ついつい、こんなタイトルの記事を開いてしまいます。
「本当のお金持ち」は見た目で判断できない…億り人になってわかった富裕層が着ているブランド、乗っている車 アメリカの億万長者の4割は中古車を買っている
が、もちろん、これら記事を読んでも何も得られません。
すでに語りつくされている内容なので、(知っている人からすると)学びもないし、楽しくもないからです。

「でも読んじゃうww」
そこで、この悲劇を繰り返さないためにも、あえてこれを深掘りしてみることにしました。
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さて、多くの場合こういった記事の内容は
- 成金は派手な見た目をしているが、本当の富裕層ではそうではない
- コツコツと貯蓄・投資に成功した人は派手な生活を送らない
- バフェットでさえマクドナルドを食べている
といった内容がちりばめられています。
こういった記事を反射的に開いてしまうのは、
「成金だと思われたくない」
「本当のお金持ちだと思われたい」
といった願望があるのではないかと想像します。
わたくしは『たまの外食はラーメン』という、いたって平凡な家庭で育ってきました。
しかし、現在ではサラリーマンを辞められる程度の資産を作ることはできたわけなので、「比較的に裕福な家庭にはなれた」と思っています。
生まれは貧乏・平凡であるのにも関わらず、多くの資産を手に入れた人のことを『成金』と表現します。
一般的に、この『成金』という単語にはネガティブなイメージがあり、『成金ではない金持ち』どころか『一般的な人』からすらも蔑まれる言葉として使用されることがあります。
「あいつはしょせん成金だからな」
と。
よって、自分では『金持ちになった』と理解しているわけではないものの、それでも「世間から成金だと思われたくない」という意識が働いてしまうのも致し方ないのかもしれません。
こういった意識が働いているがために、「本当のお金持ちは見た目で判断できない」といった『真のお金持ちになるための指南』が書かれていそうな記事を見ると、無意識で開いてしまっていると考えます。
この
「成金だと思われたくない」
という願望は、世間の目を気にしているがたまに出てきていると考えられます。
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さて、これに近しいエピソードとして、
- ディーラーで仕事を聞かれたときに「自営業です」と答えてしまった
という残念な記事を少し前に書きました。
『サラリーマンを辞める』という、一般的なルートとは違う道を選択したわけですから、何かしらの批判や、ネガティブな感情が向けられるのは当然のことです。
であるのにも関わらず、私はこれを回避したいと考えているようです。
これはある意味で『自分の現状を肯定できていない』という、とても危険な心理状態にあるサインなのかもしれません。
具体的には、
- 働ける力があるのに逃げている
- 42歳で無職とはだらしない
- 子どももいるのに無収入とは無責任すぎる
といったことを考えているのかもしれません。
よろしくありませんね。
そして、こういった『自己否定』から「本当のお金持ちは見た目で判断できない」といった記事を無意識的に開いて時間を無駄にしているのであれば、これを改善するためには、自己を肯定していかねばなりません。
いま思いつく、そのための最大手段は、
- 自信をもって『ブロガー』と言えるのほどに、ブログを成功させること
です。
これを成功させることができれば、サラリーマンを辞めた自分を肯定でき、「成金であると思われたくない」という不利益な感情を排除することができるでしょう。
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というわけで、
- ついつい『本当のお金持ちは見た目で判断できない』という記事を読んじゃう
から、妄想を膨らませに膨らませて、ここにまで至りました。
類まれなる文才を発揮してしまった…。
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ですが…、ここに書いたことは、半分は冗談ですが、もう半分は本気です。
セミリタイアをして、自分と向き合う時間が増えたせいか『自分の思考は自分でも理解できていない』ということを感じさせられる機会が増えました。
この『自分のことすら分からない』を一朝一夕で解消することは困難です。
しかし、これを理解することができれば『自分のやる必要のないこと』を排除でき、『自分のやるべきこと』に集中できることになるでしょう。
つまり『より豊かな時間を過ごせるようになる』わけです。
私は、これからも『自分の思考の整理』をこのブログを通じて行っていくつもりです。
当然これは『私の』でありますので、読者のあなたにとって有益な内容になるとは限りません。
しかし、自分では思いつかなかった思考に触れることは、新たな発想が生まれる可能性を秘めた、とても有意義なことであると考えます。
というわけで、これからもこのブログにお付き合いいただけますようよろしくお願いいたします。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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