先日掲載したふるさと納税の記事では真意がうまく表せていなかったようなので、補足します。
ふるさと納税の返礼品に注目すると、
- 2000円支払うことで、寄付金の(最大)30%の返礼品を受け取ることができる
という制度で、
- 7万円分の寄付をするのであれば、2,000円支払って21,000円(分の返礼品)を受け取る
となります。
その手に入れた21,000円を
「臨時収入を手に入れたぜ!普段は買えない高級品を食べよう!」
と思うか
「どんな手段で手に入ったものであってもお金はお金だ。労働収入と同じように堅実に使おう」
と思うかが、『セミリタイアのような普通ではない生き方』を選ぶ人にとっては重要なポイントであることは間違いないでしょう。
そこで私は、無洗米ばかりを選んでふるさと納税をしているわけです。
かといって、「ふるさと納税で高級品を求めるのは間違っている!」と言っているわけではありません。
ふるさと納税には『かなり強力な節約ツール』としての役割を持たせることもできますが、
そうではなく『普段は手を出せないレベルの嗜好品を楽しむためのツール』として利用することもでき、それによって大きな喜び、楽しみを得ることもできます。
ふるさと納税の使い方は違えど、
- 『節約をして、お金を貯めて、投資をする』のは、(将来の)楽しみを得るため
- 『節約をせず、お金を使い、いまを生きる』のも、(いまの)楽しみを得るため
と『楽しみを得るため』という目的は変わりません。
投資ルートを選択すれば、『お金が複利をかけて大きくなる』ことが期待できるものの、
- 体力、気力の落ちた老後に大金を手に入れたところで、若い頃にように楽しむことはできない
という懸念があります。
このあたりは、通常の投資と同じことで、
- 投資を優先して支出を抑えるということは、『いまを楽しむこと』を諦める
ことでもあるわけなので、
- どこまでを、いまの楽しみにのために使うのか
- どこからは、将来の楽しみのために残しておくのか
のバランスが重要なんだと思います。
よって、
- ふるさと納税の使い道や
- 収入のどの程度を支出に回すか
- それどころか、投資をするかどうか
に正解はなく、
- 自分にとって最もバランスのとれたお金の使い方を、自分自身で考えるしかない
のだと、つくづく思うの今日この頃でした。
ここら辺が
『「投資をすればお金が増える」と知ってしまった個人投資家の最大の悩み』
なのではないかと、私は思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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