元スパコンSEが効率的投資で夫婦そろってセミリタイアしたブログ

2025年に夫婦そろってセミリタイアしたスパコンSEが投資について語るブログ


(記事中にプロモーションを含む場合があります)

AIが格差を広げ、AIが格差を幻にする

にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ
クリック頂けると大変励みになります!

 

新型コロナウイルスパンデミック時から言われる『K字型経済』

6年たった今でもそれが広がり続けています。

 

『K字型経済』とは、例えば以下のグラフの

  • 所得上位10%の資産の推移
  • 所得下位50%の資産の推移
  • S&P500の推移

(2019年時点を100として)比べて見たとき、

Regen Fin

 

所得上位10%の資産は増え続けているが所得下位50%の資産は横ばいから下落傾向にある。つまり『K』の字のように、右にいくほど差が広がっていく傾向にあり、富裕層と貧困層とがハッキリと2極化していくことを指しています。

 

いわゆる『格差の拡大』です。

 

 

これは日本でも当然のように起きており、資産額別に5つのグループに分けた時(第5分位が最も資産が多い)

NOMURA ウェルスタイル

第5分位(パンデミック時に資産を減らした後に)突出して資産を増やしている中、第1分位はほぼ横ばいのままとなっています。

 

また、所得別に5つのグループに分けた時(第5分位が最も所得が多い)

NOMURA ウェルスタイル

第5分位ばかりが突出して消費額を増やしています。

 

そうなっている理由の一つは、トマ・ピケティの言う『r>g(資本収益率が経済成長率を上回る)』であると考えられ、これを確かめるべくS&P500とアメリカの平均時給を(2016年7月時点を1.0として)比べると、

FREDより作成

と、想像していた以上にr>gとなっていました。

 

想像以上に…。

 

なお、しっかりと収入増のあるアメリカでさえこれですから、『最近まで賃金上昇がなかった日本人』と『S&P500に賭けて円安の恩恵も受けた投資家』を比べると、これよりもひどい結果となっていることは明らかです。

 

投資していて良かった。

 

さらに、方向性は変わりますが、以下のグラフは、

  • ミシガン大学消費者信頼感指数
  • S&P500

を並べたもので、

Charles Schwab

『大きく下げた消費者信頼感指数』と『大きく上がり続けているS&P500』がK字を描いていることが分かります。

 

消費者信頼感指数とは『景気や雇用情勢、家計所得の現在・将来の見通しに関するアンケート結果を数値化したもの』で、これが下がっているということは、『消費者マインドが冷え込んでいる』ことを指しています。

が、ご存じの通りS&P500は絶好調となっています。

 

これも、『一般消費者』と『株主』に乖離がある、ある意味での格差なのであると感じます。

 

ここからが本題

というわけで『格差が広がりつつある』というのはほぼ間違いないと言ってもよいかと思いますが、これはこれからも加速していくであろうことが想像できます。

 

そ最大の要因はAIで、

  • AIによって職を奪われる人間が出てくる
  • AIを使って『効率よく活用できる資本を持っている資本家』のみが大きな利益を手に入れる
  • AIによってネットワーク効果で高まり勝者総取りになる

などなど、『AIを使う・提供する側』と『AIに代替される側』に分かれるであろうと考えているからです。

 

個人レベルで考えれば、株主でさえあれば格差が拡大することによる影響を抑えられる(利益を享受できる)とは思いますが、『格差によって荒れた社会がやってくる』のは望ましいことではありません。

いわゆる『無敵の人』が増え、犯罪が増え、大きな暴動が発生することになるかもしれないからです。

 

資産を増やすことに成功できても、こんな世界はヤダ。

 

…と考えるのは、平凡な個人投資家だけでなく、世界のトップ100に入るような大富豪であっても同じでしょうし、ビッグテックの先導者たちも同様でしょう。

 

よって、

  • AIによって格差が拡大したとしても、AIによるSNSを介した「格差なんてありませんよ^^」という誘導によって、だれも格差に気付かない平和な世界がやってくる

という陰謀論を唱えておきたいと思います。

 

こういった『AIのような”大いなる意思”によってコントロールされている世界』は、映画やマンガではディストピアとして描かれることが多いですが、どちらかというと肯定的な私です。

 

というわけで、もっともっとAIが発達して、格差を超越した世界が少しでも早くやってくる日を祈りながら(?)この記事を終わりにしたいと思います。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

 ------

「いいね!」の代わりに下のバナークリックで応援していただけたら嬉しいです!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ にほんブログ村 株ブログへ



 ツイッターでは記事の公開を通知したり、投資に関係するニュースを取り上げたりしています。よろしければフォローをお願いします!

 

PVアクセスランキング にほんブログ村