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ホーメル・フーズの株価について考察【ティッカーシンボル:HRL】

この記事では、1891年に創業した世界的食品メーカであるホーメル・フーズ(ティッカーシンボル:HRL)を紹介していきたいと思います。

 

というのも、最近のホーメル・フーズの株価は、以下グラフの通りとなっており、

  • 全世界的に低調な株式市場において、過去最高値を更新するほどに好調である

ためです。

ホーメル・フーズ【HRL】とは

ホーメル・フーズは、缶入りの成形肉『スパム(SPAM)』などの加工食品を製造しているメーカです。

世界80か国以上で商品の販売をしており、世界6大食肉メーカの中でも最大の時価総額を誇っています。

 

出典:日本経済新聞

 

また、すでに巨大企業でありながらも守りの姿勢になることなく、動物由来の食材や成分をつかわない『ミートレス』にも積極的に投資しています。

最近では、植物由来の原材料で作る『プラントベースドミート』の新興企業を次々と買収し、これから来るであろう『ミートレス』をリードするべく行動をおこしています。

 

また、コロナ禍においても売上を伸ばしており(詳しくは後述)、『これからにも期待できる企業』だと想像できます。

 

ホーメル・フーズの株価に影響する情報

まずは、ホーメル・フーズの基本情報をざっと紹介します。

  • 株価:52.56ドル(4/28時点)
  • PER(実績):31.5倍
  • PBR(実績):4.1倍
  • EPS(実績):1.7ドル
  • 配当利回り  :1.97%
  • 自己資本比率:54.9%

 

アメリカ株は『PER21倍くらい』『PBE4.6倍くらい』が平均的な値となっていますので、

  • 『利益』を基準にすると少し高い株価となっているが、『企業の持っている資産』を基準にすると少し割高

という状況にあります。

 

また、自己資本比率が非常に高く『借金が少ない』ということが分かります。

『自己資本比率が50%を超えていれば安泰』とよく言われますので、ホーメル・フーズはかなり安定した企業であることが言えます。

 

なお、2019年10月期の発表では『自己資本比率は73%』と報告されており、ここ数年で急激に借金が増えているのは『積極的な投資』の結果でもあります。

主な買収としては、

  • 2021年2月に行ったクラフトハインツのナッツ事業の買収

があります。

 

むしろ、いままでは

「借金が少なすぎだ。新しい事業に投資する気がないのか。」

と批判されてもおかしくない状況であったため、この変化はポジティブに受け止められそうです。

 

また、ホーメル・フーズといえば、連続増配で有名な企業で、2022年時点で『56年間にわたって配当金を増やし続けている』という圧倒的な実績を残しています。

 

配当金の推移は以下グラフの通り。

出典:ホーメル・フーズHP-株価関連情報

 

長期投資家にとってこれほど安心できる材料はないかもしれませんね。

 

ホーメル・フーズの成長率

ホーメル・フーズは食品業界の企業ということで「なんだか地味」というイメージを持つかもしれません。

実際に、GAFAをはじめとするハイテク企業のような爆発的な成長は期待できないでしょう。

 

しかし、実は

  • 直近10年のEPS成長率は年平均6.7%

と、かなりの高成長をしています。

 

世界人口は(少なくとも)2050年くらいまでは増え続けると予想されていますので、それに合わせて食品のシェアが増えていくと考えられます。

 

そのシェアを取れるかどうかが、ホーメル・フーズの今後の成長にかかっています。

 

ホーメル・フーズの直近の株価

ホーメル・フーズの株価だけにフォーカスすると

  • 直近1年間のリターン:17.5%
  • 年初来リターン:8.28%

とかなり優れたリターンを上げています。

 

S&P500のリターンは

  • 直近1年間のリターン:1.42%
  • 年初来リターン:-12.22%

となっているので、ホーメル・フーズの株価が順調に推移していることがよく分かります。

 

一般的には、長期金利が上昇すると、

  • 『借金をして新しい技術開発に力を入れる企業=ハイテク企業など』にとっては不利になる
  • 『借金の少ない企業=いわゆるディフェンシブ銘柄』にとっては(比較的に)有利となる

となります。

(金利が上昇すれば、借金の返済額が増えるので当然ですね)

 

そして、ホーメル・フーズは借金が少なく、後者のディフェンシブ銘柄に当たりますので、ここ最近は好調となっているわけです。

 

また、FRBは「長期金利をこれからも上げていく予定だ」としていることから、ホーメル・フーズにとって有利な状況は続きそうです。

 

とはいえ、単に『守っているだけ』ではなく、時代に合わせた投資もしていますので、そこについても見ていきましょう。

 

『ミートレス』への投資

ホーメル・フーズは企業買収に積極的で、2014年以降だけでも

  • アップルゲート
  • フォンタニニ・イタリアンミート・アンド・ソーセージズ
  • コロンブス・マニュファクチャリング
  • セラッチ(ブラジル)

