価総額ではトヨタ自動車をこえる世界一の自動車メーカです。

2019年の新車販売台数は約37万台と、2018年実績より50%増加しており、急速にシェアを伸ばし続けています。

とはいえ、VW、トヨタ、ルノー連合の、(それぞれが)1000万台を超す販売台数と比べると『小さな自動車メーカ』となってしまいます。

 

しかし、目線を『EV/PHV』に移すと、テスラの新車販売台数は世界一となっており、

2位のBYD(中国メーカ)の1.6倍以上の販売台数を誇っています。

 

世界の自動車がEVへのシフトを加速している今、最も実績のあるEVメーカであるテスラに期待が高まっている(株価が急上昇している)のは、当然と言えそうです。

 

なお、テスラといえば『拡大し続けているけど、赤字続き』というイメージがありますが、2019年7~9月期以降は黒字が続いています。

 

テスラは既に黒字化している

テスラは、売り上げを急速に伸ばしつつも、それ以上に事業拡大に投資するスタイルを続けていたため、急激に成長しているのにも関わらず、『上場して以来10年連続して赤字』という、なかなかスゴイ実績を残してきました。

 

それでもテスラに投資する人は増え続け、株価は順調に上昇していったわけですが、その投資家達の『将来のテスラに期待!』という思いが、ついに実ってきた、とも言えます。

 

しかし、今まで赤字続きであったのは『大量の資金を調達して、事業拡大(バッテリー工場の建設など)に力を入れていた』わけなのですが、『黒字になった』ということは『事業拡大の余地がない』とも受け取れます。

 

すなわち『お金の投資先(使い道)が無いために黒字化してしまった』=『お金が余っている』とも言えるわけです。

 

もし、この考え方が当てはまるのであれば『テスラの急成長』は、これから鈍化していくとも考えられます。

 

が、テスラの『バッテリーデー』での発表を聞くと『そんな心配は全くいらいない』と思えてきます。

 

バッテリーデーの発表から将来を予想 

バッテリーデーの発表から将来を予想 


 記事冒頭でも書いた通り、テスラはバッテリーデーで以下のような発表をしています。

  • 航続距離を50%以上アップさせる
  • バッテリーを内製化する(製造コスト削減)
  • 今後10年で生産台数を50倍にする
  • 25000ドル(260万円程度)のコンパクトカーを発売する

こららを見る限り、今までのテスラと変わらない『野心的な計画を立てている』と言えそうです。

 

特に『2030年には年間2000万台(現在の50倍)の製造ライン構築を目指す』という計画には驚きです。

現時点で最も生産台数の多いVW、トヨタ、ルノー連合は、およそ年間1000万台の新車販売をしてることと比べると『2000万台』の規模の大きさがよく分かります。

(『生産台数』と『販売台数』なので、単純比較はできませんが)

 

さらに、およそ260万円程度のコンパクトカーの販売によって、ターゲット層の拡大にも着手しています。

テスラは『EVはガソリン車と違ってメンテナンス費用がほとんどかからない』としており、『260万円相当のガソリン車よりもリーズナブルに車を持てる』と言っています。

また、優れた自動運転しシステムや、圧倒的加速性能など、テスラのEVでしか味わえないメリットが260万円相当で手に入るのは、テスラを検討するユーザにとって大きなポイントとなりそうです。

 

というわけで、急激に成長を続けてきた実績だけでなく、『環境保全』という世界的な動きにも後押しされるテスラには、今後も期待できそうです。

が、『企業が成長する=投資先として適している』わけではないので、その点についても考察していきます。

 

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テスラへの投資はまだ間に合う?

記事冒頭でも書いた通り、バッテリーデーでの発表によって株価は一時的に大きく下落しました。

それは『投資家はもっとすごい発表を期待していたから』 です。

言い方を変えると『投資家からすると期待外れの発表だった』わけです。

 

ここまで記事に書いてきた通り、テスラが今後も成長を続けることは『ほぼ間違いない』と言えそうです。

しかし、投資家が『テスラなら毎年100%は成長できるだろう』と期待していたのにも関わらず、テスラが「今後は毎年80%程度の成長率となるだろう」と発言すれば、投資家の期待は裏切られることになり、テスラの株価は下落します。

 

つまり、『企業がどれだけ急成長しようとも、株価の値動きには関係ない』と言えるわけで、『買うべきかどうか?』の判断は『投資家の期待以上に成長するかどうか』にかかっています。

 

ここを考える上で真っ先に思い浮かぶのは、テスラのCEOであるイーロン・マスクが5月に発言した「テスラ株は高すぎる」という言葉です。

現在のテスラの株価は400ドルオーバーとなっており、当時(5月)のテスラの株価は160ドル程度だったことを考えると、『今の株価は異常なほど高い』と言っても良さそうです。

 

つまり『テスラ株は買いではない』との判断になります。

 

ただし、1点だけテスラにとって強力な追い風となりそうなイベントが待ち構えています。

 

それは大統領選挙です。

 

10月初旬時点では、バイデン氏が現職のトランプ大統領を超える支持率を確保していると言われており、そのバイデン氏は『環境保全』を公約として掲げ、EVを普及させる政策を考えています。

具体的には

  • 自動車メーカのEV生産設備導入への補助
  • EV購入の補助金の支給
  • 充電施設を50万か所に設置
  • 政府公用車300万台(!?)をEV化

などといった内容で、いずれもテスラにとって大きな追い風となることは間違いありません。

 

つまり、今後のテスラは米大統領選挙の結果にかかっている、とも言えそうです。

 

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まとめ:テスラ株は間違いなく割高だが、急成長も期待できる

ここまで記事にさせてもらった通り、

  • 株価はイーロン・マスクですら『割高』と思う水準にある
  • ただし、『環境保全』を背景に今後も急成長を遂げる
  • 米大統領選の結果によっては、テスラに大きな追い風が吹く

というのが、テスラの現状と言えそうです。

 

『急成長が期待できるが割高』という、ある意味で『当たり前の状況』ではあるわけで、投資するかどうか?の判断は非常に難しいところです。

 

なお、筆者(ひょしおんぬ)は、イーロン・マスクが人間的に好きなので、『テスラに投資したい』というのが本音ですが、投資はしません。

その最大の理由は

  • 日本の個人投資家にすら人気が出ている

ということです。

 

株価は『買いたいと思う人』が増えれば増えるほど、上昇していきます。

目線を変えると、最後に『買いたいと思った人』が買ったタイミングが、その銘柄のピークとなるわけです。

そして、今は日本の個人投資家が『買いたい人』となっているフェーズです。

日本の個人投資家たちより後に『買いたい人』となる人たちは、どのグループに属している人達でしょうか?

 

それが見つからなければ『テスラは買いではない』と言う結論になります。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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