最終更新日:2020/6/20
セミリタイアした両親を持つ子供は将来有望です。
本ブログの筆者ひょしおんぬは、共働きの妻&娘(3歳)の3人暮らしですが、41歳(2020年6月時点で37歳)でのセミリタイア(妻も同時)を予定しています。
そんな話を知人にすると、
「羨ましいねぇ」
という言葉と共に、
「子供の教育上それはどうなのよ?」
というネガティブな反応も返ってきます。
しかし、ひょしおんぬは声を大にして言いたい。
「親がセミリタイアしている姿を見せることは、子供の為にもなる!」
と。
<目次>
- セミリタイアは子供の教育上よろしい【セミリタイア家族になろうよ】
- 投資・節約が人生を左右する
- 「労働で得たお金は尊い」時代は終わった
- 「大学にいって、いい会社に就職して、頑張って働く」を唯一の正解としては危険
- まとめ:「労働(嫌いな仕事を)しない」という選択肢も選べるように育てたい
セミリタイアは子供の教育上よろしい【セミリタイア家族になろうよ】
というわけで、本記事では「セミリタイアと子供(家族)」といったテーマで、ひょしおんぬの個人的意見をつらつらと述べていきます。
「セミリタイアしたいけど、妻(夫)や両親・親戚には言えない…」という方であれば、特に参考になるかと思います。
テーマは以下2点で
- 投資・節約の大切さ
- 労働が尊いわけではない
これを、親の生きざま通じて子供に理解してもらいたい。と願っています。
投資・節約が人生を左右する
まず、両親がセミリタイアしている姿を見せるメリットとして
- 「ぼちぼちの投資」と「節約」を合わせれば好きな人生が生きられるぞ
と、子供に理解してもらえます。
日本人には、お金に対する知識が不足している人が多くいます。
というのも、
- お金儲けは汚いもの
という「戦時に植え付けられた間違った認識(戦費を確保する為に貯金を奨励)」が未だに残っており、その結果「学校」でも「家庭」でもお金についての教育を受けず、そのまま社会人になったしまった人が大量に発生しています。
そんな状態で、就職先によっては「確定拠出年金」が目の前に振ってきて、「自分の老後の為に、しっかり考えて投資した方がいいぞ」とか言われるわけですが、急に言われて適切な投資先を選べるはずがありません。
金融教育の進んでいるイギリスでは、政府主導で5歳から金融教育が始まります。
またアメリカでは、政府主導ではないにせよ小学生頃からのお金の教育は当たり前のように行われています。
なお、日本では2022年からは高校の家庭科で「資産形成」の指導が始まります。
他国に比べてずいぶん遅い教育ではありますが、よくぞ決断してくれました!
恐らく出るであろう「子供にお金の教育なんてやめろ!」という反対意見に負けずに頑張ってもらいたいです。
と、話がそれましたが
- 両親が大して働いてないくせに、普通に暮らしている
となれば、否が応でも投資の大切さに気付き、興味を持つでしょう。
そうなればしめたもので、両親など周りから「投資の勉強」を押し付けるまでもなく、意欲的に自ら進んで投資の勉強をしてくれるでしょう。
投資に興味を持てば「”節約”によって得たお金がどう変化していくのか(投資すればどれくらい増えるのか)」についても、理解が深まることになり、自然と
- ○○を買うべきか、買わずに投資するべきか?
と、「お金の使い方」 や「お金の価値」についても考えることになります。
そこまでいけば、
- お金を得るために労働する
ことの意味についても自然と学んでいってくれると考えています。
「労働で得たお金は尊い」時代は終わった
「お金の得るために”やりたくないこと”をしなければならない」という考えは、少しづつ衰退してきています。
世を見渡すと、
- Youtuber
- プロゲーマー
- ヨガインストラクター
などなどの、「自分の趣味」をそのまま仕事にしている人が増えています。
これは、機械やITの発展によって生産性が向上し、「人々が生きていくために必要な仕事の量」が減少したことで生活にゆとりができ、そのゆとりを埋めるために「人々を楽しませるための仕事」が増えてきた為だと考えられます。
しかし、いまだに一般的には
- 大学にいって、いい会社に就職して、頑張って働く
が、数少ない成功ルートだと考えられていますが、上記の通り”そうではない方向”にシフトしつつあります。
よって子供にも、
- セミリタイアしてゆるく働いている姿(ひょしおんぬはブロガー予定)
を見せることで、
- 就職して、頑張って働くことだけが正解ではない
ということを、身をもって理解してもらうことができます。
むしろ
- 大学にいって、いい会社に就職して、頑張って働く
だけを”正解”という教育は、一見無難に見えるかもしれませんが、むしろ”危険”だと考えます。
「大学にいって、いい会社に就職して、頑張って働く」を唯一の正解としては危険
その考えをもっていると、大学や会社で挫折した時点で「人生終わり」となりかねません。
さらには、逃げ道を知らなければ、挫折しないように死ぬ気で働いて、その結果メンタルを病んでしまうかもしれません。
特に昨今では、変化が激しい時代となっているので、「今までの正解」が今度も通用するとは限らず、柔軟な思考が必要となってきます。
そういった意味でも、親の姿から「色々な生き方があるのだなぁ…」と気付いてもらえればと思っています。
まとめ:「労働(嫌いな仕事を)しない」という選択肢も選べるように育てたい
ここまで記事にさせてもらった通り、子供の為には「セミリタイアしている両親の姿」を見せてやりたいと考えています。
ただし、
- 必死に働いてきたからこそセミリタイアできたのだぞ
という、事実は伝えておきたいです。
- 一生サラリーマン人生
- セミリタイア人生
- 好きなことだけでお金を稼ぐ人生
などなど、 「生き方は一つではない」ということを理解してもらいたいと考えています。
そして、どんな道を選ぶにせよ、親よりも幸せな人生を歩んでもらいたいと思っています。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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平凡なサラリーマンがセミリタイアする方法をまとめてあります。
その気にさえなれば誰にでもセミリタイアできることが理解頂けるはずです。