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普通の会社員なのに資産1億以上貯めた人が節約より重視する"あること"、について考察

最終更新日:2021/1/5

 

 筆者(ひょしおんぬ)は、年収のおよそ半分を投資し続けているわけですが、とくに『頑張って節約、投資している』とは思っていません。

無駄な出費をしないよう、”なんとなく”レベルで節約しているだけです。

 

しかし、世の中には同程度の収入があるのにも関わらず「投資なんてやる余裕がない!」と言っている人もおり、その差について考察していきたいと思います。

 

プレジデントオンラインに普通の会社員なのに資産1億以上貯めた人が節約より重視する"あること"という記事があったので、その紹介もしつつ考えていきます。

 

紹介する記事では、以下3点が挙げられていますので、順に見ていきましょう。

 

 

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天引きの習慣を身に付けている

まずは、『天引き習慣』です。

これはもう完全に同意です。

 

これさえやってしまえば、後は小事だとすら思えます。

 

多くの人は

  • 節約して、できたお金で投資する

という考えを持っていますが、これを実現するには『節約する』とう目標を達成するための『強い意思』が必要となります。

よって、強い意思をもっている方であれば良いのですが、そうでない普通の人にとっては厳しい生活が待つことになります。

 

しかし、

  • 天引きで投資して残ったお金で生活する

とすれば、意外と難なく『生活』と『投資』が両立できます。

 

というのも、節約の場合は『お金はあるが、使わないようにする』わけなので、

「ずっと節約してきたし、今日くらいはちょっと贅沢しちゃおうか」

という行動を取ることが可能で、この『一度の贅沢』がきっかけで節約へのモチベーションが下がり、節約生活に終わりを告げるというパターンが多く存在します。

(ダイエット中に、勢いで甘いものを食べてしまい、それをきっかけにダイエットのモチベーションが下がるのと同じですね)

 

しかし、天引きの場合は「今日くらいはちょっと贅沢しようか!」と思ったところで、投資商品を売却しない限り、贅沢するためのお金は存在していないため、大きな抑止力が働くことになります。

 

これが、天引きが重要だと言える理由です。

 

次いて『お金に執着がない』です。

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お金にあまり執着が無い

『お金に執着がない人ほどお金が貯まる』と書くと、非常に違和感がありますが、正確には『お金が減るリスクをとることができる』という意味です。

 

心理学の中でも有名な、プロスペクト理論によると、

  • 『損したくない』という気持ちは『得したい』という気持ちより強い

とされています。

(『10万円得する』ことによる喜びより、『10万円損する』ことによる悲しみの方が大きい)

 

よって「得するかもしれないけど、損する可能性もある投資はしたくない」と考えてしまうのは、ある意味で当然と言うわけです。

 

しかし、投資とはリスクを負うからこそリターンが期待できるわけなので、その感情をコントロールできない限り、大きな資産を作ることはできません。

 

その感情コントロールには、

  • 投資について深く理解すること
  • ”感覚”や”雰囲気”だけで投資に触れないこと

が大切となってきます。

 

というわけで、3つ目が『何でも自分で考えるクセを持っている』になります。

 

何でも自分で考えるクセを持っている

何でも自分で考えるクセを持っている

読み書き算数といった当たり前のスキルは学校で学ぶことができますし、仕事の仕方も職場で強制的に覚えることになります。

しかし、『資産の作り方』に関しては、普通に生活している限り、誰からも教わりません。

 

よって、自ら進んで学んでいかない限り、『投資=ギャンブル』という誤った常識を持つこととなり、結果として『投資を活用した資産形成』ができないということになります。

 

また、投資の特異性として『人気の商品を買ってはいけない』というものがあり、それによって『自分で考えること』の重要さが増しています。

 

車や家電を買うような場合には『人気の商品』を調べて買えば、多くの場合『まぁまぁな商品』を買うことができます。

しかし、投資する際に『人気の商品』を買ってしまっては、失敗する可能性が高くなります。

 

というのも、投資商品は、人気の応じて価格が上昇していくためで、『人気No1の商品』というのは、『もっとも割高な商品』とも言えるわけです。

(常にそう言えるわけではありませんが)

 

この点からも、『自分で考えること』が重要と言えるわけです。

 

完全に個人的意見ですが、

インターネットの発達によって、『自分で考える能力』が落ちている人が多くいるのではないかと思います。

というのも、インターネット上に大量の情報があふれることによって、『自分にとって都合のよい情報』『頭に負荷の掛からない簡単な情報』だけに触れることが容易となったただけでなく、スマホが手元にあることによって『情報をインプットする時間』が大きくなったことが原因だと考えています。

 

つまり、『簡単な情報』を『考察する時間なく』ひたすら見ているわけなので、とうぜん『自分で考える能力』は落ちていきます。

 

実際に、Yohoo!ニュースの記事などを見ていると、「で?」とか「結論は?」と言ったコメントを見かけます。

それは読者が考えればいいことであるのにも関わらず、結論まで筆者に求めています。

 

そんなんだから『年金がやばい』とか『FXが儲かる』といった、マスコミが冗談半分で面白おかしく報道した『間違った情報』に踊らされるわけです。

 

と、少しばかし話がそれていきましたが、こういった時代だからこそ、自分で考える力が大切だと言えそうです。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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