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アメリカ終わりの始まり

BRAVOS RESEARCHから『アメリカの市場支配の終焉(The Potential End Of America's Market Dominance)』なる記事が出ておりましたので、

「市場が絶好調な時は暴落を煽らなければならない」

という使命感から紹介させてもらうこととしました。

 

とはいえ、念のため最初にも書いておきますが、

 

「ただの、イチ予想です」

 

圧倒的なアメリカ市場

まずは現状のおさらいから。

 

みなさまご存じの通り、世界の株式市場におけるアメリカ市場のシェアは圧倒的で、

  • 全世界の上場市場の推定価値 :134兆ドル
  • アメリカの上場企業の推定価値:  64兆ドル

と、アメリカ市場だけで全世界のおよそ半分を占めています。

 

これは、

  • アメリカの代表的市場であるS&P500が、2010年から+481%の伸び

と、ものすごいパフォーマンスであったことが要因の一つです。

 

また、アメリカ市場で高いのは株価だけでなく、株式の『期待を表す値』ともいえるPERも

  • アメリカ  :22.6
  • アメリカ除く:14.0

と、他国と比べて非常に高いものとなっています。

 

とはいえ、これを『バブルである』と簡単に言うことはできず、2010年からの収益の伸びが

  • アメリカ企業:+400%
  • アメリカ以外:+  80%

と、アメリカ企業の圧倒的パフォーマンスが評価された結果といえ、株価の力強い伸びも、高いPERも正当化できるとも考えられます。

 

そして、これを主に支えていたのは、MAG7などのビッグデック銘柄であることは明らかです。

 

テック産業の勃興

さて、『アメリカでのテック産業の勃興』という言葉からは、2000年ごろのITバブルを思い出します。

 

世界の株式市場におけるアメリカ市場のシェアの推移を見ると、以下の通り

  • 2000年前後にはアメリカ市場のシェアは圧倒的であったが、その後2010年ごろにかけて下がり続けていた

ことが分かります。

2000年ごろには、現在と同じく『アメリカの市場シェア率が50%を超えていた』のです。

 

なお、2000年ごろからの『アメリカ市場のシェア後退』の要因は、ドットコムバブルの終焉だけでなく、ドルの下落も大きくも大きく関わっています。

 

あたり前ですが、米ドル以外の通貨から見ると『ドル安=アメリカ株式安』になります。もちろん『ドル安がアメリカ株式を押し上げる』効果もあるでしょうが、2000年~2010年にかけては、アメリカ市場のシェア後退が明白に起こっていました。

 

そして、2025年に入ってからドル安が急激に進行しています。

(reuters)

 

さらに、アメリカ市場の株価も(他国に比べて)不調な状況が続いています。

 

この傾向がこのまま続くかどうかは分かりません。

しかし、トランプ大統領は『強すぎるドルを望まない』といった発言をたびたびしていますし、目指している『アメリカの貿易赤字を減らす』ためにはドル安が望ましいと考えるのがセオリーです。よって、先にあげた『2000年からのアメリカ市場のシェアの後退』が、また起きたとしてもおかしくはないでしょう。

 

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…でしょうし、起きなかったことしても、おかしくはないでしょう。

 

ちなみに、私はそう簡単にアメリカが崩れるとは思っていません。

世界の覇権国が入れ替わるのにはそれなりな理由が必要であり、『トランプ大統領が存在している』という小さな要素だけでは、超優秀な経営者たちの「なんとしてでも儲けてやる…!!!」という欲望からくる成果を抑えられないと考えているからです。

 

とはいえ、正直なところ「アメリカ、ちょっと怖いなぁ…?」くらいの感情は持っているので、これをカバーすべくオルカンに賭け続けるのがわたしの戦略となります。

 

皆様におかれましても、

  • 『アメリカ市場にとってネガティブな情報が書かれたこの記事』を読んでどう感じたのか?

を参考に、

  • 自分のポートフォリオに自信を持てるのか?

を再考するきっかけとなってくれれば幸いです。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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