最終更新日:2020/9/8
基本的に『投資』は長い時間をかければかけるほど、加速度的にリターンが増えていきます。
よって、
- 可能な限り若くから投資をすることが『投資によるリターンを最大化する方法』
と言えます。
しかし、『投資をする』ためには『消費するお金を減らす』必要があり、その為に『遊びや自分への投資する金額』を減らすこととなりかねません。
というわけで、本記事では『若者が投資する』ことのメリット・デメリットについて考察していきます。
<目次>
- 10代・20代の『若者が投資する』ことのメリット・デメリットを考察
- ”投資をする”という選択肢を持てる
- 節約意識が身に付く
- マネーリテラシーが身に付く
- 『若者が投資する』ことの唯一のデメリット
- まとめ:”若者”だからこそ投資をして欲しい
10代・20代の『若者が投資する』ことのメリット・デメリットを考察
最初に本ブログの筆者ひょしおんぬの主張を書くと
- ”少額”での投資を若くからやるべき
だと考えています。
というのも
- 若くから投資の大切さを理解すること
- 若いうちに”遊び”や”自己投資”をすること
の両方は、どちらもゆずることができないと考えているためで、それを両立させるためには『少額の投資をする』という結論を出すしかありません。
『若いうちに”遊び”や”自己投資”をすること』の必要性は言わずもがなですが、『若くから投資の大切さを理解すること』のメリットは以下のように考えています。
- ”投資をする”という選択肢を持てる
- 節約意識が身に付く
- マネーリテラシーが身に付く
というわけで、順に解説していきます。
”投資をする”という選択肢を持てる
ほとんどの若者は『”投資をする”という選択肢』を持っていません。
逆に言うと『投資をするという選択肢』を持っている若者は、長い人生を生きていくうえで、かなりのアドバンテージを得られます。
ひょしおんぬの『バイトしていた時』や『投資する前の社会人の時』を思い出すと、
- お金が手に入るとすぐに使う生活
をしていました。
具体的には『ブランド財布や時計を買う』や『新車のスポーツカーを買う』といった贅沢品の購入にお金を使っていました。
『贅沢品を買う』という行為そのものに問題があるわけではありませんが、
- 手に入れたお金で『”投資をする” or ”贅沢品を買う”』の、比較検討をしなかった
ことには大いに問題があると考えています。
その”比較検討をしなかった”という問題を招いた原因はあきらかで、
- ”投資の経験”がなかったが為に、”投資をする”という選択肢を持っていなかった
ためです。
その問題を解消する手っ取り早い手段が『少額で投資をする』ことです。
少額であろうとも投資をすれば、投資に対して興味を持つきっかけとなり、自然と投資について学んでいくこととなります。
関連記事:投資は大学生にこそおすすめな6つの理由【おすすめな投資も紹介】
そうなれば、”高額な買い物”を検討しているさいに、
「今この時計を買わずに投資すれば、20年後には○○万円になっているぞ。それだけの価値がこの時計にはあるのか?」
と、商品の価値をしっかりと推し量ることができるようになります。
結果として”高額な買い物”を選んだとしても、『しっかりと検討した上での購入』であれば何ら問題ありません。
実際にひょしおんぬも、41歳(2024年)でのセミリタイアを目指し、かなりの節約を心がけていますが、それでも
- 趣味(ディズニーリゾート)関連の出費は惜しまない
- 教育費はできるだけ捻出する
ようにしていますし、時には『生ハムの原木(これ最高)を買って楽しむ』という、人によっては「無駄使いだろ」と思わるような出費もしています。
これら出費は”投資”と天秤にかけた結果、「お金を使っても良し!」と判断した上で消費しているため、『非常に満足度の高い出費』となっています。
まとめると
- ”投資”と”消費”を比較して、より自分が満足できる選択をせよ
ということになり、その『投資という選択肢』を持つために、『少額での投資』をすることを勧めています。
さらに、『”投資”と”消費”の比較』が出来るようになると、自然と節約意識が身に付くのも大きなメリットです。
節約意識が身に付く
『若者』ほど節約意識が低いように感じます。
じっさいに中学生や高校生が『コンビニや自販機で、(割高な)飲み物などを買う光景』をよく見かけます。
