最終更新日:2020/3/30
これからネット証券を開設するなら
- SBI証券
- 楽天証券
のどちらかを選んでおけばほぼ間違いありません。
本記事ではそれぞれの特徴を紹介し、どういった方にどちらのネット証券が適しているのか解説していきたいと思います。
なお、「投資の始め方」については以下記事をご参照ください。
【SBI vs 楽天】初心者にもおすすめのネット証券を比較
ネット証券の口座開設の際に、SBI証券 or 楽天証券のどちらを選んでも大きな問題はありません。
どちらも、一般的な投資家にとって重要な「各種手数料」を、業界最安値を競い合うように下げあっており、かなり低額の手数料となっています。
よって、細かい比較は省略させて頂き、各社の大きなメリットを記載します。
楽天証券の代表的なメリット
- 楽天カードで投資信託を購入すると1%分の楽天ポイントが得られる(最大5万円/月)
- 日経テレコン(楽天証券版)が無料で読める
- 楽天ポイントでの投資が可能
- 評価の高いトレーディングアプリ:マーケットスピードが使用可能
SBI証券の代表的なメリット
- 口座開設数No1の実績
- ロイターニュースが無料で読める
- IPOの取り扱いが多い
- 取引可能な外国株の種類が多い
- 圧倒的に低い為替手数料が用意されている
どちらにも上記で挙げた以外にも特色はありますが、初心者が投資を始めるうえで関係しそうなポイントだけ抜粋しました。
ひょしおん的な言葉で各社をお勧めすると、
- SBI証券:本気で投資をしたい人向け(幅広い投資先)
- 楽天証券:お得に投資をしたい人向け(ポイントバックが優秀)
となります。
楽天証券のメリット・デメリット
なお、ひょしおんぬは楽天証券をメインのネット証券として使用していますので、もう少し特徴を深堀します。
楽天証券での投資を2007年からずっと継続していますが、以下を除いて不満を覚えたことはほぼありません。
楽天証券唯一の不満
ひょしおんぬが唯一不満を持ったのは「IPO(新規公開株)の取り扱いが少ない」というところですが、今となっては「IPO狙いの投資をしていない」ため、全く不満はありません。
楽天証券最大のメリット
ひょしおんぬが思う楽天証券最大のメリットは、
「楽天カードを使用して投資信託を購入すると、購入金額の1%が楽天ポイントとして手に入る」
ことです。
購入する投資信託を選ぶ際には0.01%レベルで手数料(信託報酬)を比較するのに、クレジットカード払いにするだけで「購入金額の1%」というポイントバックが受けられます。
(最大:5万円/月まで(500ポイントまで))
さらに、手に入れた楽天ポイントを投資信託購入に使用できるため、毎月5万円を支払って投資信託を購入することで、5万と500円の投資信託を手にいれることが可能です。
これが最大のメリットです。
「たかが500円。年間でも6000円」と思う方は、投資による利益は複利の力を借りることで「今の小銭は将来の大金となる」と理解しておく必要があります。
楽天証券のその他メリット
また、ひょしおんぬが「楽天証券で良かった」と思うこととして、
「日経テレコン(楽天証券版)が無料で読めること」
が挙げられます。
日経テレコンとは日経新聞や日経の速報ニュース等を閲覧できるサービスで、
- 契約時:1万6千円
- 基本料金:8005円/月
を支払うことで利用可能なサービスです。
日経テレコン(楽天証券版)では、日経新聞や日経産業新聞、日経速報ニュース等が閲覧可能です。
(日経テレコンの中の一部コンテンツが解放されているイメージです)
投資家には欠かせない日経新聞が、無料で閲覧できるというのは大きなメリットです。
SBI証券のメリット・デメリット
SBI証券の最大のメリットは
- SBI FXを利用することで圧倒的に低い為替手数料となる
ことで、その他ネット証券と比べて1/25程度の為替手数料に済ますことが可能です。
(人によっては「豊富なIPO投資(新規株式公開)」が最大のメリットかも)
分かりやすく書くと、アメリカ株(ETFなども含む)を売買して(日本円で)利益を得る場合
- 日本円を米ドルに変える
- 米ドルでアメリカ株を購入する
- アメリカ株を売って米ドルを手にする
- 米ドルを日本円に変える
という、ステップになります。
どのステップでも手数料が必要となるのですが、SBI証券は1.と4.で発生する手数料(為替手数料)を圧倒的に低くするサービスがあります。
多くのネット証券場合
多くのネット証券では為替手数料を
- 1ドルあたり25銭(ざっくり書くと0.25%の手数料)
としています。
これが日本円→米ドル→日本円と往復で必要となりますので、
- 取引毎に取引金額の0.5%が手数料として追加で発生する
という事になります。
実際の金額にすると「100万円のアメリカ株を売買」すると「為替手数料だけで5000円とられる」ということになります。
SBI証券(SBI FX)の場合
しかし、SBI証券の場合は、SBI FXを利用すると
- 1ドルあたり0.27銭
と、多くのネット証券の1/100程度の手数料に収めることが可能となります。
ただし、これを利用するには「1万ドル(110万円程度)以上の両替」が必要であるため、多くの投資家にとっては高いハードルとなりそうです。
しかし「1万ドル」を用意できなくても、「SBIネット銀行の外貨積立」をを活用すれば
- 1ドルあたり0.2銭
と、SBI FXよりは高いものの、多くのネット証券の1/10程度の手数料にできます。
よって、
- 海外へ直接投資をするのであればSBI証券を選択する。
のが正解と言えそうです。
結論:ポイント重視なら楽天証券、海外投資重視ならSBI証券
ここまでの内容を再度整理すると、以下の通りになります。
※開設キャンペーンを実施していることもありますので、詳しくはリンク先をご確認ください。
ひょしおんぬを例に挙げると
- 各種楽天サービス(楽天銀行や楽天証券)を利用している
- 海外への直接投資はしない(日本の投資信託経由で海外へ投資)
- 何となく日経新聞が好き
の3点から、楽天証券を選択しています。
これから証券口座を開こうとしている方の参考になれば幸いです。
補足:口座開設は簡単です
なお「口座開設って難しそう」と思っている方に向けて言いたい。
口座開設は簡単です。
とりあえず申し込めば必要情報の入力を求められるだけなので、聞かれるがままに入力すればOKです。
何も難しいところはありませんので、思い切って申し込んでみましょう。
これは口座開設に限りませんが、「面倒だと思っていたけど、やってみたら意外と簡単だった」ということは多くあります。
(最近だと「自動車保険の乗り換え」がまさにそうでした)
とりあえず、やらないと何も変わりません。
豊かな人生に向けて、まずは第一歩を踏み出してみましょう。
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それではまた