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『今後の日本株式』

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日経平均がまだ4万円未満だった2025年3月、チャートで言うと以下のタイミングで

「日本株式は買いだ!」

と声高に主張していたGMO LLCが『今後の日本株式』を評価しておりました(Japan Equities)

 

結果として2025年3月の「日本株式は買いだ!」との予想が大正解であったわけですから、今回の評価も見逃せないところです。

また、日本企業の未来は、日本人の多くの人の賃金や生活に関わってくるでしょうから、明るい未来があると期待して見ていきたいと思います。

 

EPSが大きく成長したのにPERが低い日本

以下は、『日本株式(MACI Japan):左図』と『アメリカ株式(MSCI USA):右図』の”累積”EPS(純利益)成長率(2014年を1.0とした変化)、PERの推移のグラフで、

  • 日本株式はアメリカ株式に比べて、2014から2025年末までにかけてEPSが大きく成長したのにも関わらず、PERは低くある。

ということが分かります。

 

もちろんこれは過去(2014-2025年末)の一部を切り取った実績でしかなく、2024年以降の米国株式のEPS成長率はすさまじいですし、未来についても

「これからの米国株式のEPS成長率はすごいよ!(日本株式よりも高い値を予想)

としている金融機関が多いです。

よって、これだけを見て「今後の日本株もすごい!」と短絡的に受け取れるものではありませんが、日本株式がとても素晴らしい成長を出してきていることも分かります。

 

---余談---

それにしても『この10年間で日本株式のほうがアメリカ株式よりもEPSが成長している』がにわかには信じられなかったので、自分でも別口で調べてみましたが、

EPS 2014/01 2025/12 成長倍率
日経225 845 2,002 236.9%
S&P500 6.77 11.64 171.9%

と、日経平均の方が優れておりました(en.macromicroより)

マジか…。

---余談おわり---

 

いまだ割安PBRな企業が多い

さらに、利益基準だけでなく資産基準(PRB)で見ても日本株式が割安であることが分かります。

 

以下はTOPIXS&P1500S&P500のPBRのレベル別銘柄数を並べたもので、左側ほどPBRが低くなっています。

 

当然のように「母数(銘柄数)が違うから比較にならんじゃん!!(TOPIXは約1600銘柄。絞り込み中」と思うわけですが、それでもハッキリと差が出ているのが面白いところで、

TOPIXはPBRが低い銘柄数が非常に多く、PBRが高い銘柄は少ないです。

 

日経平均で言うとここ時点の情報なので、

いまとは少し状況は違うでしょうが、傾向としては変わりありません。

 

もちろん、これだけをもって「割安である」と判断することはできませんが、

「持っている純資産のわりに株価が低い」

「資産を有効活用できれば、もっと株価が上昇する余地がある」

とは言えそうです。

 

そして、GMO LLCは、

「コーポレートガバナンス改革の加速により、依然として大きな上昇余地がある」

としています。

 

コーポレートガバナンスの改善

以下3つのグラフは、

  • 左図:株式持ち合いの推移
  • 中図:自社株買いの推移
  • 右図:TOB(株式公開買付け)の推移

となっています。

 

悪い慣例としてあった『関連企業同士の株の持ち合い』が解消され、資本を効率的に使おうという意識が広がり、

『あまった利益を現金のまま保有しておく』という効率の悪い選択をする傾向が解消され、自社株買いによって株主還元が進むようになり、

TOBが積極的となることで『有効活用できていない資産を持つ企業を、他者が買収して改善する』といった流動性が生まれるようになっています。

 

これら改善によって、企業の経営が効率化されるだけではなく、株主にとってもメリットが生まれることが期待できそうです。

 

以上

というわけで、GMO LLCによる日本株式評をお届けさせてもらいました。

 

GMO LLCは、

1977年創業の米国ボストンの独立系資産運用会社で、約600億ドル超の運用資産を持つ機関投資家向けの名門運用会社です。一般向けの知名度は高くありませんが、長期バリュー投資や資産配分分析に定評があり、共同創業者ジェレミー・グランサムは日本バブルやITバブルなどを警告した投資家として世界的に知られています。一方で、逆張り色が強く、強気相場では市場平均に劣後することもあるため、評価が分かれる運用会社

で、ここ数年は「アメリカ株式は高すぎる!!」と主張をしている(ことで叩かれることも多い)企業であるところには注意が必要ですが、日本株式の未来は明るいと思わされる内容でした。

 

にしても、『この10年間で日本株式のほうがアメリカ株式よりもEPSが成長している』には驚きで、昨今の日本株式の好調が『ただのブーム』でないことが分かります。

(自分で調べてもまだ信じられない。間違っていたら教えてください!)

 

とはいえ、これをもって日本株式のウェイトを上げるような予定はありません。

もとい、すでに私は4資産均等型を全資産の30%ほど保有しているので、オルカン一本の方に比べて日本株式の比率が高くなっています。

 

よって、評価されると嬉しい。

 

この「日本株式が評価されていて嬉しい」は、日本株式のウェイトが低かったとしても多くの人が共感してくれるでしょう。

日本企業が好調に成長し、賃金も上昇し、荒ぶる人々がいなくなることをお祈りしております。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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