などを傘下におさめ、これら買収のために30億ドルを投じています。

 

人類は、消費カロリーの3割を肉から摂取していると言われています。

さらに、アメリカでさえ『一人当たりの赤身肉・鶏肉消費量』は増加傾向にあり、世界人口の増加とあいまって消費量が拡大しています。

 

これに対応すべく、牛や豚の飼育量を増やしていますが、畜産に対する批判も増えています。

 

具体的には、

  • 畜産業は、温室効果ガスを大量に発生させている(牛のゲップなど)
  • 畜産業によって、森林の破壊が起きている
  • 畜産業が、水資源を大量に消費している

といった批判です。

また、『ヴィーガン人口の増加』という(もしかしたら一時的かもしれませんが)食肉産業にとっては大きな流れも起きています。

 

そこでホーメル・フーズは

  • 代替肉ブランド『HAPPY LITTLE PLANTS』
  • 代替肉を使用した『Fuse Burger』
  • 有機肉と有機キノコをブレンドした『Blend Burger』

といった商品を世に送り出しています。

 

現時点で『ミートレス』の評価は難しいものの、『攻めている』という姿勢については長期投資目線では評価できます。

 

ホーメル・フーズのIR情報

では続いて、ホーメル・フーズのIRページに書かれている内容を紹介します。

ミネソタ州オースティンに本拠を置くホーメル・フーズは、世界80か国以上で年間収益が110億ドルを超える、グローバルブランドの食品会社です。

そのブランドには、

  • Planters®
  • SKIPPY®
  • SPAM®
  • Hormel®
  • NaturalChoice®
  • Applegate®
  • Justin's®
  • WHOLLY®
  • Hormel®
  • BlackLabel®
  • Columbus®

その他30以上の愛されているブランドが含まれます。

 

同社はS&P 500インデックスのメンバーであり、フォーブス誌によるS&P 500配当貴族のメンバーでもあります。

また、フォーチュン誌によって、3年連続で「グローバル2000世界最高の雇用者」リストにも選ばれ、「最も称賛されている企業の1つ」として紹介されています。

 

また、雑誌「Corporate Responsibility」の「The 100 Best Corporate Citizens」リストに12年間連続で選ばれ、企業責任と社会奉仕活動に対して多数の賞と賞賛を受けています。

同社は「Inspired People.Inspired Food.™」という企業理念を掲げています。

Inspired Food.™ - 世界で最も信頼される象徴的なブランドを、世界中の食卓にお届けしたいと思います。

 

ホーメル・フーズの株価について考察しました

といった感じで、ホーメル・フーズについて見てきました。

 

『食品』と聞くと、テック企業などに比べて、地味で成長しない産業だと思われがちで、じっさいに爆発的な成長には期待できないでしょう。

また、『ミートレス』に関しても将来性は不透明で、まとまった収益源になるとは限りません。

 

しかし、過去を振り返れば、

  • 『注目を集める将来有望な企業』よりも『見向きもされない退屈な古い企業』の方が投資リターンは良かった

ということは往々にあります。

 

それは、『投資家に期待されていない=割安』だったからです。

(詳しくはこちら

 

そういった意味では、地味でありながらも着実に業績を伸ばし続けているホーメル・フーズは『買い』なのかもしれませんね。

 

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といった感じで、株価が下落基調であるからか、インデックス投資ブログにすら『ホーメル・フーズ 株価』と検索して訪れる人がいたので、書いてみました。

 

軽い気持ちで「たまには個別銘柄についても書いてみるか~」と思い書いてみましたが、結構面白いものですね。

そして、書きながらも「ホーメル・フーズ、投資対象に値するかもしれない…。」なんて邪念が生まれてきたのが本音です。

(私はしょっちゅう邪念が生まれてますねw)

 

しかし!

 

「○○銘柄いいかも…」と考えてしまうのは今回に限った話ではなく、特定の商品について調べていると、かなり高い確率でそうなることを忘れてはいけません。

 

ということは、

  • どんな銘柄であっても、くわしく知れば魅力的に見えてしまうことが多い
  • つまり、ほとんどの銘柄はそれぞれに魅力的である
  • しかし、『投資対象』に選ぶ銘柄は、『他よりも』魅力的でなければならない
  • よって、個別銘柄へ投資するのであれば、『他の銘柄』をすべて調べた上で行わなければならない

となります。

 

さらに、

  • すべての銘柄を分析したところで、投資に有効な分析ができるとは限らない
  • 市場には『分析のプロ』があふれかえっており、彼らに勝つことは困難

という、根本的な問題もあります。

 

よって、「ホーメル・フーズには期待できそうだ」という結論を下した私ですが、引き続きインデックス投資を続けよう、という結論に至りました。

 

『ホーメル・フーズ 株価』で検索してきたあなたは、この先どうしますか?

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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