
書いてたいつもりで書いませんでしたが、
今年7月にサラリーマンを辞めたのは、私だけでなくパートナーもです。
わが家のセミリタイア計画は、計画を立てた当初から家族間で会話しており、
- 大くのお金を稼ぐよりも、ゆったりとした生活を優先したい
という思いを共有していました。
よって、「サラリーマンを辞めても問題なさそうだ」と感じられたタイミングで、夫婦そろってセミリタイアしました。
なお、パートナーも、まともな企業のサラリーマンだったわけですが、仕事内容に納得いかない部分もあったとのとこで、これからは『興味の持てる仕事をしてみたい』と言っており、ここら辺の考え方も共有しております。
パートナーは、投資どころかお金にもあまり興味のないタイプなので、「よくもまぁ、理解して付いてきてくれたなぁ…」と思ってはいますが、ことあるごとにセミリタイアの話をしてきたことで、ここまで共に歩んでこれたのではないかと思います。
セミリタイアすると収入は激減すると予想されます。
これを乗り越えるためには、夫婦で力を合わせていく必要があります。
であるのにも関わらず、ここら辺でもめる家庭もあるらしいので、理解あるパートナーに恵まれて幸運でした。
子どもにセミリタイアしていることを伝えた
なお、この『セミリタイアした』という現状は小3の娘にも伝えてあります。
『親がFIREすることによる子供への影響』は色々と語られていますが、わが家の場合では『子どもにとっても良い影響のほうが大きい』と考えています。
『親が平日の日中から自宅にいること』は、サラリーマン時代から変わりませんが
- サラリーマンにならなくても生活していくことができる
という姿を、子どものころから目の当たりにしておくことは、後の選択肢を広げることになると考えているからです。
親戚や学校の友達の両親の多くがサラリーマンであり、その環境にさらされ続けると「サラリーマンになることが当たり前である」といった考えを持つことになりかねません。
しかし、両親がフリーランスであれば「サラリーマンが当たり前」という意識は生まれづらいですし、かといって、まわりの大人はサラリーマンだらけですから「フリーランスが当たり前」という考えになることもないでしょう。
よって、
- もっとも身近な大人である親がマイノリティな生き方を見せることによるメリットは大きい
と考えています。
なお、「ちゃんと働いていない親は、子供から尊敬されないゾ」みたいな意見を聞くこともありますが、そもそも尊敬されるために親をしているわけではありません。
また、『働いていない』というだけで尊敬されないような親になるつもりもありませんし、『働いているかどうかだけで尊敬できるかどうかを判断する人間』にはなって欲しくありませんので、ここら辺に関しても何の支障もないと考えています。
てか、サラリーマンをしないだけで働くし。
投資で貯蓄ができたことも伝えた
ついでに言いますと、子どもには
「サラリーマンで稼いだお金を投資していたから、ちゃんと貯蓄ができている」
という現状も伝えてあります。
どれほど理解できているかは謎ですが、それを伝えているせいもあってか、親戚などからまとまった金額のお小遣いを受け取ると「これ、投資しといて」と言ってお金を渡してきます。
残念ながらジュニアNISAへの追加投資はできなくなってしまいましたが、通常の口座での投資は継続しており、結果(いまいくらあるか)を時折伝えるようにしています。(これも数字が大きいせいで、どれくらいインパクトのある金額か理解できていないと思いますが、「友達には言っちゃダメ」と教えています)
とはいえ、5000円分の図書カードを受け取ったようなときは、「投資しといて」とは言わずにすべてを一気に使うようなときもあり、
「投資でお金を増やせることも理解しつつ、使う時には使うという、いいバランス感覚を持っているなぁ」
と親バカながら思っておりますw
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セミリタイアすることによって家族は間違いなく影響を受けますし、子どもの思想にも大きく影響を与えることになります。
『現状をオブラートに包んで詳しくは説明しない』という手もありますが、同じ方向に向かって走れるようになれば、より早く走れるようになることは間違いないでしょう。
対子どもでも同様で、『サラリーマンを辞めた』ということを隠しておくこともできますが、事実を隠さないことで
- サラリーマンの苦労
- サラリーマンを辞めることの苦労
- フリーランスの苦労
などを伝えることができます。
これが必ずしも正解になるとは言い切れませんが、親が自分の選択と向き合い、その過程を子どもに見せることには大きな意味があると考えています。
そこから、『一般的な道』や『親の歩んだ道』に確執せず、『自分で道を選ぶことの重要さ』に気づいてもらえたらと思っています。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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