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”搾取される側”から”搾取する側”へ移る方法【サラリーマンは搾取される運命】

更新日:2021/3/16

 

あなたが会社にもたらした”売り上げのほとんど”は搾取されています。

が、容易に『搾取する側』に移ることもできます。

 

『搾取される側』であり続ける限り、あなたへの給料は、あなたが稼いだ額の「ごく一部のお金だけ」です。

中には「売り上げの1割以下しか給料が出ない」という方もいることでしょう。

 

「会社に搾取されすぎだ」と憤っている方や「会社にも各種経費がかかるので仕方がない」という方などいらっしゃると思いますが、

一般的には「搾取されすぎている」と考えて間違いありません。

 

というわけで、本記事では”搾取される側”にある現状から抜け出し、”搾取する側”へ移る方法について考察していきます。

 

<目次>

 

”搾取される側”から”搾取する側”へ移る方法【サラリーマンは搾取され続ける】

”搾取される側”から”搾取する側”へ移る方法【サラリーマンは搾取され続ける】

先に結論を書いてしまうと、

  • 株主になること

が、”搾取する側”に移るための最も簡単な方法です。

「何だそんなことかよ!」

と思うかもしれませんが、もう少しお付き合いください。

 

搾取する側に移るために、まず真っ先に考えないといけないのは

  • 会社は誰のために利益を上げようとしているのか?

ということです。

 

社員に還元するために利益を上げようとしているわけではありません。

→ ”社員”は会社に利益をもたらすための存在です。

 

社長のために利益を上げようとしているわけでもありません。

→ ”社長”も”社員”と同じく会社に利益をもたための存在です。

 

ということで、基本的にはヒラ社員であろうと社長であろうと、

  • 会社の中で働いている人は、会社のために利益を上げる人

であって、

  • 会社が上げた利益を受け取る人

ではありません。

 

もちろん「頑張った(労働した)対価として給料を受け取る」といったお金の流れはありますが、会社の利益が還元されているわけではありません。

(もちろん給料アップやボーナスアップなどである程度は還元されますが)

 

では、『会社のための利益』 はいったい誰が受け取っているのか?と言うと、それが株主(オーナー)なわけです。

 

株主は、頑張らなくても(労働しなくても)お金を受け取っているのです。 

 

”搾取する側”=株主(オーナー)

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株主(オーナー)とは、そのままですが「その会社の株を持っている人」のことを指します。

 

「株を持っている人」とは、すなわち「会社にお金を出資した人」なので、実質的に会社のオーナー(持ち主)となるわけです。

 

もう少しかみ砕いていうと、

  • お金あげるから(株買うから)、このお金を元手に儲けて利益をくれ

という立場の人が”株主”となります。

 

すなわち、会社が利益を上げた際に、株主は

  • 俺のおかげ(株主の出資のおかげ)で、事業を立ち上げられて、利益を上げられたんだから、利益のいくらかは寄こすように

と言い、実際に労働をしたわけでも無いにも関わらず、ある程度の金額を”配当金”という形で受け取ります。

 

なお、多くの日本企業では、自社があげた利益のうち30%程度を株主に配当として出しているケースが一般的で(「配当性向が30%」という言い方をします)、 

株を持っているだけで、何も(労働)していないのに会社の利益のうち30%を受け取っているわけです。

 

真面目に考えると「ふーん。そうなんだ。」だけで済ましていい事態ではありません。

 

労働者が汗水流して働いて得た利益を、「実際に利益をあげた労働者」ではなく「オーナー」が受け取っているわけです。

 

しかも30%も…。

 

サラリーマンは搾取され続けている

上で書いたような状況は今に始まったわけではなく、昔から同じようにサラリーマンは搾取され続けてきています。

 

これは、数年前に流行ったトマ・ピケティの著書「21世紀の資本論」でも過去長期(200年以上)にわたる実績の調査の結果でも明らかになっています。 

 

「21世紀の資本論」を簡単にまとめると、

  • 働いて得られる賃金の上昇率より、資産(株など)から得られる利益の上昇率の方が高いため、労働者と資産家の格差は広がり続ける

という内容です。

 

すなわち、サラリーマンが”搾取される側”であるのは昔から同じで、サラリーマンと資産家の差は、時とともに広がり続けています。

 

サラリーマンが”搾取される側”から”搾取する側”へ移るためにやるべきこと

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では「平凡なサラリーマンは搾取され続けるしかないのか!?」というと、そんなことはありません。

 

現代では株式市場を通して誰であっても上場している会社の株主になれます。

さらに、最近では100円から可能でも投資可能です。

※詳しくは貧乏人のためのインデックス投資をご参照ください。

 

最初は微々たる金額の株しか購入できないとは思いますが、

  • ”株主になったことで得られた配当金”を株の購入に使う

という行為をすることで、得られる配当金が多くなります。

 

そして、得られる配当金が増えることで、買うことのできる株の量も増えていき、多くの株を買うことで配当金はさらに増えていきます…。

 

と、雪だるま式に株(資産)を増やしていくことが可能となります。

(これを「複利」といい、複利の力は”すさまじい”ものがあります)

 

これを続けていけば、「労働から解放された生活(セミリタイア)」すらも実現可能ですし、

アーリーリタイアせずに働き続けることで、一般的なサラリーマンの収入を大きく超える資産を手に入れることも可能になります。

 

実際に本ブログの筆者ひょしおんぬは、以下記事に書いている通り、「株式投資&複利の力」を活用して、大きな資産を手に入れることに成功し、”41歳でセミリタイアする”という目標を計画通りに進めることができています。

参考記事:私の資産の推移について

 

サラリーマン株主となり”搾取する側”に移ろう

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ここまで記事にさせてもらった通り、

  • サラリーマンは株主に利益を搾取されている

わけではありますが、

  • サラリーマンでありつつも、株主となることで”搾取する側”に移ることができる

という世の中の仕組みになっています。

 

搾取する側に回ることで、労働しなくても収入を得られるようになり、その収入をさらに株式の購入にあてることで、資産を雪だるま式に増やすことも可能です。

 

手に入れた給料を使って遊んだり、贅沢したりすることは簡単ですが、

それを「グッ!」と我慢して、株式を購入してみてはいかがでしょうか?

 

”株式”は”お金を生み出す装置”とも言えます。

世の中に売っている商品の中で、”株式”を超えるほど価値のある商品はそうそう見つけられません。

 

さらに、最近では素人でもプロ投資家並みの成績が得られる投資先(投資信託)が低い手数料で買える時代となっています。

 

これからも、サラリーマンとして”搾取される側”でいつづけるのか、株主になることで”搾取する側”に回るのか、

真剣に考えることをお勧めします。

 

本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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以下は関連記事です。よろしければご参照ください。

 

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