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100億を超える資産を作った個人投資家の投資法

最終更新日:2020/12/12

 

本多静六という方をご存じでしょうか?

 

造園家、林学者でありながら、『月給4分の1天引き貯金』という方法で莫大な資産を作り上げ、60歳の定年時に現在の時価で100億円を超える資産を寄付したことで有名な個人投資家です。

 

本多静六は、1866年生まれで日清戦争や日露戦争など、厳しい時代を生きてきましたが、その投資法は今でも通用します。

 

よって、本記事では本多静六の投資法について紹介していきたいと思います。

 

<目次>

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月給4分の1天引き貯金

本多静六が資産をふやしたベースとなる手法が『月給4分の1天引き貯金』で、その名の通り収入の4分の1を貯蓄・投資に回す方法です。

 

現代サラリーマンに置き換えると、日本人の年間平均手取りは340万円ほど(年収は432万円)なので、

  • 年間85万円を貯蓄・投資する

ことになります。

 

なお、見かたを変えると、

  • 年間255万円で生活する

ともなりますので、これは、

  • 年収320万円(手取り255万円)の人が全く貯蓄しない場合の生活費

と同じなのです。

(ちなみに、沖縄県の平均年収が348万円(県別最下位ですが…)です)

 

よって、本多静六の資産形成のベースとなる『月給4分の1天引き貯金』は、平均的収入のある人であれば『なんなく達成できる目標』と言えますので、多くの人は巨万の富を築ける可能性を秘めているわけです。

 

なお、『貯金法』とは言っているものの、実際は株式投資をしていました。

 

本多静六の株式投資術

『投資で巨万の富を築いた』と聞くと、『集中投資で一発あてた』と考えがちですが、実際には

  • 30種を超える業種の優良企業への分散投資

をしていました。

 

また、自分で課した

  • 持っている銘柄の株価が2倍になったら、半分だけ売る
  • 信用取引で買った銘柄が2割あがれば全て売る

といった、ルールを厳密に守るスタイルを取っていました。

 

ここで挙げた『分散投資』『投資ルールを守る』に関しても、普通の人であれば(自制できれば)実現可能な方法であるため、ここでも多くの人は巨万の富を築ける可能性を秘めていると言えるわけです。

 

なお、投資で巨万の富を築いた本多静六ですが、「仕事も重要である」と説いています。

 

仕事を道楽化するべし

仕事を道楽化するべし

本田静六は、現在の価格で100億円を超える資産を持っていたのにも関わらず、定年まで働き続けました。

筆者(ひょしおんぬ)であれば、間違いなく途中でセミリタイアするところですw

 

本多静六は

「人生を最も楽しむ方法は、仕事を道楽化することだ」

「仕事の道楽化は、富や名声から得られる幸せよりも大きい」

と言っています。

 

「それが出来れば苦労しないよ!」

と反論したくなる人も多いかと思いますが、いまではそれを実現させやすい時代となりつつあります。

 

本多静六は『仕事を娯楽化』と言っていますが、『娯楽を仕事化』することも可能で、いまでは

  • Youtube
  • ブログ
  • SNS

などを通じて、『自分の趣味』だけでお金を稼いでいる人が多くいます。

参考記事:セミリタイアを20代で実現する方法【好きなことだけで生きていく】

 

よって、この『仕事を娯楽化』も実現可能な方法であるため、多くの人は巨万の富を築ける可能性を秘めていると言えるわけです。

 

とはいえ、筆者(ひょしおんぬ)も、まだ達成(ブログだけで生きていく)できていないため、偉そうなことは言えませんが、ちゃくちゃくと実現に向けて努力している最中です。

 

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まとめ:本多静六と同じ道を選ぶことは可能

ここまで記事にさせてもらった通り、本多静六は

  • 月給4分の1天引き貯金

  • 投資ルールを守る

  • 仕事を娯楽化する

といった、誰にでも実現可能な方法で、巨額の富を築きました。

 

なお、これを一般サラリーマンに当てはめると、

  • 年間85万円投資
  • 分散投資で年利105%のリターン
  • 22~65歳まで働く

となり、それによって1億2800万円ほどの資産が築けることになります。

 

本多静六のように100億円を超える資産を作ることはできませんが、1億円程度であれば多くの人が手に入れられるわけです。

 

 

では、最後の本多静六の言葉を引用して、本記事を終わりにしようと思います。

世の中には濡れ手で粟を掴むようなうまいことが、そうザラにあるわけではない。

手っ取り早く成功しようとする人は、手っとり早く失敗する人である。

秦の成功には速成もなければ、裏道もない。

あせらず怠らず、長い道を辛抱強く進んでいくよりほかない。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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