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SNSを規制する前に運動不足を規制しようぜ

SNSを規制する前に、子どもの運動不足を規制しようぜ!!!

 

と、いう内容なので、投資だとかセミリタイアだとかとはまったく関係ない記事を書きますが、ご容赦ください。

 

というのも、

「SNSは青少年に悪影響があるけど、貧困やいじめ、運動不足や睡眠不足よりも悪影響は小さいぞ!」

という論文があったからです

Digital Media Use and Child Health and Development: A Systematic Review and Meta-Analysis | Media and Youth

 

たま~に、どこかから

「子どものSNS使用規制をしようぜ!」

という声が聞こえてくることがあり、これ、どちらかと言うと賛成寄りの立場なのですが、

  • SNSを禁止するよりも、運動や睡眠を大事にした方がよいかも

とも読める論文にを見つけてしまい、この記事を書くことにしました。

 

なお、概要に関しては上記リンクから確認できますが、原文をダウンロードできなかったのでChatGPTやらGeminiやらに頼って確認しております(間違っているところがあったらご指摘ください!)

 

子どものSNS利用は悪影響がある!

紹介している論文は、0歳から18歳までの子どもを対象とした153の研究を統合した(メタ分析した)調査結果で、『子どもへの悪影響』とは、主に

  • うつ症状の増加
  • 問題行動の増加
  • 学業成績の低下
  • 自己肯定感の低下

を指しています(なお、アジア系の調査は全体の14.4%)

 

ほんでもって、

  • SNSの利用は、ほとんどの分野に悪影響を及ぼしている

という結果となりました。

 

具体的には、SNSの利用との相関関係は、

アウトカム 相関係数 r
うつ症状の増加 0.17
問題行動の増加 0.16
学業成績の低下 -0.07
自己肯定感の低下 -0.05

との結果となっています。(相関係数はざっと、0.1は小さい、03なら中くらい、05なら大きいと受け取ってください)

 

また、これは相関関係(因果関係ではない)を示すものなので、「SNSを使っているからうつ症状が出た」のか「うつ気味だからSNSを使っている」のかはハッキリしませんが、相互に関係していると考えられています。

 

なお、『悪影響の出始める利用時間』的なものに関しては詳しく言及されていませんが、

  • 使用時間の増加にともなって影響が大きくなっていき、4時間を超えるあたりから目に見えて悪影響が出てくる

との所感もあります。

 

やっぱりSNSはいかんかった!

 

とはいえ、子どもにネガティブな悪影響を及ぼすものは他にも色々あるよね、ということでそこらへんもチェック。

 

悪影響があるのはこれだ!

結果はこれ。

相関係数 r うつ症状 問題行動 学業成績 自己肯定感
SNS利用 0.17 0.16 -0.07 -0.05
睡眠不足 0.30〜0.50 0.25〜0.40 -0.03〜-0.18 -0.20〜-0.30
運動不足 0.20〜0.40 0.15〜0.30 -0.10〜-0.20 -0.15〜-0.25
家庭内不和 0.30〜0.50 0.30〜0.45 -0.15〜-0.30 -0.25〜-0.40
いじめ 0.40〜0.60 0.35〜0.55 -0.15〜-0.25 -0.30〜-0.50

 

『SNSの利用』よりも『睡眠不足』や『運動不足』の方が悪影響が大きいんだね~。

(睡眠不足とは8~10時間未満の睡眠、運動不足とは1日1時間未満の運動を指しています)

 

というわけで、冒頭で書いた

「SNSを規制する前に運動不足を規制しようぜ!!!」

という話になるわけです。

 

『家庭内不和』や『いじめ』が大きく悪影響を及ぼすのは誰もが理解していることであるため、どの家庭においてでもこれが発生しないよう心がけているとは思います。

 

しかし、『睡眠不足』や『運動不足』に気を使ってる家庭は少ないかもしれません。

 

中には、『睡眠不足』や『運動不足』にまったく気を遣わず、「SNSばっかり見るのはやめなさい!」と注意する家庭もあることでしょう。

 

気持ちはよく分かる。

 

「SNSばかり見て…!」と憤慨するのは、大人同士の関係でも思う時があるくらいなのですごく指摘しやすいものではありますが、青少年の成長にとっては『睡眠不足』や『運動不足』に気を使ったほうが健全であるという結果となっています。

 

まぁ、そうだよね…。

 

というわけで、

  • 目につきやすい『SNS利用』ばかりに注目するのではなく、生活習慣全般に気を使う方が、子どもの発育にとって有意義である

といえるでしょう。

 

この結果が『SNSばかりを悪者にしようとする人々』に届くことを祈って、この記事を終わりにしたいと思います。

 

余談

ちなみに、『SNS利用が問題行動を起こすわけではない』と理解すると、

SNS上にいるモンスターたちは『SNSを使っていたがためにモンスターになった』のではなく、『モンスターがSNS上にやってきた』ということが分かります。

 

よって、モンスターたちとは口論するのではなく「運動して、しっかりと寝なさい」と返信するのが、良い選択であると言えるでしょう。

 

知らんけど。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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