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高年収世帯の上位2%のマネーリテラシーを持った子供に育てる方法

最終更新日:2020/10/6

 

高年収世帯はやっている?子どものマネー教育事情 という記事に、興味深い調査結果があったので、考察していきたいと思います。

 

調査内容は、

2020年5月「一般社団法人日本こどもの生き抜く力育成協会」が4~12歳の子どもを持つ世帯年収1,000万円以上の保護者1,000人あまりを対象に「子どものマネー教育に関する調査」を実施した。アンケートの結果によると「子どもにマネー教育を行っている」と答えた人は66.8%にのぼった。

といった内容です。

 

筆者(ひょしおんぬ)には3歳の娘がおり、「今後どういったお金の教育をしていけば、お金に振り回されない人生を送れるか?」と常に考えているため、参考になる内容でした。

 

<目次>

 

具体的にどのような方法でマネー教育しているか

具体的にどのような方法でマネー教育しているか

上記の通り、

  • 高年収世帯の66.8%が子どもにマネー教育を行っている

わけですが、その教育内容の内訳は以下の通りです。

  • お小遣い帳をつけさせる : 46.4%
  • 新聞や専門書を読ませる : 46.4%
  • バーチャルゲームをプレイさせる : 15.5%
  • 実際に株式投資や外貨取引などをさせる : 2.7%

なんと、

  • 12歳までに『投資』 をしている子供は全体の1.8%(66.8%×2.7%)しかいない

という調査結果になりました。

 

さらに、この調査結果は『高年収世帯(1000万円以上)』に限定した調査結果であるため、そうではない世帯も含めれば、実際に投資をしている子供の割合はもっと低くなることが予想されます。

 

 

つまり、12歳までに投資をさせれば、かなり有利に金融教育をスタートできることになります。

 

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高年収世帯の上位2%のマネーリテラシーを持った子供に育てる方法

マネーリテラシーを向上させるには、机上の勉強も必要ですが『実際にお金を使ってみる』以上に効果的な方法はありません。

その中でも『投資』はかなり優れた勉強法と言えます。

 

というのも、『投資』は企業や景気を分析する能力だけでなく、『今お金を使うのを我慢して、将来に向けて投資する』ことが必要であるため、自制力が鍛えられ、将来の生活費を適切にコントロールする能力が身に付きます。

(自制心は、お金以外の面でも人生を豊かにするうえで必須なスキルです)

 

さらに、複利の力を理解することで「小銭でも時間をかければ大金になるぞ。」ということで、

  • コード決済やカード決済で、ポイントを有効に活用する
  • 無駄な銀行手数料などを払わないよう気を付ける
  • リボ払いのような異常な金利を避ける

といった『少額を大切にする能力(マネーリテラシー)』も身に付くことになります。

 

つまり、12歳までに『投資』をさせることで、自然と上位2%に入れるマネーリテラシーを手に入れることが可能といっても過言ではないわけです。

 

しかし、12歳未満の子供が自らの力だけでマネーリテラシーを学ぼうと思うと、かなり遠回りしてしまうことが予想されますので、親が適切にアドバイスしていく必要もあります。

 

親のマネーリテラシーが子どもに引き継がれる

『投資でお金を稼ぐのは汚いこと』と言う親の元で育った子供は、当然同じ思想を持つことになります。

実際に社会時になって自分で投資について学ぶまで『投資は危ない、卑怯』という認識を持っていた方も多いのではないでしょうか。

 

というわけで、当然ですが、親のマネーリテラシーに問題があれば、子供にもその問題を引き継がせてしまうことになります。

よって、可能な限り早い段階で親のマネーリテラシーを向上させておく必要があります。

 

紹介させてもらっている記事では、

親が身につけるべきマネーリテラシーとは、具体的にどんなことなのだろうか。

それは、今後のライフイベントを想定し必要な費用をどのように捻出するか考え、目標に向かって資産管理を行うことだ。

例えば、子どもの進学費用のために学資保険を積み立てたり住宅購入に必要な資金を貯蓄したりすることも一つの方法である。

 のように言っています。

当たり前のことを書いているんですが、ひょしおんぬには結構刺さりました。

 

投資をしていると、『いかにお金を増やすか』に焦点を当てすぎてしまい、『お金を増やす目的』を忘れがちとなります。

 

しかし、当然ですが『お金は使う為にある』わけなので、

  • 何のために投資をする(お金を増やす)のか?

を明確にしたうえで、

  • その目標を達成するためには、どうすればいいのか?

といった順番で考える必要があります。

 

『ひたすら投資でお金を増やすことを楽しんでいる親の姿』を見た子供が、どのように育つのか想像できてしまいますね…。

というわけで、「これには気を付けよう」と自分に強く言い聞かせました。

 

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まとめ:投資をしてマネーリテラシーを向上させよう

ここまで記事にさせてもらった通り、12歳までに投資を開始することで、かなり先行してマネーリテラシーについて学んでいくことが可能となります。

が、当たり前のように子供は親の影響を大きく受けて育っていくわけなので、親のマネーリテラシーを養っておく必要があります。

 

そのマネーリテラシーとは『投資でお金を増やす能力』だけではなく『何のために投資するのか、を考える能力』も必要です。

 

これからの時代は、今まで以上にマネーリテラシーが必須となる時代となることが予想されます。

子どもが低いマネーリテラシーによって『搾取される側』にならないよう、しっかりと教育していく必要がありそうです。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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以下は、本ブログの読者たちに”最も伝えたい内容”を整理した記事です。

筆者はこの記事で紹介する本たちの力によって、大きな資産を手に入れ、セミリタイア計画を遂行出来ています。

本ほど『低いコストで大きいリターンが得られる投資(人生を豊かにするもの)』は他にはありません。  

 

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