ひょしおんぬも部活帰りや塾帰りに『アイス(冬は肉まん)&コーラ』を毎日のように買っていたことを覚えていますし、『ゲームセンターで連コインする(ギルティギア世代です)』といった、今では考えられない行動もよく取っていました…。
しかし、アラフォーとなり”貯蓄”や”投資”の大切さを知った今は、そのような行為はめったにしなくなりました。
生活費もそうです。
学生の頃(実家だったってのもありますが)や、投資を始める前は、『電気代の節約』『外食は控える』『スーパーで割引シールが付いている商品を優先的に取る』『マイプロテインを活用する』といった、節約はほとんどしていませんでした。
それは上で挙げた
- 『投資をするという選択肢』を持っていなかったが為に、お金の大切さを理解していなかった
ことが要因だと考えています。
つまり、目線を変えると
- 『投資をするという選択肢』を持ってば、節約意識が身に付く
とも言え、「節約たぶんを投資に回せば、大きな資産が作れるぞ」と理解できてさえいれば、自然と無駄使いが減るようになるわけです。
さらに、”節約”に意識が向くようになれば、広い意味でのマネーリテラシーが自然と身に付くようにもなります。
マネーリテラシーが身に付く
”投資”や”節約”に意識が向いていると、自然と世の中にある『お金に関するニュース』に目が付くようになります。
それによって、『お金に関する知識』を自然と学ぶこととなり、マネーリテラシーが身に付くこととなります。
関連記事:投資を趣味にすることで豊かな人生が送れる【楽しみながら稼ごう】
そしてマネーリテラシーが身に付けば、
”リボ払い”や”消費者金融” といった、『使用者にとってかなり不利な借金』を避けることができ、
”宝くじ”や”パチンコ”といった還元率の低いギャンブに、お金を吸い取れれることも無くなります。
関連記事:
マネーリテラシーの無さから、これらトラップ(娯楽としてのギャンブル除く)にひっかかり、『搾取される人生』を送ることとなる若者が多い今だからこそ、”投資”を通じてマネーリテラシーを身に付けることが大切だと言えます。
関連記事:マネーリテラシーが万人に必要なスキルに【金持ちと貧乏を分けるスキル】
『若者が投資する』ことの唯一のデメリット
ここまではメリットばかり書いていましたが、ひとつだけデメリットがあります。
記事冒頭でも書いていますが、
- 投資にお金を回すことで、自分へ投資するお金が減る
のが唯一のデメリットです。
具体的には、
- 専門的なスキルを身に付ける
- 海外留学する
- 色々なところへ旅行する
- 勢いだけで企業してみる
などなどで、どれもそこそこの大金を必要としますが、『若者のうちに学んで(経験して)おくと将来役立つもの』です。
ひょしおんぬは旅行が好きなので、学生時代に旅行だけで200万円以上を使ってきましたが、「そのお金を投資していたら良かったのに…」という後悔は一切しておらず、「良い経験だったなぁ…」と今でも思います。
(旅費を手に入れるために、深夜のバイトをして、学校でしょっちゅう寝ていたのも良い思い出…)
”投資”に集中しすぎるがあまり、これら経験を逃してしまうのは非常にもったいないです。
なので、記事冒頭でも書いた通り、
- 若者には”少額”での投資をお勧めする
という内容になるわけです。
まとめ:”若者”だからこそ投資をして欲しい
ここまで記事にさせてもらった通り、若者が投資することで
- ”投資をする”という選択肢を持てる
- 節約意識が身に付く
- マネーリテラシーが身に付く
というメリットが享受できるため、10代・20代の若者には少額での投資をお勧めしたいと思います。
”投資”と聞くと『まとまったお金が必要』という認識をされている方が多くいますが、今では『100円でも世界中の株式に分散投資することが可能な商品』が多く販売されているため、お勧めしている『少額での投資』は簡単にすることができます。
そして、100円でも投資してみると『投資への興味』が沸いてくるはずです。
そうなればしめたもので、この記事で挙げたようなメリットを受けられ、『豊かな人生を歩むために必要なスキル』を手に入れたも同然となります。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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