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【お金の教育】子供に貯金だけさせるのは無責任【投資のすすめ】

最終更新日:2020/4/9

 

投資によって最も利益を得られる可能性の高い人間は”赤ん坊”です。

 

投資は長い期間をかければかける程、安定して大きな利益が得られる可能性が高くなります。

 

よって、投資開始時期が早ければ早い程資産形成に有利ですが、若者や子供の多くは投資に対する正しい知識を持っておらず、投資を開始できません。

 

そして、労働によってある程度の貯金が貯まった後に投資を開始したはいいものの、正しい知識を持っていないが為に、投資に失敗して数百万円の損失を出す。ということが往々にしてあります。

 

本記事では、自分の子供へのお金の教育をテーマに考察し「どのようにお金との付き合い方を学ばせるのか」という具体的な方法も説明していきたいと思います。

 

【お金の教育】子供に貯金だけさせるのは無責任【投資のすすめ】

【お金の教育】子供に貯金だけさせるのは無責任ではないか

上では「若者や子供は投資に対する知識がない」と書きましたが、現在の高齢者達も同じく投資に対する知識が少ない方が多くいるように感じます。

 

「投資=悪(ずるい。危ない。ギャンブル。)」などなど、誤ったイメージを持っており、そうイメージしている持つ親を持つ子供は、(自ら投資について勉強するまでは)投資に対して同様のイメージを持ってしまいがちです。

 

しかし、今の時代はインターネットにより、投資に関する情報が多く展開されており、

  • 国から(積立)NISA活用の提案
  • 年金2000万円問題が浮上
  • 新型コロナウィルスによる株価暴落が話題に

 といった形で、「投資ネタ」に触れる機会が増しているため、そこから興味を持って自ら進んで勉強をすれば、正しい投資の知識を得られます。

 

よって、最も投資に対する知識を持っているのは20代〜30代くらいの「情報収集する力があり、新しい考え方を柔軟に取り入れられる世代」だと思います。

 

しかし、冒頭でも書いた通り「投資期間が長ければ長い程安定した利益が得られる」ため、 「子供の頃からお金について学ばせる」ことが重要です。

 

子供への「お金の教育」についての考え方

よって、自分の子供には極力早く投資について理解してもらいたいと考えるのが、親として当たり前のことです。

 

既に投資をしている親であっても「子供に投資の話をするのはまだ早い!」と思う方もいるかもしれませんが、それは「投資=悪(ずるい。危ない。ギャンブル。)」という意識がまだ抜けきっていないだけではないでしょうか?

(会社で年配の上司に「投資してるんです」というと怪訝な表情されたりする世の中ですから、致し方ない面もありますが…)

 

 そういった方は、自分が親からされたように「将来のために貯金しておきなさい」とだけ言うのでしょうか。

 

銀行貯金にまとも利息が付いていた時代ならまだしも、

  • 利息がほぼ付かない
  • 微インフレでお金の価値が減少しつつある

という、今の時代に「貯金しておきなさい」という教育は、いささか無責任ではないかと考えられます。

(大きく利息の付いた30年前なら「貯金しておきなさい」はそれ程的外れな教育ではなかったかもしれませんが)

 

というわけで、次章からは具体的な「教育時期」「教育内容」について解説していきます。

 

子供には、いつから・どんなお金の教育を始めるべきか

小学生くらいになればお金の価値は理解できているようです。

よって、その頃からお小遣いを元手にお金の管理を自分でさせ、投資によるメリット・デメリットも理解させておくべきです。

  

「お金の教育」でのポイントは、

  • 貯金は「リスクは少ないけど、増えないよ」
  • 投資は「リスクはあるけど、増える可能性があるよ」

「教える」のではなく「体感させる」ことが最も重要なポイントです。

 

子供にお金の運用(投資)を体験&体感(勉強)させる

小学生の平均小遣いは月に約1000円だそうです。

 

1000円あれば、現実世界での投資(投資信託など)が可能です。

よって、親名義の証券口座を通じて「実際に投資をしながら」投資の教育をすることが可能で、それがベストです。

 

ひょしおんぬが計画している「お金の教育」の具体的な内容としては、

  • 小遣いの1割は”強制的”に投資させる
  • 残り9割は「投資する」か「現金のままにする」か自分で選ばせる

の2点で、前者が非常に重要です。

 

多くの日本人が投資していないのと同様に「投資したら、増えるかもしれないし減るかもしれない」と聞くと、「投資をやらない」という選択をしてしまう可能性があります。

 

まずは強制的に投資を体感(勉強)させる

よって、子供の頃は「投資による資産の増減の体感」を強制的にさせる必要があります。

 

まだ幼い頃の「投資先の指南」は保護者がするべきだと思いますが、ある程度の投資経験を積んだ後(中学生頃)に、自ら投資先を選ぶように仕向けていきましょう。

この際も「投資をする」ということは強制的にしておきましょう。

 

ただし、バイト等によって自分でお金を稼ぐようになってからは、投資を強制するのではなく、子供の意志に任せましょう。

 

バイトができる年齢になる頃には、10年ほど(7歳-16歳)の投資経験を得ていることとなりますので、その上で「投資は自分に合わないから辞めておく」と判断するのであれば、それを尊重しましょう。

 

しっかりとリスク分散をした投資を10年間継続すれば高確率で利益が出ていますし、ある程度の暴落にも出会っていることが期待できます。

 

その経験を持って「引き続き投資するかどうか」は子供の判断にゆだねましょう。

 

まとめ:子供にこそお金の教育(投資)を勧める

「子供のころからの投資させること」をお勧めしてきましたが、ひたすら投資すればいいわけではありません。

 

若い頃から投資をすれば、投資に回したお金が若い頃には使えない事になります。

「若い頃のお金の価値」は「年老いてからお金の価値」よりも高いと言えます。

 

自分への投資(海外留学やセミナーへの参加など)は若いうちにやるべきことですし、同じ工程の旅行をするにしても、若い人の方がより楽しめるでしょう。

 

よって、投資は、

「自分のやりたいことを実現する為の、お金を増やす手段の一つ 」

であることをしっかりと理解させておきましょう。

 

当然ですが、投資(お金の教育)の目的は「お金(お小遣い)を増やすこと」ではありません。

 

「○○をしたい!」という目的を達成するために、投資という手段を活用しているだけに過ぎません。

 

「お金が増えるのを見て楽しむだけの投資家」に成長させないよう、しっかりと目的をもって教育しましょう。

 

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