うつ対策、ストレス解消として「運動」を勧められるケースがよく見受けられますが、常にそれが正解とは限りません。
実際に体を動かすと、日常生活で出会った嫌な出来事を忘れらてスッキリしますし、体力強化によって肉体疲労からくるストレス対策にもつながります。
実際に、ひょしおんぬもアーリーリタイア後に向けて、ストレス解消・体力強化を目的とした筋トレを実施しています。
よろしければ以下記事もご参照ください。
<目次>
【体験談】うつからの回復(運動が対策にならない時もある)
しかし、ストレス対策として「とにかく運動する」では状況を悪化させる恐れがあります。
これはひょしおんぬが過去に仕事が原因でメンタルがやられた際の経験です。
本当にひどく落ち込んでいる際は、運動する気どころか何も手が付かない状態なので、強制的に休みを取る状態となってしまいます。
しかし、ある程度回復してきた際に「運動した方がいいかな?」という思考が浮かんできました。
その際に筋トレを(気持ち控えめに)実施したところ、筋トレ最中や筋トレ直後は「スッキリした!」とポジティブな感情が思考の多くを占めていましたが、数時間経過後からどんどんネガティブな感情が沸いて、全身に脱力感が襲ってきました。
恐らく時間が経過するにつれて「筋トレによる高揚感」が消え「疲労感」だけが残った状態となり、回復しきっていないメンタルに肉体的疲労が襲い掛かったためだと考えています。
この時は本当に「もうダメだ。全て終わった。取り返しがつかない…」と考えてしまうくらい最悪の気分でした。
それだけでなく翌日も「普段であれば心地良さと充実感を演出してくれる筋肉痛」が苦痛で仕方なく感じました。
ちなみに、同様の経験をその数日後にもう一度しました・・・。
2回目の時は「もう大丈夫だろ!」と思ってやってみたもののダメだった・・・。
運動は日々の習慣にしよう
というわけで、基本的に運動はストレス解消に役立ちますが、メンタルの最悪期には追加で精神的ダメージを与えることもあります。
運動は「ストレスを受けてから始める」のではなく日々の習慣として取り組み、ストレスの予防に期待して行うのが良いでしょう。
それはストレス対策だけでなく、健康にとっても良い行為となります。
メンタルの最悪期には「休養する」ことに徹底し、ある程度回復してきたら軽めの運動から始めていきましょう。
休養していても不安な感情が押し寄せてきて落ち着かない方に
とはいえ「休め」と言われても、メンタルの最悪期は精神的に休まらない状態が続きます。
何もしていないくても、マイナスのイメージはどんどん浮かんできますし、映画でも見ようと思っても全く集中できません。
ひょしおんぬも最悪期に「瞑想(マインドフルネス)」「読書」「映画鑑賞」「散歩」「掃除」「運動」などなど色々とチャレンジしてみましたが、どれにも集中できず、効果は得られませんでした。
そういった経験から同様の状態の方にできるアドバイスはこれだけです。
「回復を早めるのは諦めよう。時間が治療してくれる。」
ある程度の時が立ちメンタル回復してきたら、自分のやりたいことを始めましょう。
その時に多少でも楽しむことができれば回復してきた証拠です。
それまでは辛い時間を過ごすことになりますが、必ず回復しますので過剰な心配をしないようにしてください。
辛い時にはとにかく休む。
これが鉄則です。
まともに眠れない場合は
ただし、夜まともに眠れない状態であれば、睡眠薬を服用してでも睡眠時間を確保することをお勧めします。
脳内に溜まっている老廃物は睡眠時にのみ除去されるため、睡眠がまともに取れないと脳の疲労は溜まっていく一方で、メンタルにとっても最悪の状況を引き起こします。
そしてこの老廃物の除去は眠りが深くないと効果が低いことから、昼寝等での除去には大きく期待できません。
よって、ストレス等によって睡眠に問題が起きているようであれば、早めに心療内科で診てもらい、必要に応じて睡眠薬を活用しましょう。
おまけ:ほとんどタイトルと関係ありませんが
ちなみに「ストレスたまり気味」程度の時に、筋トレをするのはポジティブ効果(ストレス解消)が大きく表れますが、「体調がやられ気味」の時に筋トレすると体調が悪化する公算が高いです。
当たり前ですが。
しかし稀に「風邪気味」の時に筋トレをすると風邪が治るコトがありますので、興味がある方は是非お試しください。
※効果には個人差があります。
※ひょしおんぬは悪化と治癒が半々くらいです。
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平凡なサラリーマンがセミリタイアを実現する方法をまとめてあります。
その気にさえなれば誰にでもセミリタイアできることが理解頂けるはずです。
それではまた。