ビジネスインサイダーに『投資初心者は、少しでいいから「個別株」も買おう。"ほったらかし"では、なにも学べない』という記事が出ていました。
ついついインデックス投資家がブログにリンクを張ってしまう、すばらしいタイトルだと思います。
さて、その記事では投資界のレジェンドと呼ばれるロブ・アーノット氏の言葉を紹介しており、例えば
若い投資家こそ、やりたいのであればポートフォリオの一部で個別株投資を試してみるべきだ。
個別株投資を少し試してみるべきだ。ETFよりもパフォーマンスが劣ることを覚悟して挑戦してみるといい。いうなれば勉強代だ。
ポートフォリオの規模が4万~5万ドル(約560万~700万円)になったら、個別株投資の上限を1万ドル(約140万円)程度に抑え、残りをETFに回すのは悪くない。
といったことが書かれています。
タイトルのわりに、記事自体はまともな内容でしたw
インデックス投資家の私ですが、基本的にはこれに賛同します。
多くの人にとって「投資から学べること」は多く、仕事や人生にとって有意義であると感じているからです。
ほとんど勉強する必要のないインデックス投資ですら、これを始めることで『株式に関連するニュース』に興味が向くようになります。さらに、その『株式に関連するニュース』は経済や政治だけにとどまらず、あらゆるニュースが関連しています。
芸能人スキャンダルですらそうです。
興味を持てば、それが自然と娯楽のような『楽しみ』につながることもあり、これら情報は日々新しく更新されていくわけですから、
- 娯楽のネタが、ほとんど無料で尽きることなく手に入る
とも言えるわけですから、素晴らしい下地ができたと言えます。
もちろん、投資から学べる情報は『娯楽』として優秀なだけでなく、ビジネスにとって有利に働くことは言うまでもないでしょう。
ただし、これが万人にとって必要かと言われると、そうでもありません。
時間は有限
例えば、オンオフを分けることなく本業に集中している人、私にとって身近な界隈でいうと『趣味でもプログラミングしているSE』に、「個別株投資をして見識を広げようぜ!」とは言えません。
こういった方は、生きている時間のすべてをプログラミングに捧げることが幸福な生き方であり、『個別株投資から学べるコト』を必要としません。
これは、SEに限らず『本業に全力投球している人』すべてに言えることです、
さらに、仕事に限らず、趣味に熱中している人にとっても同じです。
例えば、インデックス投資だけでFIREして、すでに楽しい人生を送っている人、具体的には
- ゲームにドはまりしている人
- 100%筋トレに捧げている人
- 年中旅行している人
- 人里離れて仙人のような暮らしをしている人
に「知見を広げるために個別株投資をしろ」と言っても大きなお世話でしかありません。
謙虚さを学ぶ
とはいえ、そもそも個別株投資に興味がある若い方が「興味はあるけれど、インデックス一本で行こう」とまで考える必要はないと思います。
また、年配の方であってもお小遣いの範囲で個別株投資にチャレンジする分には問題ないと考えます。
個別株投資でインデックスに勝つのは簡単なことではありません。しかし、負け続けても熱のある限り続け、もし仮に『安定して勝てる日』が来たのであれば、『興味のあることに熱中しているだけでお金儲けもできる』という最高のポジションが手に入る可能性があるからです。
さらに、現実的なケースである『頑張ったけどインデックスに勝てなかった』となったとて、『市場の壁は高い』と学ぶことができたら大成功です。
つまり、
- 『負け』という授業料を払うことで、謙虚さを学ぶことができる
というわけです。
元の記事では、同じ『謙虚』という言葉を使って
謙虚であれば株式や市場の盲点を見抜くことができるだろう
と主張しており、
- インデックス投資でコツコツいくためにも、個別株投資で成功するためにも、『負け』から学べる謙虚さが必要である
と言えそうです。
どんなことでも「学ぶ」に越したことはない
というわけで、
- 個別株チャレンジから学べることは多い
- ただし、万人がそれから学ぶ必要があるわけではない
- どうせ個別株チャレンジにするなら『若いうちに』or 『少額で』手を出しましょう
といった話でした。
スポンサーリンク
「個別株投資から学べることは多い」は間違いないのですが、
- 家庭医療から学べることは多い
- FP試験から学べることは多い
- スポーツから学べることは多い
- 介護経験から学べること多い
- 起業から学べることは多い
- メンタルを崩すことから学べることは多い
- 子育てから学べることは多い
- PTAから学べることは多い
- 町内会の運営から学べることは多い
- 海外留学から学べることは多い
- ゲームから学べることは多い
- ネコちゃんと暮らすことから学べることは多い
- …
など、『学ぶとメリットがあること』は数多あります。
しかし、時間は限られているわけですから、どこに時間をかけるべきか、考えなければなりませんね。
----
なお、投資界のレジェンドと呼ばれるロブ・アーノット氏のことは存じ上げませんでしたので、ここで無知を謝罪いたします。

学ばなくても困らないことも多いよね。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
------
「いいね!」の代わりに下のバナークリックで応援していただけたら嬉しいです!
ツイッターでは記事の公開を通知したり、投資に関係するニュースを取り上げたりしています。よろしければフォローをお願いします!

