新NISAが始まりますね。
が、このブログではほとんど触れてきませんでした。
というのも、
「新NISAになろうと、全額を配当金を再投資してくれる投信に投資するだけじゃい」
ということで、これまでのつみたてNISAと戦略が変わっておらず、大して書くことがないためです。
とはいえ、インデックス投資家の中には
「つみたて枠は配当金再投資の投信で、成長投資枠では配当金が受け取れるETFに投資しようかなぁ」
と悩む方も多いようです。
『配当金を再投資したほうがリターンが大きくなる』のは当たり前のことではありますが、それでも『使うお金を手に入れるために投資している』と考えると、ETF投資によって配当金を受け取ることも素晴らしい選択と言えるでしょう。
とくに、すでにそれなりに大きな資産を手にしており、『資産を増やすよりも資産を使う』フェーズにあるのであればなおさらです。
私は、近い将来にセミリタイアすることを予定しているので、『ETF投資によって手に入る配当金を生活費にあてる』というのは合理的な選択のように見えます。
しかし、私は投信一択です。
というのも、
この先どうなるか分からないから
です。
例えば、
- 気が変わって、サラリーマンを続ける(再開する)ことになった
といったケースでは、労働収入だけで支出をカバーすることができるので、『配当金を再投資するべき状況』となります。
それがないにしても、
- このブログが大当たりして、支出をすべて賄えるようになった
- 楽しめる仕事を見つけ、十分な収入が得られるようになった
- 不動産投資に目覚めて、そこそこな家賃収入が手に入るようになった
- 「これまで以上に倹約して、死ぬときに寄付する額を最大にするんじゃああああ!」という考えになった
- 「子孫への相続を最大化するんじゃあああ!!」と考えるようになった
など、『配当金を再投資するべき状況』になる可能性は十分にあります。
反対に、『配当金を再投資しなくてもいい状況(FIREした、など)』になり、生活費をどこかから入手しなければならなくなったところで、『投信を売る』という選択をすればいいだけであり、配当金を受け取れるようにしておく必要はありません。
配当金を支出に充てれば『投資資産を取り崩さなくていい』と気楽に感じるかもしれませんが、慣れの問題だけかと思います。
とにかく、
『先のことは分からないので、資産を最大化できる手段を選んでおく』
という考えのもと、どんな状況にも対応できる配当金を再投資してくれる投信を引き続き買っていくだけの投資を続けます。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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