最終更新日:2020/8/6
サラリーマン人生を送りながら、無難な投資を続けるだけで、貯蓄額はおよそ2.5倍になります。
サラリーマンの生涯年収は2億~3億程度と言われています。
当然その全てを投資することはできませが、
- 収入の1割を貯金し続けたケース
- 収入の1割を投資し続けたケース
で、「作ることができる資産額」を比べてみました。
投資は”長い時間”続けることによって、「より安定的に」「より大きな資産を」手に入れることができます。
というわけで、本記事では、およそ40年間あるサラリーマン人生を”投資”と共に歩めば、どの程度の威力となるのか確認していきます。
<目次>
サラリーマン人生を投資と共に歩めば”資産の差”はいくらになるのか?
先に結論を書いてしまうと、投資有無の差によって、資産額に「約3000万円の差」がつきます。
とはいえ、条件にもよってくるので、詳しく書いていきます。
まずは前提条件です。
- 22歳~60歳まで労働する
- 労働の全ての期間で投資していたとする
- 投資額は、年収の1割とする
- 投資は年利103%と105%の複利で計算(控えめなインデックス投資)
- 税金は考慮しない(面倒だからw)
また年収は以下の通りとします。
- 20代:年収350万円
- 30代:年収500万円
- 40代:年収650万円
- 50代:年収700万円
- 生涯賃金:2.13億円
で、その結果が以下グラフの通りです。
60歳時点の資産額は
- 2130万円:投資無し
- 3595万円:年利3%の投資
- 5325万円:年利5%の投資
となりました。
分かってはいましたが、結構な差が生まれますね。
資産額の小さいうちは(40代未満)は大きな差は生まれていませんが、資産額が大きくなればなるほど、差がいきおいよく拡大していきます。
つまり、このグラフでは60歳までの資産の推移しか書いていませんが、「60歳以降はより大きな差がでる」ということでもあります。
それも当然で、
- 5000万円の投資資産から、毎年250万円の不労所得が得られる
わけなので、「投資有無の差」は「圧倒的な生活レベル差」を生み出すことになります。
投資無しで5000万円貯めようと思うと?
ちなみに、ちょっと目線を変えて
- 投資無しで5000万円貯めるにはどの程度の年収が必要か
を計算すると、
- 20代:年収 800万円
- 30代:年収1200万円
- 40代:年収1500万円
- 50代:年収1700万円
- 生涯賃金:5.04億円
くらいの収入がいることになります。
結構な高給取りですね…。
というわけで、
- 年利5%程度の無難な投資さえ活用すれば、年収が2000万円にもせまる”高給リーマン”と同等の資産が作れる
という結論となりました。
違った方向から見ると「”年収1000万程度のリーマン”よりは圧倒的に貯蓄できている」とも言えます。
うーむ、投資おそるべし…。
まとめ:投資は人生を大きく左右する
ここまで記事にさせてもらった通り、「投資有無の差」は「生涯で手に入る資産の差」に大きく影響しています。
なお、本記事では、
- 収入の1割を投資(or 貯金)
- 投資のリターンは年利5%
と、わりと控えめな試算をしています。
よって、例えば
- 収入の2割を投資(or 貯金)
とすれば、
- 60歳で1億円の資産(毎年500万円の不当所得)
を手にすることができるようになるわけです。
また「年利5%」についても、インデックス投資を活用すれば「何もせずとも期待できるリターン」と言えるレベルです。
※詳しくは【歴史から学ぶ】株式投資が儲かる理由をご参照ください。
つまり「誰でもちょっと学べば達成できるレベル」というわけです。
「継続は力なり」とよく言いますが、投資についても通用する言葉です。
さらに言えば、「継続的に投資の勉強をする」必要はなく「継続的に投資する(時間をかけずに)」だけで大きな効果となって表れるのが投資のいいところです。
(特にインデックス投資)
これからも、大きな資産を手に入れられるよう”投資を継続”していきましょう。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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